ネットでビョークの事をちょっと調べたところ、身長163cmとあった。「ビョーク巨人説」消滅! nappa氏には内緒にしときます。


 2週間ほど前のスタジオでちょっと話題となったのですが、僕とkou君には共通の考え、というか思想を持っております。「この名字、バカ!」だと思う名字が一緒なのです。具体的にいうと、ある一つの名字の印象が「バカ」、2人ともそう思ってしまうのです。全くの主観で、その名字の人達には大変申し訳ないのですが、そう思ってしまうのです。

 子供の頃にあった友達や、昔読んだ小説や、TVに出てきた登場人物のせいで、その思想を持ってしまった訳なのだが、(特に筒井康隆の小説です。「○○のバカが・・」って書いてましたもん) 大人になって、その名字の人でバカだと思った人に出会ったことはない。
 でも自分の中のオンリーワンは揺るがない。これからもそうだろう。


 小5,6の頃、ショッキングな出来事があった。ある日の休み時間、○○が僕達にある事をブチまけた。

「今日ハナマサで100円で焼肉食い放題らしいぞ!!」

 ハナマサとは、こっちでもよく見る、肉の爆安の殿堂、地上最後のユートピア、あのスーパーのハナマサです。東京では見たこと無いが、当時宮崎にはハナマサの焼肉食い放題の店があった。「あんたがった、どこさ、ハナマサさ!」とCMも流れていた。ただ安いといっても100円とは!

 「うそやろ!?」僕達はもちろん信用しなかったが、○○は一歩も引かない。あまりに必死に主張するので、放課後に100円を持って集合という話になった。ちなみに○○は校内一の巨漢。小学生でありながら175cm以上あった。足のサイズもでかく、いつもマジックテープのスニーカーを履いていた。

 そして放課後、ほぼクラスの男子全員が、利き腕の拳に100円を握りしめ学校の裏に集まった。(ハナマサはすぐ近く) 
 しかし○○は、なかなか来ない。そして拳の中の100円が、ほどよく温まった頃、奴はようやく来た。

「おう、行こうか?」 「ごめん、夢やった。」 「???」 「夢やった。」


 「夢やった。」この言葉を残し、バカは帰っていった。どういうことでしょうか?


 こういうこともあり、僕の中の「バカ名字NO.1」は決まったのです。○○の中身は伏せていただく。その名字の人達に悪いからです。今、僕の友達にも○○がいるからです。その友達は国立在住で、左利きで、ギターがうまくて、グルーヴィーな甘いソウルをうたいます。
 ○○君、結婚おめでとう!


ゆう