まねきねこ☆さよです
2009年1月18日(日)、安城市文化センター大会議室にて、第2回『心のバリアフリー・シンポジウムin安城』を開催しました。
他のブログにもUPしましたが、多くの方に知ってもらいたいな、と思い、こちらにも載せることにしました!!
ちょっと長いけど、読んでくれたら嬉しいです
私たち「まねきねこ」は、インプロを使っていろんな表現をしたいと考えています。
インプロを使って「お芝居」をしたり、
インプロを使って「コミュニケーションUPワーク」をしたり、
インプロを使って「青少年の育成(こどもゆめインプロ」をしたりしています。
このバリアフリーやユニバーサルサービスの事業もその一環です。
インプロを使って、私たちまねきねこだからできることを、いろいろ行っています。
今回の事業は、昨年に引き続き、愛知県から受託した第2回のバリアフリー・シンポジウムです。
ターゲットを小・中・高校にしぼり、学校でチラシやポスターを生徒さん一人一枚ずつ配っていただきました。
昨年は、障がいをもっている先生の講義をきき、グループごとに話し合いをし、最後に2ドットという絵を描くインプロをしましたが、今年は、先生に教えてもらうのではなく『自分のこたえ』を見つけて帰ってほしい、という思いがあり、先生はいない形をとりました。
嬉しかったのが、夏休みこどもゆめインプロの参加者も、今回きてくれましたありがと~
インプロワークショップのおやくそくを、彼女たちに発表してもらいました。
ちゃーんと、みんな覚えてるね!!すばらしい
他にも、一般参加の小学生から高校生のみなさま、さくら学園のみなさま、サークル*くるくるのみなさまが来て下さいました。
本当にありがとうございました
それでは、当日の様子です
まねきねこ代表 仲野雄一がファシリテーターとして入り、みなさまと一緒にインプロのワークショップを3時間行いました。
このインプロワークショップには、やくそくがあります。
■ 相手の意見を否定しない
■ 試してみよう
■ 失敗していいよ
■ がんばらない
■ 疲れたら休もう
まずは、自分に名前をつけました。
フルネームにはいろいろな肩書きや日常がつきまとい、自由に考えることが難しいからです。
そして、『ヤドカリゲーム』しました。
これは、1人がヤドカリ、2人が手でヤド(貝の部分)を作り、3人でヤドカリになります。
1人がオニになり、『ヤドカリ』と言ったらヤドカリが、『ヤド』と言ったらヤドが、『大津波』と言ったら全員が移動して、新しいヤドカリを作ります。
今回は小さいこどもから大人、車いすの方々、40名近くで大会議室を走り回りました。
いろいろな人ですると、自然と新しいルールができたりします。
この日は、普段は動かない『ヤド』が、ヤドを作ったまま『ヤドカリ』の方へ走っていくのもOKになりました。
みんなが楽しめるように自然と変化していくのは、必然なのだと感じました。
そのあと『じゃんけん汽車ポッポ』(くるくるさんに教えていただいたゲーム)をしました。
じゃんけんをして、負けた人が勝った人の後ろに繋がっていくという単純なゲーム。
これがなかなか楽しい☆
自分の列の先頭が勝ったり負けたりに一喜一憂!チーム意識がいつのまにか芽生えちゃうのです♪
その列がひとつになったら『今、目に見えるものしりとり』をしました。
部屋にあったり、窓から見えるものに限られるので、これがなかなか見つからない。
でも、みんなが自分のお題のように考えちゃうので、助けてもらったり、助けたり!
他には、相手のプロフィールを自分の自己紹介のようにみんなに話す『他己紹介』、自分に当てはまることを言って仲間を探す『カテゴリーゲーム』、2人1組で目を閉じた人をてのひらを合わせて歩く『ブラインドウォーク』等をしました。
インプロでしている『ブラインドウォーク』と、視覚障がいの方を案内するゲームが似ていたこともあり、今回は相手の気持ち(不安など)を感じて歩くというよりは、言葉で誘導するという形になりました。
まずは第1段階で、今回はこれでよかったかな。
次回はもっと『相手の気持ちを感じる』 ことに挑戦していけたらいいなと思います!!
今回はケーブルテレビキャッチさんが取材に来て下さいました。ありがとうございました★
カメラが迫ってきたりで、みなさん少し緊張したかもしれません。
今度は、取材の方や、愛知県からの視察の方も一緒にインプロできたらいいな。
そしたら、部屋の中の空気がもっともっと安心できる場になり、いろんな効果が増していくと思います。
なんて・・・ちょっと無茶かな
今回とてもうれしかったのは、『生の声』が飛び交っていたことです。
生まれつき障がいをもっているかたも、途中で障がいをもった方も、障がいをもっていることがわかりにくい方も、今は健康でもいつかは年をとり何かしらの障がいをもつであろう方たちも、一緒になって遊び、笑い、共感し、思った事を話し合えたことで、みんなそれぞれの『きづき』があったと思います。
みんな、楽しいことも、悩んでいることも、嬉しいことも、悲しいことも、辛いことも、ムカつくことも、幸せなことも、きっと同じようにあるのだと感じました。
私の今回の『自分のこたえ』を発表します
障がいを持っている方とどう接するのか、ということをメインで考えるのではない。
自分ではない誰かとどう接するのか、どのようにコミュニケーションをとるのか、が大切なのだと思います。
まず、はじめに何と声をかけたらいいのか、くるくるさんに教えてもらいました。
『こんにちは』 とあいさつをしてください。
これは、毎日自分が生きている日常の中で、基本の中の基本だけどなかなかできないこと。
だけど、とても大切なこと。
私は、自分から挨拶することを心がけます。
その 『こんにちは』 が、バリアをフリーにする大きなカギになると思います。
インプロが大切にしている考え方、
『相手のアイデアを受け入れ、自分のアイデアを足す。相手と自分の違いを認め、それを楽しむ』
そんな世界になったら、きっと毎日が明るく幸せなものになるんじゃないかな。
もし、インプロやバリアフリーに興味を持って下さった方がいたら、ぜひぜひご連絡ください。
わたしたち「まねきねこ」は、これからもずっと続けていこうと思っています。
長文でしたが、読んで頂きまことにありがとうございました
これからも、いろいろな活動が目白押し!!
身体にきをつけて、タノシミマース
みなさまも、お身体に気を付けて☆
まねきねこ☆に会いに来てくれるとうれしいな
最後に、よんさん、ユカちゃん、スタッフお疲れ様でした
めちゃめちゃ助かったよー、ありがとー
これらかも、すえながーくヨロシクしたいぞい
お願いいたしますです