わたしは近未来SF映画が好きだ。よってマイケル・ラドフォード監督の「1984」(原題 1984/Nineteen Eighty-Four 英)もまた好ましい。1984年、恋愛すらも禁じられた未来社会。全体主義体制で、自我に目覚めた主人公が屈服するまでを描く風刺ドラマ。ジョージ・オーウェルのSFディストピア小説を、実際に84年となった時点で映画化した作品である。

 

 

 

映画で"1984"といえば上記の作品。

 

では、ロックで"1984"といえば……、

 

 

 

そうっ、ヴァン・ヘイレンの名作"1984"!

 

 

 

……………

 

 

 

「スーパーロック’84」じゃろがっ!←と言ったそこのキミ、それも正解!

 

 

 

それはさておき、ヴァン・ヘイレンのギタリスト・エドワード、先日お亡くなりになりました。享年65歳、喉頭がん。世界中の大物ロックスターから悲しみの声が……。

 

わたしがVHに出会ったのは中学時代。橋ん向こうの数少ない洋楽トモダチにレコード貸してもらいました。「ダイヴァー・ダウン」です。いきなりキンクス!その衝撃、今でも覚えとります!聴いたこともないよなギターサウンド!圧倒されました!もちカセットに録音。そこでも衝撃が……。いつもの録音レベルなのに終始メーターの針がレッドゾーン!ウヒョ〜!なれどかまわずこのレベルにて!カセット、擦り切れるまで聴きました。

 

んで、やっぱレコードで欲しゅうなったケンジ。わずかな小遣い銭を貯め「導火線」「戒厳令」と購入。どちらも脳天にイカズチズドーン!その後上記の「1984」も。言うちゃ悪りぃが衝撃いまひとつ……。

 

そして色々コピーしました。もちろんお兄ちゃんアレックスも大好きに!アルバム中、必ずあるスピーディーなドッコドッコのシャッフル曲。我がハードロックドラムの師匠コージー・パウエルとは、ちと違った趣の魅力。エディのプレイはもちろん、アメリカの太陽デイヴ・リー・ロスのシャウト、アンソニーの重低音ベースに欠かせない存在です。

 

んで、時を戻しエディ。

 

ギター弾けんモンからですと、どうしても早弾きやライトハンド奏法に目がいきがち。いろんなことの発明家でもあったんですね(←あんまよぉ分からんのんで各々お調べを)。ジミヘン以来の革命児、そしてエディ以降現れておらず、との意見多数!ホントにロック界、いや音楽界の大損失です。心よりご冥福お祈り致します。

 

天国でも、まだロックギター聴いたことない皆さんをアッと驚かしてやってくんさいっ!アーメン、ごめんなすって!!! 

 

 

Kenzzi