2009年1月16日・・・・・

 

この日は私にとって生涯忘れられない日になりました。

 

 

 

 

10年前のこの日・・・・

大きな不安と期待とが複雑に入り混じっていました・・・・

 

 

何が起きたのか?

時計の針を40年前に戻しましょう。

 

 

 

当時、大学4年生だった私は、留年が決まり失意のうちにヨーロッパを放浪していました。

 

スペインのアンダルシアにたどり着いた時、ふと思ったのです。

 

必ずここに戻ってくるってね。

 

そして、輸入ビジネスの世界に入ったのです。

 

 

 

 

あれから長い月日が流れました。

 

小さい時から人前にでると顔が真っ赤になって、汗が出て、どもってうまく話せない。いわゆる赤面症ですよね。

 

俺ってどうしてこうなんだろうって悩んでいたものです。

 

でもそんな私が、今では世界中を飛び回り、外国人と渡り合い、多くの聴衆の前での講演活動、クライアントに対する輸入ビジネスのコンサルティング、TV出演、更には自分自身のラジオ番組を持つなど、人とのコミュニケーションをしているのですから、人間というものは不思議なものです。

 

 

 

輸入ビジネスをスタートさせてからは、毎日が失敗の連続でした。

 

輸入できないものを輸入しようとして港で止められ、泣く泣く廃棄したこと、入荷した商品が全部壊れていたこと、前払いしたのに商品が届かなかったことなどなど、今、思い出してみるとよくここまでこれたなっていう思いでいっぱいです。

 

それでも私は、あなたに輸入ビジネスの素晴らしさをお伝えするために私の半生を費やしています。

 

どうして?

 

 

 

 

輸入ビジネスの大須賀より

ありったけの愛と感謝をこめてJanuary・・!

 

いかがお過ごしですか・・

 

 

 

 

 

 

写真は、一大決心をして行ったドイツの展示会場でのものです・・・

 

 

 

 

 

私の小さい頃の夢は、外交官になることでした……

 

ですが実際の私は、大学入学後に目的を失い、挫折し大学を留年してしまうのです。

翌年、受けた就職試験は、全て不採用。

 

 

卒業式寸前の土壇場、2次募集枠でとあるメーカーにやっとの思いで入社。

 

そして、入社後、3年目にしてその会社の最優秀営業員賞を獲得したものの、日本型ビジネスの限界に気付いた私は、悶々と満たされない日々を送っていました。

 

一度きりの人生、本当にこのままで良いのだろうか?
自問自答を繰り返す日々が続きました。



そして、ある日ひとつの決断を下すこととなります。
それは、輸入ビジネスの世界に飛び込むことでした。
幼き頃に描いた海外への夢が捨てきれなかったのです。



そして時は流れ、2009年1月に28 年間続けてきた実業家としての輸入ビジネス人生に終止符を打ちました。なぜ?



その理由を説明するには、 10年前に処女作を出版したときの話までさかのぼらなくてはなりません。
出版により、私の人生は激変しました。
公的機関をはじめ多くの人にアドバイスを求められ、コンサルティングを依頼されるようになりました。



貿易商と貿易アドバイザーという二足のわらじをはいて活動していたのです。
月曜日〜金曜日までが貿易商。そして土日に、セミナー、講演会、コンサルティングをしてきました。



また、海外の展示会の場で行う個別コンサルティングでは午前中に自分の商談をし、午後はすべてクライアント様の要望する交渉、ということを3年にわたって続けてきたのです。



外交官にはなれませんでしたが、幼い頃夢に見た海外での仕事、しかも人に教える先生のような立場になり喜びに震えました。



しかし、ある時を境に私の気持ちは、大きく揺れることになるのです。
現役で貿易商をしながら、人に教えることに矛盾を感じるようになりました。
私のコンサルティングは、クライアント様と一緒に海外の展示会に行き、意向を聞いた上で私が、リアルに独占販売権の獲得交渉をやってみせるのです。



ですから、クライアント様と私の会社との利害が真っ向からぶつかる時があるのです。クライアント様にコミットし、深く入っていけば行くほど自社のビジネスとぶつかっていくことに気付いたのです。



これが、苦悩の始まりでした。アドバイザーとしては、クライアント様の利益を優先させなければならない立場にも関わらず、心のどこかで真にクライアント様の成功を祈っていない自分に気づいてしまったのです。



私は、自分を恥じました。困惑、苦悩しました。
自分では「一生懸命・誠心誠意」教えているつもりでも、どこかツボだけは、教えていないのではないのか?と葛藤する自分の心に気づいてしまったのです。
なんて不謹慎な男なのだろう、と自分自身を責めました。



アドバイザー業をやめて、貿易商に専念するのか?
もしくは、これから貿易を目指す若き情熱家のために残りの人生を捧げていくのか?
その時の私には、すでに両方を続けていくという選択肢は消え失せていました。
そのまま両方続けていては、信じてくれるクライアント様に申し訳ないと心底思ったのです。そして、決断しました。



俺くらいの貿易商なんて、世の中にたくさんいる。だけど、これから輸入ビジネスを志す人に、俺よりも懇切丁寧に教えられる人はきっといないはず。
私の人生は、失敗と挫折の連続でした。特に我が28 年間における輸入ビジネス人生では、自分が嫌になるくらいの失敗を重ねてきました。



「もうだめだ」と何度も思いました。
その度に這い上がってきた経験は、きっとお役に立てると確信したからです。
時は、2009年1月16日。



私は、輸入コンサルティング会社㈱インポートプレナーを立ち上げました。



これは、すなわち貿易商としての自分への決別でもありました。
もう、後戻りはできないのです。





そして今の私は、日々充実感に満ちた毎日を送っています。
今、私のミッションは、「日本人の国際競争力、国際的価値を世界No.1にする」ことです。


あなたの熱い声援のおかげで10年を迎えることができました・・・






今後も、よりいっそうこれらの活動を通じてあなたに、日本人としての誇りそして輸入ビジネスの圧倒的な優位性と楽しさをもっと伝えていきたいと考えています。
今、私はとっても充実した気持ちでいっぱいです。



あなたの熱心に聞いてくださる姿にどのくらい励まされたか。
あなたの応援なくしては、この天職を全うすることはできません。



あなたが、いなかったら私はここまで来れなかった。
ありがとう!かけがえのないあなたの成功を心から祈りながら。



ありったけの愛と感謝をこめて・・!

 

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