ちょっと前に、しんたろうが行列に並んでラスクを買った、ものすごく美味かった、とブログに書いていましたな・・・。なるほど、あいつは美味いですよ。僕も知ってますよ。
と、いうのも僕も食べたことがあるからですな。彼が食べる3ケ月ぐらい前です。12月のインパスターズのワンマン・ライヴのときです。メンバーの皆さんでどうぞ、とファンの方に頂いたのです。けっこうでかい箱でして・・20枚ぐらい入っていたかなぁ・・。で、結局8~9割を僕が食べました。力也が数枚持って帰って、残りを全部喰らいました。
いや、しんたろうにも持って帰れと勧めたんですよ。でも彼は食べなかった。んがっ、ラスクを食べた今、彼は何を思う?
「あんたがもっと強く勧めていれば俺は食った!きっと食った!!」と、思っているのではないか?
しんたろうは、おいしいおいしいスイーツ、特に行列のできる店のスイーツになると偏執狂的になります。まるで映画「コレクター」のテレンス・スタンプです。
こんなことがあったんです。2月の新宿レッドクロスでのライヴの日の出来事。
その日、僕はライヴ前にファンの方から大きな袋を貰いました。中身はドーナツ。なるほど袋にクリスピーなんとか、と書いてあります。ここでまず注意してほしいのは、このドーナツは僕が頂いたものです。メンバーの方で、ではなく僕個人がもらったものです。
まだ出番前でしたので袋をもって控え室に入りました。すると、しんたろうが声を荒げて近づいてきました。
「どうしたの?! それ、どうしたの?!!」
「・・・いや・・、もらったけど・・。」
「それ! 並ばないと買えないやつだよ! すごい並んでんだよ!」
「あ・・、そう・・。」
この日のしんたろうは、やけにグイグイきます。目がいつもと違います。
そして、ライヴが終わりBAR・TIMEに突入しました。しんたろうが、なにやらkou君に話しています。しばらくしてkou君が僕の所に来ました。
「ゆう、しんたろうにドーナツやったほうがいいぞ。」 「はあ?」
しんたろうはkou君にこう言ったそうです。
「なっち(僕はしんたろうにこう呼ばれています)、ケチやなぁ! あんなにドーナツもらって! 俺だったら絶対みんなに配るよ! なっち、ドケチやな! あんたの弟はドケチだ!」
いやいや、僕も一人では食べきれません。メンバーには配るつもりでした。しかし、ここはライヴハウスの中、勝手に持ち込んだものを勝手に食べるのはマナーに反します。まず、お店の人にことわって食べるのがマナーです。当たり前のことです。
僕はしんたろうに近づきました。「ハッ!」 彼の目は・・まるで・・ワニです。ワニの目です。いつもはやさしいウサギのような目をしていますが、ワニです。ワニ目小僧です。ワニ目小僧はドーナツしか見てません。
僕はゆっくり説明して、ゆっくり背中を見せないように離れました。そして先ず、店のスタッフにドーナツを配り、次にしんたろうにドーナツをあげました。むしゃぶりつきました。
「いや~ぁ、なっちの言う通り、まことにその通りです!!」どうやらしんたろうは落ち着いた様子です。ワニ目小僧はもういません。
しんたろうは「あまさん(甘さん)」(彼はスイーツのことをこう呼びます)のことになると我を忘れます。行列のできる「あまさん」だと特に忘れます。ワニ目小僧は「あまさん」に夢中です。
みなさんも行列のできる「あまさん」を買った帰り道は気をつけてください。
君の後ろにもワニ目小僧はいるぞ!
ゆう
と、いうのも僕も食べたことがあるからですな。彼が食べる3ケ月ぐらい前です。12月のインパスターズのワンマン・ライヴのときです。メンバーの皆さんでどうぞ、とファンの方に頂いたのです。けっこうでかい箱でして・・20枚ぐらい入っていたかなぁ・・。で、結局8~9割を僕が食べました。力也が数枚持って帰って、残りを全部喰らいました。
いや、しんたろうにも持って帰れと勧めたんですよ。でも彼は食べなかった。んがっ、ラスクを食べた今、彼は何を思う?
「あんたがもっと強く勧めていれば俺は食った!きっと食った!!」と、思っているのではないか?
しんたろうは、おいしいおいしいスイーツ、特に行列のできる店のスイーツになると偏執狂的になります。まるで映画「コレクター」のテレンス・スタンプです。
こんなことがあったんです。2月の新宿レッドクロスでのライヴの日の出来事。
その日、僕はライヴ前にファンの方から大きな袋を貰いました。中身はドーナツ。なるほど袋にクリスピーなんとか、と書いてあります。ここでまず注意してほしいのは、このドーナツは僕が頂いたものです。メンバーの方で、ではなく僕個人がもらったものです。
まだ出番前でしたので袋をもって控え室に入りました。すると、しんたろうが声を荒げて近づいてきました。
「どうしたの?! それ、どうしたの?!!」
「・・・いや・・、もらったけど・・。」
「それ! 並ばないと買えないやつだよ! すごい並んでんだよ!」
「あ・・、そう・・。」
この日のしんたろうは、やけにグイグイきます。目がいつもと違います。
そして、ライヴが終わりBAR・TIMEに突入しました。しんたろうが、なにやらkou君に話しています。しばらくしてkou君が僕の所に来ました。
「ゆう、しんたろうにドーナツやったほうがいいぞ。」 「はあ?」
しんたろうはkou君にこう言ったそうです。
「なっち(僕はしんたろうにこう呼ばれています)、ケチやなぁ! あんなにドーナツもらって! 俺だったら絶対みんなに配るよ! なっち、ドケチやな! あんたの弟はドケチだ!」
いやいや、僕も一人では食べきれません。メンバーには配るつもりでした。しかし、ここはライヴハウスの中、勝手に持ち込んだものを勝手に食べるのはマナーに反します。まず、お店の人にことわって食べるのがマナーです。当たり前のことです。
僕はしんたろうに近づきました。「ハッ!」 彼の目は・・まるで・・ワニです。ワニの目です。いつもはやさしいウサギのような目をしていますが、ワニです。ワニ目小僧です。ワニ目小僧はドーナツしか見てません。
僕はゆっくり説明して、ゆっくり背中を見せないように離れました。そして先ず、店のスタッフにドーナツを配り、次にしんたろうにドーナツをあげました。むしゃぶりつきました。
「いや~ぁ、なっちの言う通り、まことにその通りです!!」どうやらしんたろうは落ち着いた様子です。ワニ目小僧はもういません。
しんたろうは「あまさん(甘さん)」(彼はスイーツのことをこう呼びます)のことになると我を忘れます。行列のできる「あまさん」だと特に忘れます。ワニ目小僧は「あまさん」に夢中です。
みなさんも行列のできる「あまさん」を買った帰り道は気をつけてください。
君の後ろにもワニ目小僧はいるぞ!
ゆう