先日、某県庁の職員(行政上級)採用試験を受けてまいりました。


《一次試験》多分、全国型

まずは択一形式の教養試験。

問題は回収されたので、どんな問題かは覚えてませんが、感想としては簡単。

知識系は、大学入試センターレベルの知識で足りると思います。あとテレビのニュース。

知能系も簡単でした。

国1や裁判所事務官の教養問題に比べると、かなり簡単ですね。


次に択一式の専門試験。

これも簡単でした。経済系の勉強はほとんどしていなかったのですが、問題文や表、選択肢などを手がかりに論理的に考えたら、分かる問題もいくつかありました。おかげで助かりました。

法律系の問題は基本的なものばかりでした。労働法はまったく勉強していなかったのですが、憲法や民法の考え方や、リーガルマインドで考えれば、わかります。

私の場合、法律はしっかり勉強していたので、法律系でしっかり稼いで、経済系は最低限稼いだという感じです。

おそらく、専門試験も他の公務員試験より簡単だと思います。


最後にアピール論文。

正直、何を書けば分かりませんでした。

この時点では自己分析もほとんどできていませんんでしたし、某県のことも県庁の仕事もほとんど理解していなかったので非常に困りました。

とりあえず、内容は諦めて論理一貫性のある文章と適切な字数を書くことだけを意識しました。

後日成績開示請求したら、酷い点数でしたけど…。


《二次試験》1日目

まず、内田クレペリン検査が行われました。

生まれてはじめて受けたのですが、苦痛ですね。

受験前に、「内田クレペリン検査完全マニュアル」という本を立ち読みしときました。

特に対策なんかしないでいいと思うのですが、計算なんか10年位していなかったので、不安になり、DSの脳トレしてました。

つぎに、身体測定がありました。

さらにその後、性格検査(あてはまる・どちらともいえない・あてはまらないの3つから選ぶやつ)がありましたが、これもほとんど評価に影響しないと聞いたので、素直に答えればいいと思います。

最後に、専門の論文試験がありました。

「専門」とあったので、法律と経済の問題が出題されるかとも思ったのですが、

「財政が苦しい現状において、行政サービスの向上、効率アップのためにはどのような方策をとるべきか」

というような問題でした。(前述のように問題は回収されるので、実際の問題文とは若干異なるかとお思います)

他の公務員試験の論文対策として、「日本の論点」や「テーマ別論文対策」という本を少し読んでいたので、そこで得た知識を総動員して書きました。しかし、直接関係するような知識は入っていなかったので、構成に時間をかけすぎてしまい、実際答案用紙に書いたときには、最後の方が構成段階よりも非常に薄い内容となってしまいました。おそらく酷い評価となっているでしょう…。

2次試験受かったので、3次試験受けてきました。


まず、総務課に行きます。

椅子に座らされます。

別室に連れて行かれます。

荷物を置いて、試験場に入ります。


大きいテーブルを挟んで向かいに試験官が3人います。

目の前には六法全書が置かれています(もちろん閲覧可能)。


【早速口述試験が始まる。向かって左の人が出題】

①(条文の書かれた紙を渡され)憲法を改正してこのような条文を加えました(適法な手続きに基づいている)。あなたはどう思いますか?

②憲法上定められている衆議院の優越は?

③法律で参議院の優越を認める条文を定めることについてどう思いますか?

所要時間10分~15分


【続いて面接試験。向かって右の人が質問】

①今まで何か役職を務めたことは?

②今まで一番苦労したことは?それをどうやって解決した?

③友人からはどのように思われている?

ほかにも何か聞かれたかもしれませんが、口述試験による動揺のため覚えてません。

所要時間10分~15分


〈受けた感想〉

正直、口述試験の①の問題は質問の意味がわからなかった。ある法律を作ってそれが憲法上どのような問題点があるかという問題はよくあるし、そのようなものを想定していた。ところが、憲法を改正しましたって・・・。だったら憲法上の問題は生じないんじゃなかろうか。もしかして、その条文を解釈しろということだったのだろうか?今考えてもよく分からない。おかげで、動揺して②も③も訳の分からないことを言ってしまった。

思うに、旧司法試験の口述試験とは若干性格が異なるように思います。旧司法試験よりもぶっ飛んだというか、現実離れしたというか、とにかく不意をつかれた気分でした。しかし、ほかに対策としてできることも無いかと思うので、参考程度なら旧司法試験の口述試験の問題集を見てもよいでしょう。もっとも、皆さんが衆議院法制局試験を受けるころには入手不可能となっている恐れがありますが。


面接試験はあとで知ったのですが、大体公務員面接と同じ感じだと思います。しっかり自己分析する必要があるのではと思います。私は、まったく自己分析等の面接対策をしていなかったので何も喋れませんでした・・・。公務員の面接対策本が有効ではないかと思います。


【試験終了後】

受験者全員の試験が終わると、補充面接の有無を発表するからあとで再度総務課に来てくれとのこと。

集合時間まで結構時間が空く。ここで時間をどうやってつぶすかで悩む。永田町にはカフェやファミレス、コンビになど無い。徘徊してるとSPやら国会警備隊等の視線が痛い。結局国会前公園で時間をつぶしたが、意外に遠い。


時間になっていくと、初めて3次試験の受験者が6人(男3女3)だったことを知る。

順番に呼び出され、補充面接の有無を聞く。私は無かったので、即帰宅。

残念ながら補充面接がどのようなものか知ることはできなかった。力不足で申し訳ない。


ここまで読めば察することができると思いますが、私は不合格でした。

その通知が早いこと。金曜に受けたのに月曜にはポストの中に。もちろん通知の日付は3次試験の日付け。デリカシー無い。嘘でももっと悩んだ振りをして欲しかった。



以上で私の衆議院法制局受験経験に基づく情報公開を終了します。

この記事にたどり着ける方がいるのか分かりませんが、この試験はほとんど情報がありません(2008年現在)。ゆえに受験者の方は大きな不安を抱いていることと思います(私がそうだったので)。そんな受験者の方々の不安を少しでも払拭し、試験において真の力を発揮できることに貢献できたなら本望です。

そして、よりよい日本を作っていってください。かげながら応援しております。

前回に引き続き、二次試験の面接について。


論文試験が終わると、まもなく面接試験が行われます。


係りの人に、3人ずつ呼ばれ、ほかの人は論文試験を受けた部屋で待機します。


一人づつ、係員に別室の入り口まで連れて行かれ、「どうぞ。」といわれて、室内へ入ります。


会議室と思しき広い部屋のなかに大きな円卓があり、男性が2人座っている。その正面に座る。


早速、質問がされる。私の場合は、

①衆議院法制局を知った経緯、志望した理由

②現在関心のある事象

③仕事内容は議員の立法を補佐するのみだが、それで満足か

④他の併願先


①~③は上司らしき人物から、④はその部下らしき人物から補充的に聞かれました。


時間は10分前後でしょうか。ほかの受験生がどのくらいの時間かかったのかわかりませんが、私の待ち時間からして大体同じくらいではないかと思います。


面接は人によって、質問も時間も異なると思いますので、あまり参考にならないかも知れませんがお役に立てれば幸いです。