久し振りに、アンドレイ・タルコフスキーの「惑星ソラリス」を観た。やっぱりイイね。スゲェ退屈なリズムで、ストーリーが進むのが非常に遅いのだが、いったんそのビート(?)にハマると本当に心地よい。内容も、よく難解とか言われる事が多いけど、そんなことはないよな?あの独特な雰囲気(ロシア的と言われる)に拒絶反応を起こすヤツがいっぱいるんだろう。免疫が無いんだろう。確かに今のハリウッド映画しか観ていなくて、そのスピードにしか慣れていないヤツは???だと思うわ。ひょっとするとフェリーニなんかもダメかも?
それにしても、タルコフスキーは木や水を本当に綺麗に撮る!美しい!!
昔はよく「惑星ソラリス」とスタンリー・キューブリックの「2001年 宇宙の旅」が比較されて、ライバルみたいな扱いだった。どちらも傑作SFというだけでなく、映画史に残る作品だ。
前に映画館で「惑星ソラリス」と「サクリファイス」の2本立てを観た時は、さすがに寝たけどな!


KOU