わたしは、恐竜を題材にしたアドベンチャー映画が好きだ。よって60年の作品「失われた世界」(原題The Lost World)もまた好ましい。アーサー・コナン・ドイルの小説、25年オブライエン版に次ぐ二度目の映画化!監督は「ポセイドン・アドベンチャー」や「タワーリング・インフェルノ」で知られる"パニック映画の巨匠"アーウィン・アレン。特殊効果もL・B・アボット、と超一流だ!

先日この映画のDVDが超特価で売ってたので、ためらいなく即購入。ちと暇がなく、スクリーンを設置する時間がなかったのでテレビ画面にてハイライトだけチラと観た。



いやぁ、いいですなぁ!!!



つい最近「ジュラシックワールド」を観たばっか(盆ちかくのはなしじゃが)で、今観たらどげんしょぼかもんじゃろ、と高をくくっていたが・・・。ほんもののトカゲやワニにひれや角を付け、のっしのっしと歩く恐竜たち!じつにいいです!じつにいい塩梅です!!じつにいい味わいです!!!

しかし世が世なら動物愛護団体から猛抗議もんです!

接着剤で無理矢理装飾品をくっつけられたり・・・、棒かなんかで突つかれ怒ったワニに咬まれ苦しそうなトカゲくんだったり・・・、そのままスタントなしで穴へ落下させたり・・・。傑作には犠牲がつきもの、ありがとう爬虫類のみなさんっ!

そんな愛すべきトカゲ恐竜映画!他にもアレン作品の「地底探検」、モノクロでこの分野のお手本「紀元前百万年」、バトル連発の「恐竜王」、なんとアルマジロ(かな?)恐竜も登場の「美人島の巨獣」、そして巨大感ゼロの「大蜥蜴の怪」などなど。CG恐竜やモデルアニメーション恐竜とは別もんと思って、この連休中でもご覧あれっ!では大画面で観ますかな、ごめんなすって!!!

美人島の巨獣
「ほれほれっ!真ん中手前っ!やっぱそうじゃろっ」

Kenzzi