わたしは、我が国日本の巨大ヒーローが好きだ。したがって70年代初頭、「帰ってきたウルトラマン」とともに第二次怪獣ブームを牽引した「スペクトルマン」もまた好ましい。

 

タイトルをご覧になり、「ははーん、ケンジの今日の与太話はピープロだな」と予覚したそこのアナタ。なかなかにして素晴らしい!褒めて遣わす!

 

じつはいま、昔ゲットした本を読み返している。「スペクトルマンVSライオン丸」という本だ。「えっ『マジンガーZ対デビルマン』みたいな劇場版が、存在したのかっ?!」と早とちりしたそこのアナタ。なかなかにしておっちょこちょい!お尻ぺんぺんして遣わす!

 

いまの(っちゅうか変わらずじゃが)ワイフが、まだワイフになる前に贈答してくれた書籍なのである。なかなかにしてできた嫁である!これまた褒めて遣わす!

 

それらさておき、、、。

 

内容はというと、うしおそうじこと鷺巣富雄、そう、「マグマ大使」タイトルの作品「電人ザボーガー」などなどを生んだピープロの創設者。その氏のインタビューを中心に、聞き手(但馬オサム氏)の解説で綴られている。他にも各々の作品の詳細や、関係者の証言、特撮の仕掛けの様子、おまけのコラムなどもある。戦争も経験し東宝争議(昭和21〜23年に発生した労働争議)も経験、漫画家から特撮マンへ移行した秘話。盟友・高山良策氏、大橋史典氏(怪獣造形)との素晴らしい仕事、ご尽力くだすった土屋啓之助監督、ちょいコケた(ワシじゃないよ、ご自身でおっしゃてる)「怪獣王子」の裏話。そしてそして、親交深かった手塚治虫さんとのエピソード。あまり知られてないが、円谷プロ創設時のお話。特に大変お世話になった円谷英二との思い出を語るとき、うしお氏の目に光るものがあったという……。(以上、一部あえての敬称略あり、お許しを)

 

さて、まだまだ読んでる途中。うしお氏が数々の特撮技術の発明者だとも分かった。円谷ヒーローの銀色(ウルトラマンなど)に対し、マグマ、スペクトルが金色かも分かった。「宇宙猿人ゴリ」からタイトル変わっていった理由も分かった。さぁいよいよ後半戦、痛快ネコ系無国籍トクサツ歌舞伎「ライオン丸」以降に突入です!どんなエピソードが飛び出すかっ!

 

では、前半戦の締めで、本年一発目の"おらび"をば!博士のお言葉のあと、皆さんごいっしょに。

 

 

 

ゴリ「ラーよ、攻撃の時がきた!」

 

 

 

「ウヮ〜〜〜っ!!!」

 

 

 

ご唱和感謝!ごめんなすって!!!

 

 

コラムのひとつに「ゴリの手振りコレクション」なるものが。

 

これをマスターすれば、キミもゴリ博士だっ!

 

 

Kenzzi