あまり騒いではいないのですが、去年アニメをたまたま見かけたのをきっかけに、「光が死んだ夏」に地味~に平凡~にハマっております。アニメや漫画に「おもしろい!これ好き!」という感情を抱いたのは一体いつ以来でしょう。
所謂BLとは言い切れない、そこのさじ加減が何よりツボで。アニメから入りましたが、アニメアニメしたキャラがいないのも落ち着いて見ていられました。ホラー要素もこれくらいなら大丈夫。むしろ人外カテゴリとしては大好物な部類です。
田舎が舞台ということで、エンディングには背景が実写っぽいところがたくさんある。
電車も気になるけど、この不思議な構造物は何だろう。
……聖地巡礼趣味が疼きます。
ハマったのが遅めだったので、特定班活動は先達の方々が済ませていらっしゃる。大いに参考にさせていただきました、ありがとうございます。
それにしても行きにくそうな場所ばかりです。
国内なのに難易度マックスクラスです。
旅人の血が騒ぎます。これは攻略したい!
というわけで、行って参りました。
一日でたくさんの聖地を巡ろうと、ルート取りがんばりました。どの目的地に行くにも公共交通機関の本数がかなり少なく、駅前に時間をつぶせるお店があるわけでもないので、プランニング大事です。
以下旅日記的になりますが、どなたかの参考になれば幸いです。
2026/5/1(金)
一日目(高校~給水塔~御杖村)
ゴールデンウィークの前日(平日)から現地入りしました。
当方、首都圏住みなので、新幹線の名古屋駅を起点とします。
ホテルは松阪駅前に確保。津駅拠点でもいけると思います。
新幹線にて名古屋着 8:17
快速みえ1号 名古屋8:37 → 松阪9:54

新幹線で名古屋入りした場合、一度改札の外に出て切符を買うのが吉です(2026.5現在)
「快速みえ」は途中で他社線の上を走る都合上なのか、ICカードでは正しく改札できないようです。とはいえ、そんなの知らずに乗り込んでしまう観光客もいるわけで、車掌さんが何度か車内改札に回ってきます。ICカードで乗車した人は、ここで自己申告して精算すればOK……なんですが、処理がややこしそうで一人当たりに結構時間がかかっていました。
私は切符を買ってあったのですが、キャリーケース持ち=旅行客と見定められたのか、切符の提示を求められました。どんとこい!
快速みえ、途中で爆走モードに入って結構揺れるのですが、そんな中でも車掌さん一切ふらつくことなく業務に励んでおられて、どんだけ体幹鍛えられているのかとw
私は三重県初上陸でしたが、川が多い、田んぼが多い……という印象です。
松阪駅に着いたら、ホテルに荷物を預けます。
改札(南出口)を出てすぐのところにヴィ・ド・フランスがあるので、ささっと腹ごしらえ。
駅着から次の出発まで、30分ちょっと。あまりゆっくりできません。
目的地① 白山高校
希望ヶ山高校のモデルになった高校。
最寄り駅は名松線の家城(いえき)駅。
が、しかし、名松線は本数が少ない! 行くことはできても戻るのも先に進むのも、相当なロスタイムが発生します。近くにヒマをつぶせる店もなさそうです。なんならこの先、どこもかしこもその調子です。どこでトイレに行っておくかも重要ポイントです。
さて、ロスタイム少なく制覇する手段はないものか……考えたルートが以下の通り。
近鉄山田線 松阪駅 10:32発
→ 伊勢中川駅 10:39着(近鉄大阪線に乗換)10:44発
→ 榊原温泉口 10:57着
↓
津市コミュニティバス 倭・八ツ山・一志病院ルート 一志(いちし)病院行き
榊原温泉口 11:13発
→ 一志病院(終点) 11:40着
一志病院の隣りが白山高校です。
伊勢中川での乗換に若干戸惑いつつ(ホーム多いの想定外だった)、榊原温泉口で下車。トイレ行っておきます(奥の方にあるのでちょっと怯んだ)
すでに山の中です。朝からの雨も上がりました。高台にあるので気持ちいい!
コミュニティバスは、同じくらいの時間に色んな路線が一斉に来るようなので要注意です。車体に行き先がはっきり書いていない、運転手さんが行き先コールしてくれるけど「○○(地元のスーパーの名前)の方に行くやつ!」的な言い方なので分かりにくい等々、結構焦りました。本気で乗り損ねたかと思った瞬間もありました。ここは遠慮せず、来るバスすべてに「一志病院行きますか!?」と聞いちゃうのが間違いないと思います。
一志病院行きはマイクロバスっぽいのが来ました。乗客もまあまあいましたが、みんなどんどん降りていき、途中で私だけに。運転手さんも異郷の乗客がいると察したのか「お客さん、どこまで?」と聞いてきます。終点の一志病院までお願いします!
なお、土地の名前の読み方と、電車でもバスでも何時何分発のどこ行きの便なのか、きっちり把握しておくのが吉だな……と、この旅で強く思いました。一志はかずしじゃなくて「いちし」、なんなら松阪はまつざかじゃなくて「まつさか」なんですね、濁らない。
というわけで、一志病院の隣りが白山高校!

