日本版の最終陳述、2回観てきました。
山田ガリレオ回(2/14)と、伊勢ガリレオ回(2/21)。どちらの回も加藤マルチマンにて。
こちら、韓国からの輸入ミュージカルで、私もタイトルは知っていました。
むしろ、現地のお友達にかなり奨められておりまして。去年(2018)の2月に当日券で観に行く予定まで立てていながら、飛行機の遅延で観ること叶わず、続く夏休み時期の上演でも遠征タイミングが合わなくて見れず仕舞い。
そしたらまさかの国内上演ですよ!
「SMOKE」は現地で観た方も多い上質作品でしたが、「最終陳述」はグローバルでのチケット取り扱いもなかったはずだし、現地でもマニア向けだったと思われ、そこまで一般的とは言えないであろう作品。日本での知名度もかなり低いと思われるのに、よくぞまあ、これを輸入した!
というわけで、気になっていたし、ハマったら通えるように、まずは初日に参戦!
ブルーノ…![]()
ブルーノ、なに!!!(○Д○; ))クワッッ
まずは、とにかく、コレ!!!!!!!
最初のブルーノナンバーで、歌詞の内容に驚いて、え、ぇ、えぇぇぇぇぇぇぇ……!!!今なんつった!!? 薔薇!?口付け!?悪魔!? ソウルのお友達様、これ何ぃぃぃぃ!!!!?と、心の中で叫び続けましたw
その後、ブルーノの件には触れることなくラスト近辺まで進んで……あぁぁぁぁちゃんともう一回そこに言及するんだ、あーーーりがとうーーー!!!
ブルーノのエピソードすごいし綺麗だし、なんじゃこりゃぁぁ!!だし、一曲で終わらなくてよかったぁぁぁぁ!!!
もう、帰りの電車でお友達に問い合わせをし、配られてたお勉強用のプリントを読み、せっせとウィキったよね。すごい目ギラギラしてたと思うww
ブルーノ、実在の人物だったんですねぇ。いつも思うけど、創作韓ミュは、ホント、こういうネタを探してくるの上手い。凄い。
ブルーノのエピソードの語られ方、秀逸だと思います。
歌詞だけで語られる。
ビジュアル化はされていない。
観客の想像力にすべてを委ねる潔さと美しさ。
あんなに「画」を想像できるナンバーって、なかなかないと思います。
初めて聞いたときは、え、え、え、何っっ、えっっ!?って驚くの半分、脳内で広がる「画」を追うの半分で、こーれーはーもう一度見て(聞いて)整理しないと落ち着かないな!と思いました。
一曲目は「七年間」が走馬灯のように脳裏をよぎるし、二曲目はブルーノの最期を見てしまったガリレオの痛さみたいなのがザクザクくるし……すごいなーーーー、これほんっと、すごいわーーー。役者の演技力云々じゃなくて、作詞力かな……。
歌詞とかセリフとか、そういうテキストベースの部分ですごいと思ったの、ちょっと初めてかもしれません。
二次創作心がものっっすごく刺激されるんですけど、それをやっちゃいけないような気がするのもすごいところ。
あれは見聞きした人が想像して楽しむところ。それを形にして人に見せるのは、きっと、何か違う。
ブルーノをマルチマンが演じたら、これ、台無しよねぇ、どんなに美麗な俳優さんであっても。
……なんか延々と、褒めちぎっていたいです、ブルーノ。
もひとつ、「えっ?ww」と思ったのが、神様フレディ。
……ああいうキャラ、「付き合いで笑ってあげなくってよ、ふふふん」と思ってしまうへそ曲がりなんですが、終盤のソロで天使云々言い出すのを聞いて……
アナタもしや「堕落天使」の神様かーーー!!!?(゜▽゜;)
これもお友達に確認しましたww そういえば呑みながら、そんな話を聞いた覚えがある!
ヤだ、こんな神様(;▽;)
ヴァレンティノ、かわいそう(;▽;)
ルカ、意外と馴染んでそう(;▽;)
なんか、これ、すっごいお得感ありました。隠れキャラ見つけた感。
……堕落天使もついでに輸入しませんかね。(いつまでページ存在するか分からないけどリンク張っといた)
あれも歌詞とセリフ分からないと撃沈する作品だったし、是非母国語で聞いてすっきりさせたい。
最終陳述の後なら、「同じ作者です」って宣伝の仕方も確立するし、どうかしらね。
…………すごく個人的にはSMOKE路線で、死の賛美も持ってきていただきたいんだけど。←これも良さがイマイチ受信できなくて、それが作品由来なのか言葉が分からないためなのか、その辺の決着をつけたいのよねぃ。
浅草九劇の大学路化、賛成するのでどんどん頼みます! ちょっっと行きにくいけど!
というわけで、ブルーノのエピソードに射抜かれ、フレディの隠れキャラにほくそ笑んだんですが、作品全体としての魅力は受信できず。
特にラストシーンが曖昧なのがひっかかります……。天国行きの船に乗れたの? 汽笛が聞こえるからそうなのかな??? そもそも天国と地獄の概念も、神様曰く「そこ関係なーい★」らしいし……。
え、ここで終わりっ?っていう空気が流れた気がする。ここで拍手??って。
大昔にウィーンでジキル&ハイド観たときに、確かアターソンが銃でジキルを撃ったところでTHE ENDで、えっっっ?そこっ?はっ??と思ったことを、すんごく思い出しました……。余韻がないと戸惑う日本人……海外ものあるあるかなー、と思うなど。
これ、本場で観て、やっと全体像がつかめるような気がします。8~9割はつかめたけど、まだ、体感していない何かが隠されてる気がする。
枠取りが上手くいけば、見てみたいと思います。どうかなーっ(>_<)
キャストの方々は、加藤マルチマンのみ存じ上げており。レディ・ベスの3人組だよねー! 帝劇で拝見していた方を至近距離で拝見するの、妙なお得感~。
色んな意味で安定感があって、安心してお任せ~って感じでした。>お役の数々も、ガリレオくんのことも、演技とか歌とかも。
山田ガリレオは、スッとしていてノーブルな印象。公式では王子とあだ名されていましたが、なるほど!って感じです。
伊勢ガリレオは、演技の質が好きでした~! 表情とか、ちょっとした所作とかにグッとくること多々!
ザ・演技!ってところよりも、細かいことを自然にできているところが、とても好みでした。良い役者さんを知れたなぁ。
ブルーノに関しては、ソロそのものよりも、彼の名前やカンポ・デ・フィオーリって単語を聞いた時の反応とか、そういうところにグッときました。
そして久々に発動した→……いや、私、歌より演技派ですから……歌は気にしませんから……(フェードアウト……)
日本ではほとんどない、この人数、この規模でのミュ作品。
これ、すっごい、キャストの方々鍛えられるだろうな~~と思いました。我々観客も、じっくり見て、好みの役者さんを見極めることができるし。贅沢で、残酷な空間。
これからも輸入をよろしくお願いします。このクオリティなら見続けるよ!
なお、つくばエクスプレスユーザー以外は大変行きにくい場所にある劇場ですが、バスが使えそうです。
◎が劇場。
裏手の☆が当該バス停(錦糸町行き)。
「都08」系列のバスで、日暮里駅と錦糸町駅を結んでます。
ソワレ終了後の時間帯で、10分間隔で運行していました。
そちら方面へのアクセス求める方はご検討を~。

