わたしは、ミュージカル系のSFファンタジー映画が好きだ。したがって、昨年大ヒットの「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」もまた好ましい。これまた大ヒット、ティム・バートン、ジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場」(05年)、工場経営者ウィリー・ウォンカの若き日を描いた作品。主演は「DUNE」でポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメ。仕事熱心でかわいい小人・ウンパルンパにはヒュー・グラント!英の作家ロアルド・ダールが、64年に発表した児童小説「チョコレート工場の秘密」が原作。71年製作の「夢のチョコレート工場」なるものもあり、ダール自身がペンを取り名優ジーン・ワイルダーが主演を務めた。

 

今週はバレンタインデーでございやしたねぇ。読者のマダム・マドモアゼルさんたち、チョコいっぱい買われましたかな?!

 

ちなみに我が家はワイフから、恒例のアポロチョコではなく恐竜がデザインされたパッケージの小洒落たものを!中身も恐竜なのかっ?!楽しみである!娘も、小遣いで何やらぎょうさん買ってたが、もう、、父ちゃんへの分は、、、ない。

 

 

 

ここ数年、もっと前からかな。バレンタインのチョコは、自分へのご褒美的なものへと移ってるそう。上司・同僚・後輩なんぞに、たっくさん購入せにゃいけんのんで、義理チョコ廃止っ、なんて会社もあるのだ。原料のカカオも、人件費・輸送費、あるいはゲスラ(「ウルトラマン」第六話「沿岸警備命令」)の出現で高騰しちょるでしょうし……。

 

そんなこんなでその当日以降、売れ残ってしまったチョコたちを救おうじゃアないかっちゅう動きも。ニュースでやっちょりましたが、ケーキ屋やレストランなどがそれらを買取り、溶かして再加工して販売してるのだ。なかには、牛赤身肉にニンニク効かしたチョコソースをぶっかけたビフテキも。美味しそう!ウィンウィンじゃしフードロス削減にも。いい取り組みです!

 

 

 

もうひとエピソードっ!

 

昨年末、とある街の歩道の一画にチョコやキャンディーのオブジェ、そしてシャラメくんヒューさんの立て看板が。上記作品の宣伝なのである。近づいてみた。するとどこからか扇風機の音。さらに近づくと、チョコフレーバーのいい香り!一瞬はいいが、辛党のわたくしにはちとキツい故すぐ離脱。すると背後に、可愛らしいご子息を連れた若い奥様の姿が。……

 

ママさん「○○くーん、チャーリーだよぉ」

 

坊っちゃま「うーん」

 

通行人A「もぉちょい近づいてみれ。チョコの匂いすっど」

 

坊っちゃま「ほんとだぁ」

 

A「映画、母ちゃんと観に行くとか?」

 

坊っちゃま「うん!行く」

 

A「そっかぁ。(振り向き)ママさん!これもジョニデプのもいいんじゃが、71年のもおもろいですよ。ぜひ息子さんに!」

 

ママさん「ええっ、そんなのあるんですぅ?探して観てみます!」

 

A「では、道中気をつけて(踵を返し立ち去る)」

 

 

 

……………

 

無論"A"は、わたしである。

 

その日の帰りに飲んだビールは、美味かったぁっ!

 

以上、ごめんなすって!!!

 

 

Kenzzi