カンボジアで迎える初めての朝。

とりあえず、チェックインする。

ついでに、部屋の鍵のかけ方を聞く。

全て英語。今思えばよく通じたなぁ。と思う。


チェックインを済ませると、ゲストハウスの食堂へ行く。

すると、日本人客の姿が。

勝手に輪に加わり、どこに行ったのか、行くのかなど聞いて、その日の予定を考える。

初対面にもかかわらず、一緒に湖へ行きましょうといってくれる。非常に嬉しい。

というわけで、その日は郊外の遺跡1箇所とアンコールワット近辺の遺跡。そして湖をまわることに決定。

そして、その足となってくれるのが、空港まで迎えに来てくれたサン。

サンのバイクがボロイボロイ。

スピードメータは壊れて0km/hのままだし。燃料系はつねにFULLを指したまま。

2人乗り用のステップの左側は取れかかってプラプラしてる。

まあ、走るのに支障は無いんで何もいえないんですけど。

しかし、燃料系が壊れているため、毎回乗る前にガソリンの蓋を開けてタンクの中身を目で見て残りのガソリンを確認する。また、遺跡回ってる途中にタイヤがパンク。

修理のために数分一人で取り残される。その間にまったく客のいないみやげ物やの隣の食堂で昼食をとる。

鶏肉と野菜の炒め物を食べたのですが、食堂の周りにガリガリの鶏が数羽。店の裏に草が何種類か自生。

おそらく、私が食べた料理の材料は目の前の鶏と草でした。

そんな感じで、遺跡を回ったんですが、正直しんどい。

本当に歩き回ったし、よじ登った。

湖へ行くころには疲労困憊してしまってました。

せっかく誘っていただいたのに、疲れすぎて何も盛り上げることができず。本当に申し訳なく思う。

湖なんですが、一人20ドルでボートをチャーターすることになるのですが、バイタクのドライバーは無料らしいです。というか、多分現地の人は無料なんだと思います。

私は、それまでの遺跡周りで疲れ果てたので、ぐったりして乗っていたのですが、バイタク連中はものすごいテンションではしゃいでやがりました。

夕日も雲で隠れてましたし。

ただ、途中にあった水上レストランに敷設されたあった「魚の展覧会(日本語表記)」は素晴しかった。

日本ではありえないクオリティの低さ。探偵ナイトスクープにでてきそうな感じ。突っ込みどころ満載。

無料だからこんなもんかとも思うけど。面白かった。


ゲストハウスに戻り、夕食を食べる(ご飯のついたゲストハウスは珍しい)。

一緒に湖へ言った日本人の方々と談笑する。

そこへ、ゲストハウスの従業員が加わってくる。

カンボジア人だが、日本語を勉強しており、日本語ガイドをしているということで、かなり上手い。

日本の文化も知っている。

しかし、かなりウザイ。

特に女の子にばかり話しかけているし、「かわいい」連発。

同じネタ繰り返すし、しつこい。

疲れているのもあって、本当にむかつく。


そんな感じで1日目は終わっていった。

カンボジアへは、大韓航空を利用。

乗客はほとんど韓国人。でも、CAには日本語通じる。

機内食はライ麦パンのテリヤキサンド。

ソウルで乗り換えだが、乗り継ぎの待ち時間はほとんど無し。


ソウルからシェムリアップまでの機内では入出国カード、税関申請書、ビザ申請書を記入する。

しかし、英語表記でよく分からない。そのため、英会話帳と電子辞書をフル活用して作成。だが、どうしてもわからないところがあったので、適当に記入する。

機内食はチキンとシーフードがあったがシーフードをチョイス。イカとえび。イカもえびも好きでないことを忘れてた。


シェムリアップ空港に到着後、ビザ発給カウンターに並ぶ。ほとんど韓国人。

パスポートと申請書、写真と20ドルを渡す。

隣の窓口へ行けといわれる。

窓口で待ってると、名前を呼ばれる。周りみんな韓国人なので、「イェ。」と返事している。

私もつられて、「イェ」と返事する。とても恥ずかしい。

適当に記入したのだが、何も言われず。やつらが適当なのか、私が記入したのがたまたま正解だったのか。

結局、私は一言もしゃべることなくビザ取得。


しかし、発給カウンターのカンボジア人がなんかむかつく。

みんなが待ってる間、職員同士でしゃべったり笑ったりして。中には席を立ってヘラヘラしながら歩き回ってるやつがいた。

国が貧しいとかいって、先進国から援助受けようとしている。

でも、国が貧しいのは、お前らがまじめに働かないからなんじゃないか!

空港職員だって客商売。もっと愛想良くしろ。


まあ、そんなわけで、ビザもらって、無事入国しました。


あ、あとで気づいたのですが、税関カウンターに誰もいなかったために、税関スルーしてしまってました。

大丈夫だったのかなぁ。


入国後、空港を出るとたくさんのタクシーの運転手が、声を掛けてくる「バイク?タクシー?」など。


初の海外一人旅ということで、不安だったのでとりあえず日本でゲストハウスを予約して、迎えを頼んでました。

なので、私の名前を書いた紙を掲げているカンボジア人を見つけ、ノーヘル2ケツで20分弱の旅。


コミュニケーションは英語。

ほとんどしゃべれない私は、なかなかコミュニケーションとれず。

とりあえず、彼の名はサン。

その後3日間、私の担当ドライバーとしてお供してくれることとなる。



さて、滞在先となるゲストハウスに着いたのは夜11時近く。

受付は閉まっているし、もちろん売店も閉まっている。

そのため、チェックインは翌朝してくれとのこと。

というわけで、シャワーを浴びて寝ようと思ったのですが、のどが渇いた。

機内には液体持ち込み禁止だったので、飲み物など持っていない。

水道水などは腹を壊しそうなので、飲めない。

着いたばかりなので、周囲に店があるのかもわからない。

これが一人海外、貧乏旅行なのかと、感慨にふけりながら、のどの渇きに耐えながら寝る。

急遽11月から県庁で働くことになったので、それまでの時間の使い方を考えていました。


引越しを考えたり、勉強しようとしたり。


しかし、こんなに自由な長期休暇はもう二度とないことを考えると、ふと思い浮かんだ。


一人旅しよう。

それも海外!スリリングで刺激的な国へ!


というわけで、大してお金のかからない国で、冒険気分を味わえ、独りでも浮かない国を考えたところ、カンボジアに決定。特に遺跡に興味があったわけではないけど、料金と冒険気分という点が決め手。


とはいうものの、一人旅はおろか、海外旅行すら初めて。

なので、パスポートを取ったり、ビザを取ったり、全てがはじめて。右も左も分からず。

何が必要なのかもまったくわからない。


時間もそんなに無いので、すぐにお金を借りて、パスポートを申請して、格安航空券を手配する。

出発はパスポート受領日の2日後。

出発までは、海外一人旅の持ち物や注意点などを、さまざまなサイトを参考にしてそろえる。


そんな感じで、不安いっぱいで準備をしました。