
プレイガイド系の抽選が複数当り、3回の観覧が実現しました。
エリザみたいなプラチナチケで抽選当たるとか、何がどうした!!?
2022/10/16 マチネ

2022/10/23 ソワレ

2022/11/12 マチネ

一番つかまえたかったのは上山ルキーニだったので、そこが固定なのは致し方なし。
後はいい感じでばらけてくれたと思います。
以下、つれづれなるままに。
はらしんパパ。
国内ではトップクラスの推し俳優様。
過去作品でも何度もハマってきましたが、マックスパパ、まぢ良き
パパでいる時は常に娘を気にかけていて、セリフなんかなくても視線や気配が雄弁で、まったくもって目が離せませんでした。
娘の結婚式は真骨頂ですよね。vsゾフィも楽しいですが(まよ様ゾフィだと特にバチバチやりあってた気が)それ以外のシーンでの娘ロックオン状態に私までロックオン。そして泣く。男親の想いにも泣けるけど、芝居の上手さにも嬉しくて泣く。好きな俳優氏が良い芝居してると泣けてくるよね!!
はらしんパパはビジュアル的にもド直球ストレートで、見ながら「すき……!!」しか出てこなかったです
もちろん、アンサンブルでのご参加も見てましたよ。相変わらずよく動いていらっしゃる~
カフェでのお召し物とか、コンブ思い出したし(>レミ)お席でツレとあれこれ話している姿はテナイン思い出した(>レミ)ミルクは歌い上げて扇動してるのが元アンジョの上山氏なので、ちょっと血沸き肉踊ってしまったよね!! ミルクは名曲……
はらしん氏の芝居心が大好きだっっっっ!!と再確認しました。また「見たい!」と思える作品に出てくださいますように。(推しが出てるものは全部見るというスタンスとは距離を置いておりまする……)
トートダンサー。
過去にもハマったことがあるんですけど(全員識別できてフォーメーションも大体把握してたw)、今年もハマりかけました、あぶなかった
今年は妙に彼らが魅力的に見えたんですけど、どうしてなのでしょう?? 何か変わった?? とりあえず、タトゥ風味衣装は昔みたいに浮いて見えなくて、素敵に見えたなぁ。
あと、ルドを追いつめる際とか、シシィの最期あたり、結構表情出てたの良かった。「死、オイシイ(●▽●)」みたいな貪欲さというか。以前はどうだったかしらね??
公式グッズが出てたので、記念に思わず買っちゃいましたよ!

