あれは、忘れもしない大学5年笑の初夏・・・麻雀のメンツ不足で、仕方なく高田馬場の
パチンコ屋に入った時のことだ・・・
突然、聞こえてきたのが、今になれば、知らない人がいないだろうあの「ラ~ラ~ラ~ララララ~ラ~ラ~」という強烈なイントロ・・・
サザンの伝説のデビュー曲「勝手にシンドバット」だ・・
「なんだこれ?」思わずつぶやいた・・
そして、イントロが終わり歌に入るが、最初のラララ以外は、サンバホイッスルが強烈すぎて、何を言っているのか、歌詞が全くはいってこない・・
って言うか意味不明・・・笑
さらには、日本語を英語のごとく発音する独特の発声・・・
そして、何度も何度も「ラララ」が入る、くせになりそうなリズム
やっと最後だけ、日本語の歌詞が聞こえてきた。
耳を疑った。
「胸さわぎの腰つき・・・」
えっ なになに
「えっ 胸さわぎの腰つき?・・」
思わず、あられもない姿・・・爆を想像してしまった。
気のせいではない・・
最後は、胸騒ぎの腰つきっていう言葉を連呼してるのだ・・
思わず、椅子から転げ落ちそうになった・・笑
超絶爆衝撃的で刺激的で衝動的だった・・
こんな事歌っていいのか・・そう思った。
サザン前の、歌の世界は、「愛、恋」などなど、ロマンチックやファンタジーな歌詞のものしかなかったからだ。
わけがわからなかったが、なんか痛快でしびれた・・
脳に「サザンオールスターズ」の名前が、刻み込まれた瞬間だ・・
そして、同年1978年8月31日放送の音楽番組『ザ・ベストテン』に彼らが出演することを知り、TVにかじりついて出番を待っていた・・
どんなグループか、この目で見たかった・・
そして、彼らの登場に腰が砕けた・・笑笑
なんと、原坊以外、メンバー全員が、ジョギング用の短パン姿なのだ。
「なな・・・なんだ こいつら 馬鹿か?」本当にそう思った。
さらにナント桑田佳祐は上半身裸での登場だったのだ・・
私は、気が狂いそうになった・・爆
今までの、ミュージシャンいや、芸能人、いや日本人と言うべきか、まったく違う価値観を持った男に映った・・
しかも、彼は、1956年2月生まれだから、私1955年9月生まれの大須賀 祐と同級生と言うことになるのだ。
さらには、彼の名前が圭祐だから、同じ祐まで入っているのだ。
あの日から、45年・・・私は、彼らとともに時代を過ごしてきた。
彼らの、生々しい性衝動に突き動かされた詩の数々に、衝撃とある種の痛快感そして共感しながらの45年だった。
そんな彼らの45周年記念のライブが、ネットフリックスで見れた・・
もう、ただただ圧巻
普通のLIVEにあるような、曲の紹介など一切ない。
みんな、言わなくてももう知ってるよねって感じ
一度コンサートを終え、アンコールの拍手でまた登場・・・なんて、シナリオは使わない。
「もっとやろうか」って桑田が言って、みんなの同意をとって、続けていくのが、
めちゃくちゃカッコいいぜ・・・
世界は、違えど、おない年が、頑張っている姿を見るのは、嬉しい
そして、励みになるなぁ
桑田圭祐・・私が、同じ年で、尊敬する数少ない日本人だ。(明石家さんま、役所広司もすごいけどね・・外国人では、ビルゲイツ、亡くなったステーブジョブズかな・・)
ありったけの愛と感謝をこめて・・!
PS リアルに、会場に見に行った人いたら、その時の感想を聞かせてね。