ふしぎなかさ 作:さよ・いずみ
私は、さとこちゃんのお誕生日プレゼントを買いに行くためにお店屋さんへ向かった。
<車>
車がすごい勢いで走っている道路を渡るのは初めてで、ドキドキしながら歩いて行った。
<傘>
傘が落ちていた。
傘がポトポトと何本も落ちているので、私はそれを1本1本拾いながら歩いていくと、一軒のお店屋さんがあった。
おじいさんが傘を作っていた。
とてもステキな傘を作っていた。
「その傘、おじいさんが全部作ったのですか?」
と私はワクワクしながらきいた。
するとおじいさんが
「おまえさんには、この傘が見えるのかい。」
といった。
私はきょとんとしたが、あまりにステキ傘なので、
『そうだ!さとこちゃんへのお誕生日プレゼント、この傘がいい!』
と思い、お財布の中の500円をおじいさんに見せた。
「500円で作れる傘を、1本ください!」
するとおじいさんは、ニコニコしながらとても小さな傘を作ってくれた。
私はとても幸せな気持ちでお店をでると、いきなり雨がザーザー降ってきた。
私はさっき買ったさとこちゃんへのプレゼントの小さな傘を差してみた。
すると、その傘を開いた途端、空いっぱいに傘が広がって、あっという間に晴れてしまった。
「わー!すごい!!なんてステキなの!!!」
と私は大きな声で叫びながらクルクルまわった。
ふと後ろをみると、
さっきまであったはずのおじいさんのお店はなくなっていた・・・。
私はなんだかホワホワした楽しい気持ちでこう言った。
「傘はなくなっちゃったし、もうプレゼントを買うお金はない。」
「そうだ!このふしぎなお話をさとこちゃんへプレゼントしよう!!」
おしまい
2013年7月20日(土)
まねきねこ☆劇団体験会
ゲーム名:スピットファイヤー
タイトル:誕生日プレゼントを買いに行く
お話をする人:さよ
話している人に<単語>を投げかける人:いずみ



