わたしは、マッドサイエンティストを題材にしたホラー映画が好きだ。したがって、74年の傑作「悪魔の植物人間」(英 原題The Mutations)もまた好ましい。

 

先日、またもや宅配レンタルDVDっちゅうのを利用した。以前も述べたが、店頭にあまし置いてないよな珍しい作品が観れます故、配送料かかりますがたまに利用します。7枚まで送料一律故、数枚ほどアダル……。おっとぉ、これ以上はシ…ミ…ツ…だよっ。

 

 

 

ま、それはさておき……、

 

今回上記作品もお借りしました。ビデオで観た以来です。

 

冒頭、アカデミー賞受賞の巨匠ジャック・カーディフ監督の「やぁ、元気ぃ?」みたいな挨拶からはじまる。なんか長々と話すかと思いきや、なぜか数秒で終了。続けざまオープニング。本編のタイトルは「ザ・フリークメーカー」である。"植物人間"だけあって、78年の「ボディ・スナッチャー」チックでいい感じです。マッドな科学者ノルター教授には、こういった役やらせたら右に出るものなしのドナルド・プレザンス氏!食糧不足解消のため、光合成できる新人類を造ろうという、マッドぉー、マッドマッドぉ(←ザ・たっちのギャグ)な科学者なのである。一方、サーカス団の見世物小屋を隠れ蓑にし、実験材料の人間を誘拐するリンチ。顔にコンプレックスのある大男である。出演者に”ベイカー”とあった。見世物小屋の団員のひとりを、R2-D2のケニー・ベイカー氏が担当と思いきや、トム・ベイカーさん。「シンドバッド黄金の航海」の魔術師クーラさんっす。背ぇデっカかったんですなぁ。んで、拐われた友人を探すブライアンとヘディ、団員たちと折り合い悪いクーラ、"ゲルショッカー"を彷彿させる人体改造手術を行うノルターの実験室、さらには"チベットのトカゲ女"出現、と物語は進む。みどころ満載っ!最期は、プレス煎餅のようになったプレザンスぅ〜!最期の最期、事件解決でハッピーエンド……、と思いきや、ブライアンとチュチュチュのヘディの腕がっ……………!

 

 

 

……………

 

 

 

胸くそ悪ぅ〜(褒め言葉です)と、どんよりした気持ちになるかと思いきやっ!

 

見た目どうであろう人間皆仲間っ、そげんに悪いヤツばっかじゃねぇっ!などと感じさせられ、ある意味スッキリと観終えました。

 

数多あるマッドサイエンティスト映画の中でも、なかなかの傑作、じゃと思いますが、皆さんはどうでしょ!

 

ご自分の目でっ!ごめんなすって!!!

 

 

Kenzzi