先週は、多ジャンルにわたる音楽の好みについてお話ししました。今週はインパスターズのもう一つの重要なファクター、「映画」についてお話しします。

 僕は映画もいろんなジャンルを好みます。怪獣、アクション、SFから、恋愛、文芸ものまで。ゴダールからトラック野郎までです。最近はあまり観ませんが、18から28ぐらいまで1日平均1本は観てたので、かなりの量をたしなみました。
 もちろん音薬と同じ様に、そのジャンルの中の数本が好きなのです。

 そんな僕ですが、映画を観て胸がドキドキしたことが3回あります。まず最初は5才の時に観た「スター・ウォーズ」。3回目は21才の時に観た「ジュラシック・パーク」。そして話が前後しますが、2回目が17才の時に観た「みつばちのささやき」です。これ3本ともkou君と観てますな。
 1回目と3回目はなんとなくドキドキの理由が分かりますが、「みつばちのささやき」は自分でも意外でした。初恋でしょうか?・・・いや、多分そうです。
 
 「みつばちのささやき」を観た人なら分かると思いますが、ストーリー自体は別にたいした事は起こりません。ただ僕は自分でもおかしいと思うぐらいドキドキした。まさに名作です。こんなに心をMOVEさせたMOVIEは初めてでした。 

 
 観終わったあとにジワジワとドキドキしてきた作品もあります。「狼は天使の匂い」であります。題名からしてまさにクール。邦題をつけた人エライ。
 はっきりいって作りは雑です。監督は名匠ルネ・クレマンなのですが雑です。だが、そのなにかパズルのピースが足りない感じ・・、全体をつつむ甘い香り・・・。ジャンルわけするとファンタジー・ロマン・アクションでしょうか?インパスターズの中ではかなり評価の高い作品です。
 しかしこの作品、なぜか他人に薦めたくありません。自分の中で秘密にしておきたい・・そんな作品です。オレの「狼」です。君の「狼」ではありません。

 他にも男の映画、たとえばリー・マーヴィン主演作品「北国の帝王」「太平洋の地獄」なども紹介したいところですが、話がながくなってきたのでまた今度。この2作品、2本ともaoyamaと観ましたな・・・。1日で・・・。まねしてごらん? きっと、こぶしがかたくなるぜ。

ゆう