わたしは、タイムトラベルを題材にしたSF映画が好きだ。したがってH・G ウェルズの小説を、ジョージ・パルが映像化した傑作「タイム・マシン 80万年後の世界へ」もまた好ましい。古典的作品ではあるが、60年以上経った今でも色褪せることはない。他にもご存じ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ターミネーター」。ズバリの「タイム・トラベラーズ」や「タイム・アフター・タイム」「ファイナル・カウントダウン」「フリージャック」に、異色作「バンデッドQ」。我が国でも「戦国自衛隊」「時をかける少女」。「ゴジラvsキングギドラ」では、チャック・ウィルソンが未来から来られたような……。

 

 

 

最近、このタイムマシンを扱ったドラマが放送されていた。

 

ご存じ宮藤官九郎筆「不適切にもほどがある!」である。ド昭和の熱血教師・小川市郎(阿部サダヲ)が、ひょんなことから現代(令和)にタイムスリップ。時代感のズレで、大いに周りを掻き回すコメディ。評判も上々な「意識低い系タイムスリップミュージカルコメディ」!お馴染みの役者さん、毎回豪華なゲスト、随所に散りばめられたクスッとさせるセリフ。"ミュージカルコメディ"ゆえ、何かをもじったんであろう歌を皆で大合唱などなど、クドカンワールド全開であった!

 

このドラマ、毎回「◯◯しちゃ(せにゃ)ダメですか?」的なので統一されている。小生もド昭和人間なのでド共感である!

 

最近は、綺麗な女性に「美人ですネ」とも言っちゃダメじゃそうな。落ち込んでる人に「頑張って」もNG。"愛の鞭"っちゅうのはもってのほかっ!……………

 

そげんにダメかのぉ?!

 

言うた方は良かれと思ってのこと、悪意ないのがほとんどでは。ホンマに"イバラの鞭"じゃいかんが、現にあの時の厳しい指導があって今の自分があるっ、と答える広島鯉戦士もたくさんいる。今の時代にあわない、と言われればそれまでだが、難しい問題じゃ……。

 

そう!ハラスメントも、何個あるんが知らんがやたら多過ぎ!専門家さんとやらが命名するんじゃろぉが、そんなに意地悪な人ばっかじゃないと思いますぜよぉ。ここらでストップ!

 

顔見えないのをいいことにSNSとかやらでの誹謗中傷、これはぜったいにダメ!そもそも何の得になるのか、そもそもその場にいたのか、当事者なのか。皆「叩くより讃えあおう」です!皆、先代北陣親方(元関脇麒麟児。誰も傷つけない流暢な相撲解説でお馴染みでした)になりましょう!

 

あとそれらを報道する側。十分に自信を持った取材でも、大切なとこ切り取り、変なとこだけ誇張し報じてませんですかな?!相手を思いやるのも大事な仕事かと存じます。

 

 

 

……………

 

以上、多少(大いに?)脱線しましたが上記ドラマの感想でした。「慮る(おもんぱかる)」、大事です。これら含め、皆で声高らかに歌いましょーっ!

 

 

 

寛容ぉ〜になりまっしょおーーーっ♬(最終話参照)

 

 

 

MACでいうと、レパードぐらいのバージョンのケンジ。アップデートせねばです!以上以上、ごめんなすって!!!

 

 

Kenzzi