原因不明の心の苦しみやパニック障害 | 人生好転させ屋

人生好転させ屋

毒親育って、愛されて来ていない。手間暇、お金をかけてもらっていない。その経験から「どうせ愛されない・どうせ豊かになんかなれない」という疑いや信念を持ち、夢や希望を持てない、途中であきらめてしまう。そうした負の人生を好転させるブログ

原因不明の心の苦しみやパニック障害

傷ついているインナーチャイルド

親からの虐待がすべてではない。



もうずいぶんと前の話ですが


当時20代半ば?後半?の会社員女性


原因不明の心の苦しみ&プチパニック障害でサロンに来られました。


胸が重苦しくて呼吸が辛くなるときがある

訳もなく悲しくて、悲しくて、

彼が傍に居ても寂しくてしょうがない

こんな状態をどうにもできない…辛い


しばらく病院で薬をもらったけど回復の兆しがない

そこで彼と話あった結果 うちのサロンに来ることに


「どうか彼女をお願いします」と

一緒に挨拶に来られ深々と頭を下げるほど彼女のことを思っている素敵な人でした。


こんな素敵な彼がいるのになぜ?って思われませんか?

この答は読み進めて下さいね。


お話を聞く限りご両親も穏やかで優しい人です。

夫婦喧嘩による家庭内暴力や過度の教育志向もなく

健康的…


とごに原因があるか分かります?






「とにかく原因は生まれてから今日までの間にあります。あなたは確実のそのことを知ってますからあなたに聞きましょう」。と答えを聞きに行きました。


すると2才or3才くらいの小さな彼女が

体を強張らせ心を震わせて何かを見ています。


「何が見えているの?」と聞くと

「おかぁたんのせなか」と

「おかぁたん、何してるの?」

「お仏壇を見ている」


小さな女の子は体いっぱいに不安を感じて体中を強張らせています。

物凄い緊張感が伝わってきます。

泣き叫びたい衝動を必死でこらえて身を固くして母親の背中を見守っています。


小さな女の子にはこれ以上会話は無理そうだったので

大人の彼女に聞きました。

「なにが起こっているの?」

「・・・母が、母が、しのうと思っている」(抑えきれない涙がいっぱいあふれています)


「お母さんは何で死にたいと思っているの?」

「おばあちゃん(姑)にまた怒られた、それでお仏壇の中のお母さんとお話ししている、お母さんの所に行きたいって、言ってる」(声には出していないそうです、彼女がそう感じとっているのです)


「行っちゃ嫌だって、私を置いていかないでって言いたいんだよね」

「・・・・」うん、うん、って涙をいっぱいこぼしながらうなずいています。


「お母さんが死にたいと思っている姿、とっても怖いんでしょ?」

「・・・・」うん、うん、って大きくうなずき涙をいっぱいこぼします。


「怖くて声が出ないんだよね?」

「・・・・」うん、うん、って


小さい女の子の体はガチガチです。

でも、それと同時に「いやだー!」とか「おかぁたーん!」とか、

大声で叫んで引き留めたい気持ちもいっぱいです。


でも、小さな子供はその一歩を踏み出せないのです。

ほとんどの場合ショックが強すぎると体がこわばって声も出ません。


隣の部屋の脇から、どうしよう、どうしよう、と、母親をじっと見守っているのです。


こうしたことが何度かあったらしいです。本人はすっかり忘れていたそうですが、そして、その度に母親を笑わせようとおどけていたらしいです。


「○○ちゃん、ここ(胸)にある気持ち、思い切って言ってごらん」

「・・・・」強い拒絶を放ちます。

「どうして?声を出したらお母さんが死んじゃうと思うの?」

「・・・」うん、と、小さくうなずきます。


私たち大人なら、そうはならないと想像がつきます。

きっと母親は…涙をぬぐい、子供に笑顔を見せてその場をごまかし安心させてあげるでしょう。


でも、その子はそうは連想しませんでした。

声をかけたらそのまま隠れるように死んでしまうかも、なんて不安でいっぱいです。



「絶対にそんなことないよ、お姉ちゃんからも○○ちゃんにそうだと教えてあげて、わたしが死なせないって約束してあげて」事実、母親は今も生きているので100%自信を持って言える言葉です。なぜ?生きているのに、なぜ?このことが問題なの?それは、このときのショックでこの恐怖や不安が体に取り込まれてしまったからです。このときの恐怖からくる体の硬直とその時に生産されて感情エネルギーの両方を体から解放しないといけないのです。そのためには声を出して筋肉を震わせないといけません、震わせることで体のこわばりは解けます、抑え込んでいた感情エネルギーも排泄できます。簡単ではないことほど体に力を入れないと抑え込めません=簡単ではないことほど大きな声を出そうとしないと体は緩みません。


そして、○○ちゃんはお姉ちゃんから知識?と勇気をもらって

やっとのおもいで重い口を開きはじめました。


「おかぁたん…」

「おかぁたん…、いやだ、いやだ…」

「しんじゃいやだっ!私はここだよ、私を一人にしないで、おかぁたん」

と必死で母親を呼び留め、自分の気持のありったけを母親にぶつけました。


どんなに母親を好きか、

お母さんに意地悪をするおばあちゃんがどんなに嫌いか(笑)

必死で語りかけました。


お姉ちゃんに協力してもらい

胸の中に溜めていた思いをすべて吐き出させてもらえました。


怖れや不安、苦しみでいっぱいで

今にもパンクしそうになっていた心から

心の毒?を押し出して

心にさわやかな風が戻ってきました♪


苦しみがいっぱいで今にも破裂しそうだった胸(○○ちゃん)の救出成功です。


大人の彼女の中にあった、得体のしれない怖れ、不安、孤独、悲しみ、それはここから来ていました。



小さな彼女(=当時の大人の彼女)の心を占領していた思い、

涙と鼻水と唾しぶきを仲間に(笑)必死で戦った

必死でお母さんを引きとめた○○ちゃん

やったね、思いを伝えられて良かったね。

お母さんに○○ちゃんの気持ちを分かってもらえてよかったね。

これでやっと安心して寝られるね。

毎日笑顔でいられるね音譜



セラピーの後はなぜかいつも大笑?笑顔がいっぱい♪


子供って可愛いでしょ♪

とってもデリケートなんだよ♪

大好き、本当に大好き♪



その後、彼女からは結婚しました年賀と

それからしばらくして生まれました年賀を頂きました。



みんな、みんな、私を差し置いて…(T_T)

しかしある意味、今では慣れっこです。と強がってみる(笑)


私の番はいつ来るんだーーーーー!

でも、どこに自慢年賀出すんだ?(笑)

自慢したい~ニコニコ