本当にそのままだー!
さて、歩いて家城(いえき)駅に向かいます。

駅に着いて、まだ時間あるなぁ……とぽつねんと立ち尽くしていると、駅員さんがわざわざ声をかけに出てきてくれました。
「どっち行くの?」
「伊勢奥津(いせおきつ)まで!」
「今の時間、ここでは切符売ってないから、そのまま乗って降りるときに『家城から』って自己申告してね。330円だから!」
アドバイスありがとうございます! いえき、の発音、胃液と同じなんだ……覚えとこ……
家城駅は単線の名松線のすれ違い駅のようで、停車時間が結構長いようです(大体13分くらいある模様)
遠目でいいから学校眺めたい方は、ホームからもギリ見えます。
真ん中に見えるのが高校。
ホームに降りるのは自由なので、電車好きっぽい方は記念写真撮ってましたよ。
家城駅を出発してしばらく右側を眺めていると、白山高校のグラウンドや体育館も見ることができます。
目的地② 伊勢奥津駅の給水塔
エンディングに出てくる古びた謎の構造物は給水塔だったのかー。
JR名松線 家城駅 12:23発
→ 伊勢奥津駅 12:57着
伊勢奥津に向かう乗客は私も含めて5人程度だったかな。乗り鉄の殿方のグループだったかもしれませんw
で、ここから先のロケーションが!すごすぎました!
ガチ山の中!
渓谷!
秘境!!
よくぞこの路線生き残ってる、これはずっと生き残っててほしい、楽しすぎるー!!!←テンションぶち上がり。

一枚だけ写真あった。手が映り込んでるのはご愛敬。
というわけで秘境を抜けて、終点の伊勢奥津駅です。
よくよく考えたら、家城で乗車券取らなきゃいけなかったのではないでしょうか……駅員さんに言われなかったし、電車乗るのに乗車券の発想がなかったです。
でも、普通に、自己申告で大丈夫でした。
お目当てのエンディングに出てくる謎の構造物=給水塔は、駅のホームからも見えます。SLに使っていた給水塔なので、線路に隣接しています。
一番奥にちょこっと見えてる。
この給水塔、ひかなつ聖地の中で一番見てみたかったものかもしれません。エンディングで初めて見たときに「何これ!」と心惹かれました。
が、が、が、しかし。
2024年12月に国の登録有形文化財建造物に登録されたこの給水塔、2025年12月には整備されて小綺麗な姿になってしまいました。
事前に知っていたのでショックはなかったですけど。以前は夏場はツタが全面に絡まっていたようなので、ひかなつファンでエンディング通りの給水塔を見ることができた人はどれだけいるのだろう……
それでもやっぱり、ここまで来たー!見れたー!という喜びはありました。
ここまでの行程ですが「駅のホームと車窓から高校が見られればいい」「給水塔さえ見られればいい」ということなら、家城での待ち時間と、伊勢奥津での折り返し待ちの間で対応可能かと思います。時短コース。
というわけで、まずはここまで。
この後の御杖村への行程はまた次回に! 旅記録、多分全4回くらい続く!









