紹介の際に知っておきたいこと
みなさん
質問です。
次の文を和訳してください。
I'd like to introduce Ken to you.
Ken is a new manager here.
はい!
introduce A to B は
『A を B に紹介する』
だったかな。
だから、
Kenさんをあなたに紹介します。
Kenさんはここの新しいマネージャーです。
あれっ?
Ken が2回続いてる。
ちょっとくどい?
文法的には たぶん
2回目の Ken は
代名詞の He にしたほうが
いいんじゃないですか?
Good job! いい和訳ですね。
でも2回目の Ken は
あえて Ken としたのよ!
えっ⁈
なぜですか?
それはね。
紹介する Ken が
その場にいたから。
説明しましょう
辞書には
人を紹介する際、
目の前にいる人や
目上の人に
代名詞を使うことを
通例避ける
とあります。
あまり意識したことがなかったけれど
そう言えばそうね
と思いました。
また人を紹介するときには
他にもルールがあるようです。
調べてみました。
先に紹介する順番は
① 外部の人に身内の人を
② 目上の人に目下の人を
③ 女性に男性を
という具合。
自分の上司が
取引先の方より年上ならば、
年齢は関係なく
『外部の人に身内の人を紹介』
しましょう。
その後に、
『自分の上司に取引先の方を紹介』
しましょう
英単語 introduce は難しい?
紹介した英語表現
introduce A to B が
とっさに出てこなかったら?
そんな時は
This is 〇〇.
『こちらは〇〇さんです。』
でもいいですよ。
Yoko, this is Ken.
「洋子、こちらはケンさんです。」
Ken, this is Yoko.
「ケン、こちらは洋子さんです。」
って感じ。
カジュアルな響きですが
堅苦しさを感じない
私はこの表現も好きです。
今回のポイント
人を紹介する際には
目の前にいる人や
目上の人の場合、
代名詞を使わない
また
外部の人、目上の人、女性に対して
相手を先に紹介する
覚えていたらそうしてみてね
はーい!
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磯部 以奈子