リー・マーヴィン・・・。やっぱりこいつで決定ですな。マン・オブ・マンは誰かっちゅうことですよ!
 ここ2週、スタローンとかハナとか書いてきましたが、やっぱりリー・マーヴィンなんですな。顔が怖い!名前がかっこいい! ちなみに2位はアーネスト・ボーグナイン。
 この1位、2位がとっくみあう、人間版「キングコング対ゴジラ」のような奇跡の作品「北国の帝王」は男だったら絶対見ないといけないのだ。リー・マーヴィンが無賃乗車犯、アーネスト・ボーグナインが車掌。で、2人が大ゲンカ。監督は超名匠ロバート・アルドリッチ。「キッスで殺せ」「飛べ!フェニックス」「攻撃」「ロンゲストヤード」みんなおもしろい。「特攻大作戦」なんて男ランキング1位から30位ぐらいまでぜんぶでてる。ブロンソンもでてるよ。カサベテスもでてるよ。
 でも女性でアルドリッチの映画が1番好き、なんて人はいただけませんな。女だったらアクションものでも「冒険者たち」「狼は天使の匂い」とかいってほしいものです。

 リー・マーヴィンは他にも「ポイントブランク 殺しの分け前」「殺人者たち」、超傑作があります。僕は「ポイントブランク」のマーヴィンが一番好き。監督はジョン・ブアマン。「太平洋の地獄」は三船VSマーヴィンですよ。これこそ「キングコング対ゴジラ」! でもこの監督の作品は見終わった後、ちょっといやな気持ちになります。
 原作はリチャード・スタークの「悪党パーカー」シリーズの一つ「人狩り」。「悪党パーカー」シリーズは他にも映画化されていて、それらもまたおもしろいよ。「汚れた7人」「組織」。「メイド・イン・USA]はゴダールだけどそんなに好きじゃない。

 「殺人者たち」の監督はドン・シーゲル。こいつは天才!僕はしげるを愛しています。「ダーティーハリー」「突破口!」は男も女も見なければいけない!!ウルトラ傑作です。説明はいらない、見ればいい。

 男は汗臭いか、ニンニク臭いか、マンダム臭いかで決定です。そうだろ?女子諸君? 


ゆう