夏の終わりに、もう一度「テネイシャスD」を見にいってきました。いや~、下品でしたね~。女友達と一緒にいったのですが、その子は唯一のメタル・ガール・フレンド。「チン立てふせ」とかでケタケタ笑ってました。その後、夜中まで伊藤政則の話をしました。


 メタルもいいけど、ちょっとパンクの話をしてみようか・・・。


 僕のロックはKISSで始まった。そしてエアロスミス、クイーンと、いわゆる当時のハードロック御三家を聴きまくった。
 しかし前にも書いたように、パンク、ディスコも同時期に聞き始めている。


 パンク初体験はストラングラーズだった。いや、最初はクラッシュだったかもしれない。でも、やっぱりストラングラーズだ。それほど、奴等との出会いは強烈だった。

 初めて聴いたアルバムは「Xサーツ」、ライヴ・アルバムだった。そいつを僕は買わされた。6~7才の頃のクリスマスだったか誕生日だったか・・に、kou君に「お母さんにストラングラーズのXサーツが欲しいと言え!」と、言われたからだ。
 本当はラジコンが欲しかったのだが、後の拷問が怖かったので、おとなしく「Xサーツ」を買った。

 黒に赤いロゴ、オレンジ色のねずみ、最高にかっこいいジャケット。(最近出ているCDは当時のものとは違う) 内ジャケも強烈だった。(うまく説明できない) 僕はこれがパンクか、と聴く前に感じた。

 で、聴いた。 

 
 ア゛ゥ!!、ア゛ゥ!!、ア゛ゥ!!、ア゛ゥ!!

 超強烈だった! ヴォーカルのヒューの叫びから始まったライヴに完全にK・Oされた。特にジャン・ジャック・バーネルのベースが最高!!! ウネウネ動きまわるデイヴのオルガンもドアーズみたいでクール。ドラムは名前がかっこいい! ジェット・ブラック!!
 付属のポスターも最高で、ジャン・ジャックがメッシュのあみあみの服をきていた。今思うと、あみあみを着ているということは暑さ対策だろう。(8月5日のブログ参照)

 それからストラングラーズは僕のフェイバリット・パンク・バンドだ。3RDアルバムの「ブラック&ホワイト」は好きなアルバム・ベスト5に入る。


 僕はインパスターズのライヴで、途中よくパンを食う。それはパンクに敬意を払っているからだ。


ゆう