上山ルキーニ。
キャスト発表されたときに「ぜったい見る!!」って心に誓った(そしてチケ抽選念入りに突っ込んだら当たった)
クズ役やらせると右に出るものはいないお方なので、ルキーニ!いいじゃん!と思ったんだが……
……ルキーニって、他の役と絡まないのな、そういえば
それが、なんかもう、もったいないというかなんというか……。上山氏も芝居心溢れるお方だと思っていて、アンジョ(レミ)とか大好きだったし、エベール(MA)とか上手くて唸ったし、そういうのはやっぱり相手のお役あっての味の出方みたいなところもあると思うし(かいほーマリ、りおオルレアン、サンキュー)でも、ストーリーテラー的なルキーニは、相手が!いねぇ!くそぅ!
なので、ミルクをひたすら楽しみにしていました。やはり扇動する系のお役はお得意か。
過去に、トートとルキーニの関係性をちゃんと見てみようと思ったことがあったのですが、今回そこまで深堀りできませんでした。あまり描かれてないのかな。ウィーン現地版なんかは「お?」と思うポイントがあったようななかったような……(ノリをすっかり忘れちゃってて無念)
上山氏も、また良き作品で再会できますように。エンジニア(サイゴン)やりなよ。
ゾフィ(&ルドヴィカ)
上手い具合にお三方拝見できました。
以前より、たーたんさんの演じるお役は心に染みることが多くて(M!の星金聴いて、ただただ涙が溢れたという経験アリ)ゾフィは久々に拝見しましたが、やっぱり染みた~~
ゾフィという人物が、質感をもってスッと入ってくる~~。
彼女、長女なんじゃないかな、と思いました(史実では違うけど) 私がしっかりしなきゃ、と、背筋を伸ばして生きてきた人。結果的にパワハラ姑になってしまってるけど、そうなった背景を想像できる。
子供時代は明るい妹に「ねえちゃん、難しく考えすぎだってー!」って背中ばんばん叩かれてそうだし、あの世でも「うちのムスメがごっめんねー!」って、やっぱり背中ばんばん叩かれてそう。ゾフィはそんなあけっぴろげな妹が好きで、羨ましくて、でもどこか憎くて。妹の方はそこまで深く姉ちゃんのこと考えてないのに、ねえちゃんの人生や大事なものをぶちこわすトリックスターなんだなぁ……と、中の人の二役を見て思ったりした。>ルドヴィカの娘が大事な息子を奪い、マダムヴォルフのコレクションをきっかけに大事な息子が離反し。
……みたいなことをつらつらつらつら想像させてくれるたーたんゾフィ、周波数合うわ……心地よい……いや、ご本人の解釈と一致しているかは分かりませんけど、でも勝手に受け止められるんだ……
まよ様ゾフィは、コミカル方面に振ってますか?
いや、絶妙に、これ、アリだなぁwww とほくほくしながら眺めてました。匙加減が素晴らしい。うっかりするとやりすぎ臭漂ってしまうキャラの出し方なのに、なるほどそうきたか!と頷けるラインをきちんと守って、クスっとさせてくれたり、だからこそ最期が切なかったり。さすが、お見事。
終演後にロビーで「ゾフィはみんなタイプ違うよね~」って話してる方がいて、それな!!と頷きました。
シシィ&トート&ルドルフ。
メインどころをまとめて語ろうという暴挙。
というより、今回あまりメインどころを追っていなかったので、比較的遠目で眺めていて感じたことなのですが。
なんか……トートって、何???と今更思ってしまいました。
人間たちが必死に生きている中、一人で愛を叫んでて、この人(人じゃない)何をはしゃいでるんだろう……と、その存在に違和感を覚えたというか、なんというか。
「死」に人格がある不思議というか。
そりゃ「黄泉の帝王トート閣下」と、完全に人格あることにされちゃってるから、「綺麗でミステリアスなヒト型のナニかが人間の女性に恋をしてしまいました」とファンタジーでとらえればそれでいいのかもしれないけど……それでいいんでしたっけ、この作品??? ウィーン版とか他国版とか、どんなだったっけ?? ほんとに見事に忘れてる
これまた相当昔に「トートはシシィの『死』のイメージ、シシィの内面」みたいな解釈を、シシィ役者のどなたかが語ってたのを読んだ覚えがあり、それ以来、うすらぼんやりと、この説を念頭に見ておりまして。「出てって」とか「まだあなたとは踊らない」とか、彼女が死を拒絶したり、彼女から何かアクションが起きるときは、確かに「死の概念」でピンとくるんですよね。でも、トートの方から積極的にグイグイこられると、やっぱりそちら側にも人格あるし、「概念」という「設定」が揺らいでしまって、それがどうにも気持ち悪い。今年は特にそう感じました。なんでだろう……。
ラストシーンも、シシィは「はーーーー生き切ったわ、オッケイ、もう逝く!」って死を受け入れてて、まさに「死との口付け」に見えるんだけど(あんまりトート見てないというか、そこに愛は無いように思える)、トートの方は「手に入れたぜ~」みたいにドヤってる。
……そうだわ、そのズレが、トートを滑稽に見せるんだわ。(感想書きながら気づくやつ)
シシィにとっては「死の概念」なのに、「黄泉の帝王トート閣下」が人格保有して愛だの恋だの俺のものだの言ってるから、ナニこの人、おかしいーーwwって滑稽に思えてしまうんだ。
ルキーニが何をどう受信して「死の愛!」と言うのかも分からん……。
エリザベートって作品、本質的なところは実は未だによく分かってないです
ちなみに、「死の愛」というより、「死のバグ」と思うようにしたら、個人的には少しすっきりしました。
ルキ「偉大なるバグが発生したのだ」
トート閣下「愛!!」
トートダンサー「やめてーー!!」←愛を表現した踊りとか知らない
で、対シシィではバグりまくりの「死」だけど、かなり正確に本来の仕事をしたのが、対ルドルフなんじゃないかと思いました。
ルドが呼べば現れる。
闇広や、その後に焚きつけていくシーンも、トートと掛け合っているようで、全部ルドの内面での自問自答として解釈できるんですよね。あぁ、これは確かに、ルドの内面なんだなぁ、と頷けました。
トートダンサーも本来のお仕事楽しかったのかなぁ、「死、おいしい(●▽●)」「おしごと、たのしい(●▽●)」って、生き生きしてたもんなぁ(生き生きとは)
なお、立石ルドがなかなか好みの系譜のルドでした。ゆーたルド→京本ルドの流れを汲んでいるタイプ(私見) 繊細そうで、かわいそう系のルド。見てると苦しくなるような。
なので、ゆーたトートとの闇広は感慨深かったです。そうそう、これこれー!
フランツ。
まりおフランツ見るの初めてかな、どうだったかな。冒頭、「え、今日のルド誰、すごい動くな!?」と思ったら「我が妻エリザベート」とか歌い出したのでびっくりしたww フランツだったかwww
まりお氏は百面相というか、なんかよく動くんですね、ジャック・ザ・リッパー思い出したぞ。
思い出したので、ゾフィとフランツ親子のこと。
エリザの鑑賞ポイントとして、
シシィ「幼い子を鞭で打つの」
フランツ「しきたりだ」
ここっ! ここをどうフランツ役者が言うのか、いつも目を光らせておりますw
しきたりなんだから、フランツも同じことされてたんですよね!? つらい記憶ですよ!? どう言う!?
……目を光らせてる割には、特に覚えてないんですけど。
ここを気にするようになったの、確か、ぜんちゃんフランツの時からだった気がする。すごく陰のある表情をしてて、そのときに気が付いたんですよね、同じことされてたんだ、って。
今回同じようなことを、たーたんゾフィでも感じたのでした。この人もハプスブルクに嫁いできて、しきたりを叩きこまれた側なんだよね……と。
なんかねぇ、そういうの想像させてくれる芝居が嬉しいんですよ!!
言及ポイントはこんなもんですかね??
今回「トートとは?」って疑問に思ってしまったので、イケコ演出以外のエリザが見たくなりました。
なお、ものっっっっすごく久し振りに帝劇の1階A席座りましたが、めちゃくちゃ見やすくなっててびっくりしました! 前の人の頭で舞台ぜんぜん見えない印象が強くて、ずっと避けてきてたんだけど、あれだけ見えるならいいなぁ。……建て替えに入っちゃうけどね。