わたしは我が国が誇る巨大ヒーロー、ウルトラマンが好きだ。よって先週に引き続き「帰って来たウルトラマン」もまた好ましい。ハンサム隊員「郷秀樹」の謎は、親切なる読者の方の通報により白日の下にさらされたわけだが、ここにきてまた新たな謎が浮上した!第33話「怪獣使いと少年」である。上原正三氏のペンによる、数多くの傑作のひとつだ!
 ある日、我がバンドが誇るハンサム・パーカッションaoyamaくんがこう言った!
「ムルチ(この話で出現する怪獣名)って、CSとかならいいけど地上波では放送が禁止やっちゃげな!」
とのこと(我々といると宮崎弁です、エライッ!)。
 そこで我々も、なぜ禁止なのかを検証してみた!

「隊長任務怠慢説」
怪獣出現にもかかわらず、僧侶コスプレを楽しむ伊吹隊長(根上淳氏)!これが日本の全サラリーマンをダメにするのでは!

「製パン業侮辱説」
ぼろぼろのこうもり傘でパンを買いに来る少年!侮辱である!「だってうちパン屋だもん」

「ムルチ説」
怪獣そのもののデザインがわいせつなのでは!

・・・・・・・

どれも推測の域を出ないが、確実に全部違うだろう!

 まっ、冗談はこれぐらいにして、地球の大気に犯された老宇宙人と孤児の少年との悲しいおはなし!是非ご覧ください!と同時に、真相をお知りの方はご一報を!ごめんなすって!!!

Kenzzi