でも、一年365日毎日不幸ってわけでもなく
楽しい日だっていっぱいありました。
コレクションの後の打ち上げパーティーなんて本当にキラキラの世界
…しかし、参加可能だと知らず着替えもなく
また三日間着替えもしていないような状態での参加。。。
これは恥に耐え忍ぶ我慢大会ですかーーーっ
解説…コレクション前って本当に寝る暇もないんです信じて
にも、関わらず
なぜかあるモデルの女の子に人気のエメラルちゃんは
会場中央に引っ張りだされて、いろんな人に紹介されまくり
ひょえーーー罰ゲームですかぁーーー
小汚い恰好で、
「こちらボーグの編集長のXXさん」
「こちらがエルのカメラさんさんで、この前タヒチの~」
「こちら○○デザイナーさん」
緊張で片っ端から情報がふっ飛んでいく~
ごめんなさい真っ白です
これ以上、ここに立っていたらぶっ倒れる
&仲間は隅で小さくなっているし。。。身を裂かれる思い
そそくさと、手をすり抜けてその場を離れた私でした。。。
ごめんね、○○ちゃんが嫌いだったわけじゃなくて
仲間も気になったし、恥ずかしかったから・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
彼女、当時売れっ子のモデルさんで
ファション雑誌の表紙も飾ったりして♪
さすがにその時は自慢だった
すかさず雑誌買った
それにしても…なんであんなに気にいってくれたのか?
よくわかんないんだけど?
アトリエにやってきて、私の前に貢物を(笑)
お客さん用のシャンペンや高級キャビアの乗ったクラッカーなど
「疲れているでしょ?」なんて、どんどん運んできてくれて(笑)
でも、仕事仲間の目線が…喉を締め上げてますっっっ
もちろん頂けません。。。
でも、何だかんだとちょっかいを出されて
お調子者の私は おバカスイッチON
気が付いたら、カメラマンと彼女と私で
大きな鏡の前でモデルごっことかして
超ハイテンションの
超いい感じではしゃぎまくり
と、そこへ・・・・・
運悪くスポンサー様がーーーっ
「ここを何だと思っとるんだーーー」
「あそぶ処じゃない、どんだけの金がかかっていると思ってる」
三人は撃沈
その場で各自自分の持ち場へと帰っていく~
その声は当然アトリエの中まで響いてて
しょぼ、しょぼ、帰ると仕事仲間の冷たい目線
机の上の貢物を片づけて仕事の続き
それでも…最終的にはみんな大らかで仲良くしてくれて感動
職場の環境も日本では考えられないくらい素敵で
あんな環境でセンスの悪い人間が育つとは到底思えないって感じでした
そんな、こんな、あんな、でヨーロッパの4年が過ぎ
日本へ帰ることに
ヨーロッパの友達「日本に帰るって本当?帰ってやっていけるの?」
私「当然じゃん、自分の国に帰るんだよ、言葉の問題もないし今より楽なはずだよ」
ところが
つづく