大阪韓国文化院さん企画の公演。一日マチソワのみで、抽選制で観覧料は無料。
贔屓のよんす様来日か。申し込むだけ申し込んで、当たったら行こう。そうだ、抱き合わせで滋賀県の気になるスポット巡っちゃおう!
……当てていただけたので、行ってきました。
全面的、総合的に、韓ミュやべぇよ![]()
どうしてこう高品質……!!
韓ミュにハマった当初の感動を思い出し、韓ミュの質の高さを浴び、「なんか、とにかく、すっげー!!」と梅田ダンジョンの中心で愛を叫びました(いつもはマロニエ公園の中心で「なんかわっかんねーけど、すっげー!」と叫んでる。心で。)
最近、韓ミュ観に行けてないんですよ。
家庭の事情がきっかけなんですけど、「とりあえずしばらくは行かんわー」と心に決めたら、妙に楽になってしまって。旅費も高いし。日本の物価も高いし。私は年食って気力体力財力一気に削がれてるし。
そんな状態なので、贔屓来日とはいえ、実はあまり積極的ではなかったんです。むしろ旅行の方がウェイト大きかったくらいで。
でも。
殴られましたねーーー、韓ミュに。
リーディング用に内容を削り、当然ながら「リーディング」での上演なのに、ぶん殴ってきましたよ、なんだよもう韓ミュの強さ!!
「たんぽぽの笛」と、タイトルはかわいい。
そんな作品がある、くらいのことは知っていました。尹東柱が出てくることも、うっすら知ってました。でもそれ以外のことは特に予習もせずで。字幕あるから分かるでしょうと。あ、尹東柱については以前、映画を観たり調べたりしたことはあったので、うっすらした記憶は残っています。
序盤で一番ひっかかったのは「オンニ」呼びでした![]()
ん? オンニって、女性が姉さんを呼ぶときのアレだよね? 聞き間違い? いや、字幕も出てるな? 私の記憶違い?? いや、いくらなんでもオンニは分かってるつもりだが……なんでオンニだ????
ちゃんと途中で説明ありましたね! 田舎臭い、方言みたいなものだと思っていればいいのかな。字幕の言葉遣いが不自然……というか古臭く思える部分があったけど、あれも田舎の方言的なものを表現してるのか!
いずれにせよ、字幕がなかったらオンニの謎も解けませんでした。字幕強い。
東柱おにいちゃんは、静かで知的なお兄ちゃん。よんす様学ランだー! 御年おいくつだー!
着こなしてるのすげー!
弟の一柱はザッツ弟、カワイイ弟!
兄ちゃんリスペクトの弟と、あくまで知的に大人っぽく弟をかわいがるお兄ちゃん。
前半は字幕を追い、歌声を堪能しつつも、ちょっっと居眠りしそうな瞬間もありました、すみません![]()
目が覚めたのは、東柱が革命云々言い始めるあたりからです。
静かで知的だった東柱兄ちゃんの雰囲気変わった! 東柱覚醒!!
う…うわーーーっ!!?
よんす様、うまーーーー!!! カッコよーーーーーーー!!!!![]()
え、え、え、なにそれ、こんな演技派だったっけ!? あっっれーー!?!?
いや、惚れるじゃん、革命東柱。
ここから先があるから、序盤抑え気味の雰囲気だったのかな。後半、強かったり、涙流したり、緩急激しい!
素敵だ……!
推せる……!!(今更)
弟ちゃんも、「お兄ちゃん大好き
」的なかわいさだけじゃなくて、後半になるとお兄ちゃんに寄り添う大事な言葉を言えるようになってくる。名前を変えることについての弟ちゃんのお言葉、腑に落ちました。
そしてこの子も、泣く。かんちゃんさん、初めましてだけど、うまかったー、弟ちゃんだったー!
これ、韓ミュハマった当初から言ってるんですが、あちらの俳優さん、感情のアウトプット回路が太いよね。そしてそこから、惜しげもなく感情を放出していく。その激しさに呑まれます。
そして、歌がごく普通に上手い。今回は絶唱歌い上げ系は無かったように思うけど、それでもなお、終始歌の「圧」は感じられて、それが心地良い。
贅沢だなぁ……この、諸々を浴びる感覚忘れてたよ……
「物語」についても、これまた初心を思い出して唸りまくり。
自国の歴史や人物をオリジナルミュージカル化できるの、すごいなぁ……って、「失われた顔1895」観たときに思ったんだけど(>10年前)今回、今更のようにそれを感じました。
そして、多かれ少なかれ、歴史ものだと日本や中国の存在も描かれるんだけど、そこにいつもハッとさせられる。まずもって「え、知らなかった、ゴメン」が先に来る。その知らなかったことが、ミュ作品上では特に登場人物の感情面において大きな出来事として配置されている。今回だと、創氏改名。(←さすがに今はそういうことがあった、ということは知っていますが)
「知らなかった歴史(こと)」に対して、「その歴史、こんな影響がありましたよ」といったことを、ミュや登場人物を通じて知ることができる。もちろん、当事国の視点で。
この感覚には、いつも唸ります。
これ、日本に対してだけじゃなくて、中国に対しての苦しい立ち位置なんかも、世宗あたりを題材にした作品だとよく描かれていて興味深いです。
韓ミュにハマってなかったら一生知らなかったであろうことを、いくつも教えてもらってるなぁ……
そしてその先に待ち構えていたのが……あぁ、言葉分からんのに異国の舞台作品を見ていたの、本当に片手落ちだったんだなぁ……という思い。字幕の助けがなかったら、こんな感想も出てこなかったわけで。
無茶な趣味だったな……と10年越しにやっと苦笑したというか(今更)
「浴びる」のも大事だけど、「分かる」のも大事だった(今更)
最近は現地での字幕サービスも増えてきたようだし、今後はそういうのに頼りながら楽しめていけたらいいな、と思います。
というわけで、韓ミュのすごさを再認識し、妙に初心にかえったひと時でした。
アフタートークは、軽妙というより真面目な感じで、喋りというより文章みたいな感じで、ミュの話題というより詩人としての二人の話題……て感じでした。お兄ちゃんは知的で静かだし、弟はちょろちょろしててかわいいし、役そのままって感じでしたね![]()
学ラン姿貴重なので残しておく。
サプライズでお見送りハイタッチもありました! 「喋りかけるな、ハイタッチだけしてはよ進め」というノリだったので、ありがたく参加させてもらいましたよ!(握手会とかサイン会とか、なんか一言喋らなきゃいけなそうなときは逃げます)
来日、コンサートじゃなくてこういうリーディングをもっとやってほしいな……

