私達は子供時代の環境に左右されている。
その事を参院選候補者のやすとみ氏が
とても分かりやすく語ってくれているので演説を書き起こしてみました。
れいわ新選組 参院選候補者 やすとみ歩氏
2019.7.5 新橋駅SL広場 街頭演説会 より
【まずは一部まとめ】 一部追加しています。 全文は下に記載。
成功する人間というのは【成果を上げなければ生きてる値打ちなんかない】って
心の底から思ってるから成果を挙げられます。
東大や京大に合格するような勉強を、
自分の真に叶えたい夢や目標のためにではなく
親の期待に応えるために、自己の価値証明のために合格が欲しい！
そんなことの為に青春を捧げるのは、マトモな人間には無理です！
まともな人間なら自分に辛い犠牲は強いたりしません。
なので他者にもそんなことはさせません。
【合格しなかったら、死ぬ】って思ってるから合格するんです！
そんなふうに人間／子どもを育てるのは、虐待です。
考えてみて下さい、この国はそういう学歴エリートによって指導されています。
私達エリートは怯えています！
親から嫌われる愛してもらえなくなることに、
誰か(親)に何かを言われるんじゃないか思ってと怯えています！
特に、自分に力を振るうことのできる人に叱られるのに怯えています！
5０何歳にもなっても、親からえんを切って十何年も経って
東大教授で有名人なのに
『あゆむ』という名前を呼ばれるだけで私は怯えるんです！
そんな人間に社会を指導させたら、どうなるか想像して下さい。
その事に気付いていな人間に社会を任せたらどんな事になるか？
何故彼らは、原子力発電所のような、最初から安全に運営する事など不可能なシステムを、安全に運営出来ると信じられるのか？考えて下さい！
彼らは偉い人に、叱られるのが怖いのでそう信じられるんです！
そういう人々に、この国を任せてはいけません！
怯えない人に任せないとダメなんです！
自分自身が自分自身であるっていう事を受け入れてる人！
自分がオカシイと思ったら、オカシイって思える人！言える人！
そういう人にしか、重要な決定を任せてはいけません！
安倍さんは 学歴エリートではないです。
だけど、彼はもっと凄いエリートの家の出身です。
そういう人々も、怯えています！
【お母さんに叱られる事に怯えています！】
【おじいさんの夢を実現出来ないと叱られるから怯えてるんです！】
恐怖に駆られて決定を下す人に
社会を任せれば
社会は滅亡に向かいます！
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インナーチャイルドを癒し、幼児性の欲求を満たせている人は
自分を大切にしたように人のことも大切にします。
そうでないと、自分の受けた待遇と同じ待遇か、それ以下の待遇どまりにさせてしまいます。そうでないと自分が浮かばれないからです。
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全文書き起こし動画の1:51:00～
野原よしまさ氏×辻村ちひろ氏×蓮池透氏
三井よしふみ氏×大西つねき氏×やすとみ歩氏
「れいわ新選組（参院選候補者）街頭演説会」2019.7.5 新橋駅SL広場
・やすとみ歩氏（安冨 歩/参議院選挙 全国比例候補者/東京大学東洋文化研究所教授）
書き起こし 全文(一部勝手に解釈を入れています)
こんばんは、【やすとみ「歩：あゆみ」】です。
え～、昨日タスキをもらって、今日気付いたんですが
【やすとみ「歩：あゆむ」】と書いてありましたが
【やすとみ「あゆみ」】なんですけども
これは私が生まれたときは、というか親につけられた名前の呼び方は【やすとみ「歩：あゆむ」】でした。
え～、それで2,3年前にですね、呼び方変えました。
みんなわりと知らないんですけど、読み方は
住民票を単に訂正すれば済むだけで、裁判とか要らないです。
で、なぜ変えたかっていうと、
「あゆむ」って名前を呼ばれるとドキってする事に気付いたんです。
で、なんかヤな感じがするなってことに気付いて、
それからまぁ、こういう格好もするようになったんで、
その、男性的な感じのする「あゆむ」って名前よりも
「あゆみ」って名前の方が自分に相応しいなと思ったので、
「あゆみ」って名前に変えました。
