わたしは「地球の静止する日」(51年)に代表される、友好型宇宙人来襲もの(?)のSF映画が好きだ。よって76年の英映画「地球に落ちて来た男」もまた好ましい。ニューメキシコの田舎町に突如現れた男、ニュートン(デビッド・ボウイです!)。彼は死に瀕した故郷の星アンシアと残してきた家族を救うべく計画を実行する。しかし、それを脅威に感じたアメリカ政府は・・・!ニコラス・ローグ監督の演出が冴える異色SFである!
 この映画のワンシーンに、教会で「聖地エルサレム」を大合唱、という場面がある。
And did those feet in ancient time・・・♪
美しい映像で、印象深いシーンのひとつだ。わたしはこの場面を観ると、ある昔のエピソードを思ひ出すのです・・・・・。
 小学校2年ぐらいのある日、うちの母親が担任に呼び出された。

担任「おたくではカラオケなんかなさいますか?」

母「はぁ?・・・いや、しませんよ」

担任「いやね、おたくのけんじ君が中心になって休み時間にみんなで大合唱すっとですよ」

母「なんをですか?」

担任「ぴんから兄弟の『女のみち』ですよ!」

あなたーのーためぇにー♪まもりーとーした、おんなーのーみさーおー♪

母「あらぁ、そんげなことを。すんませーん、言ってきかします!」

みんなでお歌、おおいに結構!しかし歌詞がいかん!「女の操(みさお)」じゃもん!との理由でおしかりを受けました!しかし、当時は意味が分からんとはいえ、バカなことしちょりましたなぁ、ま、今もですが。この場を借りて、おかあさん、宮史郎先生、ごめんなさい!もうしません!
 
 最新作キアヌ・リーブスの「地球の静止する日」、なんか凄そうですねぇ!久々映画館に足を運ぶかぁ!ごめんなすって!!!

Kenzzi