競争を『登りつめる生き方』
競争から『降りる生き方』
これまで私達は…正確には終戦前後生まれの多くの人は
食べるものもなく空腹に飢え
生きるのがやっと
場合によっては両親ともにいず
又は片親で
両親ともにいたとしても
食べるのがやっとの時代
その為に
物理的にも
精神的にも
両親がいないような状況でお腹も心も飢え
そんな貧しさの中
小さな子供がふと目を上げると
お金持ちの家族が…
ものにも満たされ
両親もせわしく働いていないので
心も満たされ幸せにしている
自分もあんな風に暮らしたい…もの凄い憧れがあったと思う。
*お金持ちの子供は子供で、さげすまされるような存在になってはいけない、上を目指す事を止めたら堕ちて大変なことになる等と、他の子供たちには見えない精神的苦痛を生きていたのではないかな?
そうした子供たちは日本の成長とともに成長し
子供の頃に欲しくて欲しくて仕方のなかったものを
手に入れられるようになり手に入れていった
*その結果経済は発展した
かつての…貧しさゆえの惨めな感覚や屈辱を味わいたくなくて
惨めさや屈辱を恐れて上を上を目指した
自分に無くて辛かったものを子供には持たせてあげたいと
必死で与えようとした
ところが…今の子供が欲しかったものは
親が欲しかったものとは違った
色んなものに満たされているなかで求めたものは
自分を見つめてもらう事だった
ありのままの自分を歓迎してもらう事だった
終戦前後の人が当時の貧しさからの反動で求めたもの
それがしばらく前のバブルを生み出していたように思う。
貧しさからの惨めさを吹き飛ばすために
お金や権力、地位という鎧を身につけたり
上に登ると言う事で屈辱を味あわされるポジションから抜け出したかったり
でも…今の子供たち(今の大人)が求めているものは
精神的な豊かさや人間らしく快適に生きていける事?
互いを虐げあう事で生まれる痛みの処理に疲れ
そうじゃない 人と人が互いの違いを許し合い
尊重しあって生きていける世の中を作りたいと望んでいるんじゃないかな?
*痛みの処理や競争がなけば楽だから
そうした心の満たされ感を求めているように思う。
*今回のこの未曽有の不景気がそれに気付かせる起爆剤になっている気がする。
登りつめるだけ登りつめ
【そこ】に何があるか【発見した】
【そこ】には、当時の貧しかった自分が求めていたものはなかった
当時の貧しさの中でもちろん食べるものも
身の回りの物も欲しかったことは本当だと思う。
でも、貧しさの中で当時の子供が【一番欲しかったもの】
それは、やはりありのままの自分を歓迎され愛される事だったと思う。
物やお金の中に愛はなく
人と人との間に存在する愛
空腹に飢え、もの(金銭)がなく生活に困り
その結果…愛がもらえない状況だったんだと思う。
子供にはこの違いは見抜けなかったんだろうなぁ…
お金が愛を運んでくると思っていたんだろうなぁ…
物質的なモノに満たされないのは不自由
(ココでは食べ物は生死にかかわるものなので別の話として受け止めて下さい)
でも
精神的なモノが満たされないのは苦痛
登りつめるだけ登りつめ
やっと…やっと…その事に気付き始めているんじゃないかな?
そして、今
「降りてゆく生き方」のチャレンジが始まっているように思う。
頂点に登っていなくても楽しい生き方♪を模索中なのでは?
http://www.nippon-p.org/mov-intro.html
↑ ↑ ↑
先日、武田鉄矢さん主演のこちらの
映画『降りてゆく生き方』を見て来ました。
これまでと違った生き方のスタイル
そうしたモノをみんなが色々と求め定着するまで試す
そうした時代をこれからしばらく進んで行くのかな?
仲良くさせて頂いているアメプロ仲良の「風水師あっこ★強運な住環境づくりのマエストロ(指揮者)」さんのこの記事 も是非読んでみて下さい。
私達の世代は物質面だけでなく精神面も満たされる生き方を築いて行くと思う。
この映画はそうした時代のにおいを感じさせてくれます。
そして、中国は今一昔前の日本と同じかな?
登りつめると、降りてくるんでしょうね?私はそうだろうと思う。
登るのが好きな人は是非、中国にジョイして下さい♪
活気があって楽しいと思う。
人生はどれだけ楽しめるか?楽しむ事を自分に許せるか?なのかな?
私はのんびりさんなので(///∇//)
降りた所を定着させる方に力使いたい♪
中国は針や気功など目に見えないモノに対して長いあいだ尊重を持っている国
中国は数回に及ぶ革命(政治を市民の力で変えられる事を知っている)を体験している国
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私はココに何か善なる力を期待してしまう♪
中国大陸が動く…針や気功を重んじた力がどう動くのか?
応援せずにはいられないなぁ
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その次はなにがまっているんだろう?
私はその(物質面でも精神面でも満たされた)頃には人口が少なくなっているンではないかと思う。
そうした状態で人がひしめき合っている映像が浮かばない。。。。
長くなりましたが、この映画に触れるのは
これから自分がどう生きるか考えている人には
参考になるのではないかな?