それで住民票を単に引っ越しした時に、名前の呼び方を「あゆみ」って書いて帰ったら、住民票がそうなるので、銀行のキャッシュカードも全部変えられます。
パスポートだけがまだめんどくさくて残ってるんですけど、外務省に色々と説明しないといけないそうなんですが、その内に変えようと思っていまが、
あゆみって名前に変えたら、名前を呼ばれてもドキッとしなくなりました。
何でドキッとしないのかなと思ったら、たぶんですね、
あゆむっていう名前は母親に叱られる名前だったんです。
という事に気がつきました！
それであの～、親とはですね、十何年か前に、私が離婚をしようとした時に猛烈に母親が妨害をして、で、弟経由でですね、「もう連絡してくんな！」って言ったらそれっきり連絡してこないんですね、うちの親は。
なので、いちよう振り切ったつもりでいたんですけども、
名前をですね呼ばれるたびにドキってするっていうことを繰り返していたって事に気付いて、本当に驚きました。
この続きを読み進める前に美智子ワンポイント！
子供を虐待してしまうのは性格や人格と全く関係なく
幼児性の欲求が満たされているか？いないか？
満たされようとした時にどういった待遇を受けたかで決まります。
子どもの虐待っていうのは、
私達が普通に虐待と思っているようなものだけではありません！
私の両親は、私を立派に育てました。誰よりも立派に育てたと思います。
彼らは必死で私を育てて、立派な人間にしようとして、そして京都大学に入って、住友銀行に入って、二年半で止めたんですけども、大学院に入って博士号を取って大学教授になって、最後は、名古屋大学から東京大学の教授になるという立派なエリートコースを歩んで、立派に育てたんですが。
でもその私は、虐待のサバイバーだと思っています！
子どもを守るというのは、私のような人間を作らないという事です！
私は例えば京都大学に合格した時も、
私は34才で最初に書いた博士号をとった論文を本にした本で
日経経済図書文化賞という賞をとりました。
そういう賞の受賞の連絡を受けた時も、東大に職を得た時も、これっぽっちも嬉しくなかったんです！
いつも私は、そういった時には「ホッ」としていました。
例えば、その日経賞という賞は、だいたいとっても立派な功をなり遂げた立派な先生が受賞するような賞なんですけども、私は34才の時にそれを受賞したんですが、本を書いて出版した時に「この賞をとらなかったら死ぬ」って思っていました。
本当に怖くて「取れなかったらどうなるだろう」と思った時に電話がかかって来てですね、受賞を知ったのでホッとしたんですね。
完全におかしいです！
成功する人間というのはそういう人間です！
【成果を上げなければ、生きてる値打ちなんかない】って
心の底から思ってるから成果を挙げられます。
東大や京大に合格するような勉強を、そんな事の為に青春を捧げるのは、
マトモな人間には無理です！
【合格しなかったら、死ぬ】って思ってるから合格するんです！
そんなふうに人間／子どもを育てるのは、虐待です。
考えてみて下さい、この国はそういう学歴エリートによって指導されています。
私達エリートは怯えています！
誰かに何かを言われるんじゃないか思ってと怯えています！
特に、自分に力を振るうことのできる人に叱られるのに怯えています！
5０何歳にもなっても、親からえんを切って十何年も経って
東大教授で有名人なのに『あゆむ』という名前を呼ばれるだけで
私は怯えるんです！
抗えないのは私達の主導権はインナーチャイルドが握っているからなのです。
傷ついているままか？癒されているのか？この違いは大きいです。
インナーチャイルドは癒し育て直すまで子供のように怯えているままです。
もっとも正当な権利でさえ要求が出来ません。脳の関係で条件付けされています。
そんな人間に社会を指導させたら、どうなるか想像して下さい、
何故彼らは、原子力発電所のような、最初から安全に運営する事など不可能なシステムを、安全に運営出来ると信じられるのか？考えて下さい！
彼らは偉い人に、叱られるのが怖いのでそう信じられるんです！
そういう人々に、この国を任せてはいけません！
怯えない人に任せないとダメなんです！
自分自身が自分自身であるっていう事を受け入れてる人！
自分がオカシイと思ったら、オカシイって思える人！
そういう人にしか、重要な決定を任せてはいけません！
安倍さんは 学歴エリートではないです。
