わたしは、巨大生物パニック映画が好きだ。したがって巨大ワニ映画の最高峰「アリゲーター」(80年 米)もまた好ましい。

 

大蛇映画の、これまた最高峰(かな?)「アナコンダ」(97年 米・伯)を期待してた読者、そしてジェミファー・ロペス推しのアナタには申し訳ないが、ここは星一徹……、いや初志貫徹上記映画にっ!

 

せんのブログで記載してたとうり、DVDは数万の高値で取引。ケンジは幸運にも、レンタルアップ・ケース汚れ・シール剥がし多数で安価なる一品をゲット!無事我が家で上映っちゅう運びとなった。

 

 

 

んでんで本編!

 

 

 

「誰でも12回は必ず飛びあがります」っちゅうんが当時の宣伝文句。久々観たケンジ、その約三倍の35回は飛びあがりましたっ!

 

ワニ園のショーに大興奮の可愛らしい少女、帰りに子ワニを買ってもらいます。ラモンちゃん(ジョーイだかディーディーだかは本編では描写されてない)と名付け、とても大切に可愛がります。でも彼女の留守中、ラモンちゃん"おいた"してしまい、父ちゃん怒ってトイレへジャ〜〜〜っ!その15年後。美少女成長し(ロビン・ライカー)、根っからの爬虫類好きでその道へ。一方、遠い昔流された子ワニは、下水道で生き永らえていたのだ!それも、とてつもない大きさとなって……。

 

 

 

スリル満点のワニの捕食シーン、地響きをたて下水道から這い上がるシーン。巨大感は、本物のワニとミニチュアを使いうまく表現。ハリボテ感ゼロの素晴らしい造形は、ヘタなCGよりよほどリアル!話もテンポ良く進み、薄毛をいじられる刑事(ロバート・フォスター)、悪態をつく大佐ハンター(ヘンリー・シルヴァ)、あと女爬虫類学者のお母ちゃんなどなどの人間描写もグッド!ラストのワニとの死闘はハラハラドキドキの、これまたスリル満点であるっ!!!

 

あとあと余談であるが、下水道でのチェイス、青空のもとで大暴れ、我れ先にと逃げる悪代官ども。ポン・ジュノ監督(「グエムル-漢江の怪物-」「パラサイト 半地下の家族」etc.)の作品たちを思い浮かべた方々も多いのでは。

 

 

 

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気になった方は、万札握りしめ中古DVD屋さん行くか、南米大密林・ヤッホーでおくる・メルってカリッとでゲットか、運良ければ田舎ぁ〜のレンタルビデオ店にまだ並んであるかも。各々お好きな方法でご覧くださいまし。以上、ごめんなすって!!!

 

 

「不法投棄は許さねぇどぉ〜、ガオーーーっ!」

 

 

Kenzzi