わたしは、ミュージカル系のSFファンタジー映画が好きだ。したがっていよいよ来月公開の「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」もまた好ましい。大ヒット、ティム・バートン、ジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場」(05年)、工場経営者ウィリー・ウォンカの若き日を描いた作品。まぁ「ハン・ソロ」みたいなもんだ。まぁ「モンスターズ・ユニバーシティ」みてぇなもんだぁ。まぁ「ドラゴンクエストIII 」みてぇなもんじゃが。……主演は「DUNE」(←パート2、来年楽しみ)ポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメ。仕事熱心でかわいい小人(本作ではどうだか分からんが)ウンパルンパには、なんとヒュー・グラント!そしてその日本語吹き替えには、なんとなんと松平健氏が!マツケンさん、上記タイトルの歌を軽やかに歌っておられました。もちろんチョコプラのお二人も!

 

上記の作品たち、英の作家ロアルド・ダールが、64年に発表した児童小説「チョコレート工場の秘密」が原作であるが、皆さんご存じであろうか。71年製作の「夢のチョコレート工場」なるものがある。ダール自身がペンを取り、ぜんぜんワイルドでなくむしろジェントルなジーン・ワイルダーが主演を務めた。マイドーターが幼き頃、これもテムデプ版も一緒に鑑賞したものだ……。

 

その「夢の〜」、ひょんなことからBlu-rayを発見した。まぁレンタル屋さんにあったんじゃが。オリジナル予告編、メイキング、日本語吹き替えなどなどお得満載!レジスターへ直行し「これ貸してぇ」と店員さんへ。おうち帰り鑑賞。もう、となりには、、ドーターは、、、いない……。

 

 

 

それはさておき、

 

吹き替えで観たです。日本での劇場公開はされてないそうで、声優陣のレジェンドぶりから察するに、70、80年代にTVで流れたものかと。

 

 

 

やっぱじつにいいっ!

 

ジーンの戯けた演技は、ウォンカにピッタリ!いい子ちゃんのチャーリーもかわいいし、名優ジャック・アルバートソン演ずるお爺ちゃんもGOOD。べルーカ、バイオレット、マイク、オーガスタスの、こまっしゃくれた四ガキどもと親どももいい感じ。セット・特撮も、05年版に負けず劣らずのエクセレント!原作者自らの脚本も、もちろん吹き替えによる世界観も申し分なし!観終えたあと、「悪いことしたら正直に言わにゃアいけん……」。忘れかけてた、、、いや、すっかり消えてしまった心、思い出させてくれました。名作です!

 

そんな気持ち、ちょびっとだけ忘れてた読者の皆さん、そして爺さん婆さんだまくらかし(騙し)たり暴力振るったりして、金品奪う悪い輩の皆さん!ぜひご覧くださいな!

 

では最後に、皆で声高らかに歌いましょー!

 

 

 

でもしーんーぱーいしないでっ♪

 

オーガスタスは無事さっ♬

 

以上、ごめんなすって!!!

 

 

Kenzzi