だけど、彼はもっと凄いエリートの家の出身です。
そういう人々も、怯えています！
【お母さんに叱られる事に怯えています！】
【おじいさんの夢を実現出来ないと叱られるから怯えてるんです！】
恐怖に駆られて決定を下す人に、社会を任せれば、社会は滅亡に向かいます！
私達が必要としているのは、怯えない優しい強い！
そういう心を持った人々です！
それは残念ながら、私は、れいわ新選組の人々の中にも、
私はいないと思うんです。
何故なら私達の世代は、全員殴られて育っています。私達の親達は、まだ子どもを殴る、そう言うことが当たり前の世代でした！
私の母親は、私がアレルギー性鼻炎でグズグズいわしてると、
『そんな弱虫だと兵隊に行けないぞ』と言って脅しました！
世間が万博とかやって浮かれてる時にですね。
子どもにそんな事言う親はちょっとどうかしてるんですけれども
彼らは昭和9年10年なので、産まれた時には戦争が始まっていて。
子ども時代の全てを戦争の時代に育ちました！
辛さを知っているのになぜ！？
他でもない自分の子供に辛いことをしてしまうのか？
この負の連鎖のカラクリを暴いていかなければなりません。
その事で親子関係を修復してもらえます。
これが出来て初めて負の連鎖を終わらせることが出来ます。
これは個人の問題ではなくて社会的な問題です。
私たちの先祖は戦時中に上に逆らうのは良くないことだなどと洗脳されてしまっているのです。
戦争に行くのは嫌だ 人殺しは嫌だ←非国民です。辛い待遇が待つています。
セラピストとしてこうした話はいっぱい聞いています。
父親は、大きくなったら戦争に行って死ぬと信じていたと言っていました。
母親は大きくなったら、男の子を産んで戦争に送り出して、戦死したらにっこりする！そういう靖國の母のモデルを身体に染み込ませて育ったのだと思います！
その恐怖が、私に埋め込まれています！
同じ恐怖は、恐らく日本人の間に埋め込まれています！
戦争は終わってはいません！
私達は、子ども達を守らないといけません！
さもないと、この国の戦争は終わりません！
私達の心に埋め込まれた恐怖心が、この発展した豊かな社会を生み出したんです！
そんな恐怖心によって生み出された豊かさはニセモノです！
その豊かさは、収奪によってしか成り立ちません！
何を収奪しているのか！？
貧しい国の人々！
私達の社会の中の弱い人々！
そして自然環境です！
私達の豊かさは、これらの破壊によってその犠牲によって成り立っています！
そのような暴力性を帯びた豊かさを、味わっても美味しくないんです！
その味は苦いんです！
だから私達は
・どんなに立派な家に住もうと
・どんなに立派な都市に住もうとも
・どんなに優れた製品を使おうとも
心が空っぽになっています！
私達が幸福だと感じる時！私達は幸福です！
何かを手に入れても、幸福にはなりません！
そして恐ろしい事に、【怯え】に支配された人間は、
何を手に入れても、何をやっても何も感じません！
暇潰しが出来るだけです！暇潰しをやめましょう！
自分達が何を食べているのか？感じましょう！
美味しいものを食べましょう！
気持ちのいい家に住みましょう！
楽しい事をやって下さい！
その為の心を取り戻しましょう！
その為には、私達は子ども達に学ばないといけません！
子どもを叱るのをやめて下さい！子どもを躾ける権利なんて大人にはありません！
その為にはまず、傷ついて来た子供時代の自分を救いましょう！
その子の胸を愛情でいっぱいにしてあげましょう！
そうすれば自然と子供にも他者にも自然にも優しくなれます。
今日、私は阿佐ヶ谷で小学生3人とお話をさせて頂きました。
お腹が空いていてご飯が食べられない子どもがいるのに、
学校に何百万円も掛けて、一人当たり100万も、200万もかけて
学校を運営してるんだと言ったら
『何でそんな事をするんだ』と
『まずお腹の空いた子にご飯を食べさせてから、学校作ればいいじゃないか』と
小学生は私に言いました。
『何でそんな事するの！？』と聞かれました
『大人が狂ってるからです！』と私は答えました。
私達の狂気を、今日断ち切って！
子ども達を守って、本当に楽しい社会を、今作りましょう！
ありがとうございました。
やすとみ歩(あゆみ)氏「れいわ新選組（参院選候補者） 「街頭演説会」2019.7.5 @新橋駅SL広場 1:51:00頃から