日本では未見。
なんなら映画もずっと見たことなくて、去年だか一昨年だかに地上波放映していたのを途中から視聴して、水の上を走る電車のシーンの美しさに引き込まれました。今年も正月に放映してたけど、それも途中から視聴。ハクがおにぎりあげてるシーンあたりから見たんだったかな。
日本で上演していたときは、そもそも映画も知らなかったので興味も無く。上海公演やってた頃に、あぁ、海外で見てみるのは面白そうだな……と思い、そしてこたびの韓国公演。
韓ミュを見るたびに「"ふつうに上手い"のが最低限のベース」という世界線に感嘆してるわけですが、そんなところで上演する日本の作品を見て、自分はどう感じるんだろう、異国で母国語の公演を見る特異性をちょっと体感してみたい……そう思って、観覧を決めました。
チケットは……売れてるけど、お席選ばなければまだまだあるな……と放置(約一ケ月前) 今回も直前まで旅自体のキャンセルの可能性濃厚だったので、行けそうだと判断できた出発3日前くらいに残席見たら……完売してるな!!!!![]()
えぇ……あんなデカイ劇場で、売り切れとか珍しい韓国で完売とかスゴイじゃん!
いや、チケ!なんとか掴まないと!
こういうとき、韓国の舞台系はキャンセルシステムが確立してるので、ねばってねばって、ことあるごとにリロードを繰り返していると、キャンセル席がポツッと出ることがあります。
芸術の殿堂のオペラハウス、確か5階席は視界最悪だったはずなので、4階席を狙いたい。チケ代高めの設定なので、それ以上良いお席はむしろいらないです。
出発前日の夜に希望のお席が落ちてきましたー!取れたー!!![]()
殿堂行くの、いつ以来だろう。
ロビーは、すっっっごい人です。さすが完売公演。お隣でファンレターもやってるから、もう、どこがどこやら……殿堂の劇場の並び、トリッキーすぎる……それなりに時間に余裕があってよかったー![]()
なお、4階席、視界良好だし以外と舞台が近かったです。昨日のRENTの2階席よりむしろ近い印象ある!

キャスケはこんな感じ。
個人的に特筆すべきは、釜爺です! さとしさんも見てみたかったけど、アンダーの萬谷さん回に当たりました! まんちゃん、レミゼのアンサンブル時代にさんざん見てきたお方です。私がレミにハマって、一番愛着もって見ていたシーズンにプルヴェールやってらっしゃってました。あの頃のアンサンブルさんたちには勝手ながら同期のような感覚を抱いてます。
そんなお方をこんなところで拝見できるとは嬉しい限りです![]()
で、見た。
チームジャパンとしては、大成功だな!と思いました。
カテコはスタオベ&ひゅーひゅーの嵐で、日本人として誇らしい気持ちになっちゃって、ちょっと泣けました。
……スタオベ、今の韓国だと完全にデフォルトのお作法だけど。観客、マグルだけど。
これ、壮大なる2.5作品だと捉えればいいのでしょうか。
映画版との差異を感じないんですよね。
輸出をするなら、それはものすごく大事な要素になると思います。元の映画を知っていれば、日本語分からなくても(字幕あるけど)楽しめる。あの世界が舞台上で再現されている!ブラボー!映画と一緒だー!
そして、描かれているのは、ガチ日本ではないけれど、ファンタジー日本の建物と、神々と、衣装。めっちゃキャッチー。これは外国人大好物。
そして、これは……個人的には一番 う
思ったところなんですが……しゃべり方や声質まで、映画に寄せてますか……?
冒頭、千尋のしゃべり方が平板すぎて、単純に「下手」に聞こえて、えっっ、これで輸出してるとかどゆこと!?と思ったんですが、これ、映画に倣ってるのか。映画でもあの娘、そういうしゃべり方だったよね。
これは、他のキャラもみんなそう。一人残らず、みんっな、映画のコピー(に聞こえる)
日本の創作物の最強コンテンツであるジブリ作品を、日本で進化した2.5的な手法で舞台化して、海外に持って行く。
チームジャパンとしては、大成功。
でも、一介の舞台好きとしては……複雑だったなぁ……
すごい良くできてたけど、カテコで泣けたけど。でも……複雑。
キャストの方々は「そのキャラであること」が大前提なので、良いとか悪いとか、そういうひっかかりを感じない。突出したものより、まとまり大事。←そんなところも日本のお家芸。
だからむしろ、顔出しせずに働いてる方々が気になる!
一番「すごくね!!?」と思ったのは、カオナシ。
身体能力高くて動きが人外。顔はカオナシのお面だけど、ほんのちょっとした角度や動きで表情あるように見えるのがスゴイ。水の中をスイーーッてついてくるところ、笑いとっちゃってたけど、いやいやいやいや、すごいところだから!w
ハク竜の動きもすごかったねぇぇ!! 表情あったねぇぇ!!
操演担当の方々はアンサンブルと呼んでよいの??? 竜に限らず、操演全般、すごい働きだと思うの! 顔出しせずに演じてる彼らこそがこの作品を支えてると思うの!ブラボー!
そして、この作品、そういうノンバーバルなキャラが多いのも輸出向き。よくぞこれを輸出作品として選定&創ったなぁ。
言葉が分からなくても楽しめる要素というのは、異国のものを見るときは本当にありがたいです。それはもう、身を持って分かります。
今回はススワタリや、カエルや(そこ?)、「頭」が笑い取ってましたね。いや、「頭」ずるすぎるwwwww 出オチwwwwwwww
言語不要な要素に反応する客席を見て、わかるーーーわかるーーーー、ほんっとにありがたいんだよねーーーー!!!と頷きまくりました![]()
あと、釜爺の「愛じゃよ、愛、『サラン
』」もドッカン
ご当地セリフ、ウケるよねーーーー!!!!わかるーーーーー!!(ドッカンもらえてよかったね、まんちゃんー!)
ああいうところに反応してしまうの、世界共通なんだと知って安心しました。
その他、凝った演出多いなー、と感じました。舞台転換とか。巨大化する湯婆婆とかカオナシとか。
予算も時間も人材もふんだんに使って、海外に持っていけるクオリティにしたんだろうな……公演数多いから、予算かけても回収できるのかな……
やはりチームジャパンの勝利。
というわけで、ひっかかりは残りつつ、でも、嬉しい気分で劇場を後にしました。劇場から出ていく方々、みんな楽しそうな雰囲気でよかったー![]()
あ、ところでこれ、ストプレだったんですね。
韓国ではミュージカル枠でチケが売られてました(笑) 日本の都合じゃなくて韓国の都合みたいですよ、その方が客が呼べるとか、チケ代高く設定できるとか、そんなような記事を読んだ気がします。いや……ミュじゃなくてよかった、途中でチラッと女子が歌うシーンあったけど、十分上手い方でよかった、ダンスもストーリーの中にバチッとハマって、わー!って盛り上がるシーンでよかった、あれ「祭り」って感じだよねぇ!



























