輸入ビジネス の 大須賀祐です。
こんにちは!
いかがお過ごしですか?
今日の会津はちょっぴり雨って感じです。
昨日の大須賀マジック物販編第二回「問屋攻略」の
お話はいかがでしたか?
いろいろご意見の頂戴しております。
為になったと言われると、素直に嬉しいですよね。
忘れちゃわないようにちょっと、復習をしましょうか。
Q.問屋攻略において、もっとも大事な点は何でしょう?
A.そうですね。商品サンプルを用意するですね。
ここまでOKですか?
さて、第三回の今日は、消費者にとって一番なじみの深い
「小売店」の攻略法についてです。
一口に小売店といっても、大きく分けて
1、百貨店
2、GMS(大手スーパー)
3、専門チェーン店(全国展開、大型店)
4、一般小売店(中、小規模)
5、ディスカウントストア
の5種類に分けることができます。
もちろん、WEBや通販なども含みますが、
ここはあくまでリアル店舗の話をしますね。
そして、この5つが5つともに、それぞれ攻略法が違います。
その上、傾向としては、1番から5番になるにつれて、
ゾーン提案から単品提案に変わります。
さっ、ここで新しい言葉出てきましたね^^
ゾーン提案と単品提案。
わかりますか?
ちょっと説明しましょうね
これは、どういうことかと言いますと、
とりあえず、1番の「百貨店」の例をあげますね。
まずあなたが、百貨店に行ったところを想像してください。
いっぱい、いろんな商品が展示されてますよね。
商品は、飾り棚だったり、テーブルだったり、ワゴンだったり、
ガラスケースなどにきれいに飾られています。
この飾り棚やテーブルなどを「什器」と呼びます。
この「什器」が何個かくっついて1つのスペースを形成しているところを、
「ゾーン」(もしくは「島」)と呼びます。
お客様が歩く通路を「導線」と言います。
百貨店の売り場はすべてこの「ゾーン」と「導線」で
形成されています。
百貨店の場合は、商品構成(MD、マーチャンダイジングと言います)
を最低でもこの「ゾーン」を構成している1本の「什器」単位で考えます。
商品の1個1個、1種類1種類ではなく、
例えば、大体1m20cmか900cm幅の棚3段の什器で、
どのくらい売り上げるか? で考えるのです。
ここまでOKですか?
もし、分かりづらかったら、コメントくださいね^^
ですから、ゾーンを構成する商品を提案するので「ゾーン提案」です。
わかりましたか?
では「単品提案」は?
おわかりですね、そうです。
1つのもしくは1種類の商品を提案するから「単品提案」です。
ここで、もう一度5種類の小売店形態を見てみましょう。
1、 百貨店
2、 GMS(大手スーパー)
3、 専門チェーン店(全国展開、大型店)
4、 一般小売店(中、小規模)
5、 ディスカウントストア
この順番にゾーンから単品へ移行します。
というか、ぶっちゃけて言えば、
もちろん例外はありますが(相当強い商品)、
百貨店のバイヤーさんは商品1個1個は、
あまり見ていないということです。
このスペースで1日いくら売り上げるか?
しか、考えていません。
ですから、百貨店のバイヤーさんと商談すると
かならず話題になるのが、「坪単価」です。
「ここの上りエスカレーター前は特別な場所だから坪単価40万。
平場(ひらば、同じ階の普通の売り場)は20万ってとこかな。
おたくの、商品大丈夫ぅー?」
って感じです。
要は、1坪の売り場でいくら売り上げるかということです。
ということは、百貨店を攻略するには、ある程度の商品の
種類のバリエーションを提示しなければ無理ということです。
商品構成上のボリュームと言っても良いかもしれません。
逆に、5番のディスカウンストアは、1種類の商品でも、
値段の提示の仕方によっては、
簡単に入ります。
卸値は相当叩かれますので、利益を度外視すればの話ですが^^
利益薄い分即現金で集金できますので、キャッシュフロー的には
有りですかね^^
さあ、あなたの商品にとって、向いている小売店の見当は
つきましたか?
【本日のまとめ】
■リアル店舗の小売店は大きく分けて次の5種類ある
1、 百貨店
2、 GMS(大手スーパー)
3、 専門チェーン店(全国展開、大型店)
4、 一般小売店(中、小規模)
5、 ディスカウントストア
■そして、この1番から5番の順番で、攻略法はゾーン提案から単品提案に変わる。
■ 百貨店の売り場はすべて「ゾーン」と「導線」から形成されている。
■百貨店の、商品構成(MD、マーチャンダイジング)は1本の「什器」単位。
売上は「1坪」単位で考える。
■ディスカウントストアは利益が薄いが多くの場合、即現金で回収できる。
【攻略1ポイントアドバイス】
5種類のいずれを狙うにしても、営業の際に一番考えなければいけないのは、実は回収です。
つまり、どの段階であなたの商品があなたのお金になるかということです。
どんなに素晴らしいところと商談になっても、あなたの体力(キャッシュフロー)を常に頭において、商売をしてください。
始めたばかりの時は特にそうです。商品は売れたのに黒字倒産なんてことだけは避けましょう。
さあ、胸を張って頑張っていきましょう^^
私はあなたを応援しています。
さあ、今日の大須賀マジック物販編第三回「小売店攻略」は
いかがでしたか?
明日を楽しみにしていてくださいね。
早いもので、今年もあと2か月ですか。
雪深い会津にとっては、これからの4か月は、
我慢の月です。
大分朝晩は冷え込むようになりましたね。
お体ご自愛くださいね。
では、また次回、お会いしましょう。
こんにちは!
いかがお過ごしですか?
今日の会津はちょっぴり雨って感じです。
昨日の大須賀マジック物販編第二回「問屋攻略」の
お話はいかがでしたか?
いろいろご意見の頂戴しております。
為になったと言われると、素直に嬉しいですよね。
忘れちゃわないようにちょっと、復習をしましょうか。
Q.問屋攻略において、もっとも大事な点は何でしょう?
A.そうですね。商品サンプルを用意するですね。
ここまでOKですか?
さて、第三回の今日は、消費者にとって一番なじみの深い
「小売店」の攻略法についてです。
一口に小売店といっても、大きく分けて
1、百貨店
2、GMS(大手スーパー)
3、専門チェーン店(全国展開、大型店)
4、一般小売店(中、小規模)
5、ディスカウントストア
の5種類に分けることができます。
もちろん、WEBや通販なども含みますが、
ここはあくまでリアル店舗の話をしますね。
そして、この5つが5つともに、それぞれ攻略法が違います。
その上、傾向としては、1番から5番になるにつれて、
ゾーン提案から単品提案に変わります。
さっ、ここで新しい言葉出てきましたね^^
ゾーン提案と単品提案。
わかりますか?
ちょっと説明しましょうね
これは、どういうことかと言いますと、
とりあえず、1番の「百貨店」の例をあげますね。
まずあなたが、百貨店に行ったところを想像してください。
いっぱい、いろんな商品が展示されてますよね。
商品は、飾り棚だったり、テーブルだったり、ワゴンだったり、
ガラスケースなどにきれいに飾られています。
この飾り棚やテーブルなどを「什器」と呼びます。
この「什器」が何個かくっついて1つのスペースを形成しているところを、
「ゾーン」(もしくは「島」)と呼びます。
お客様が歩く通路を「導線」と言います。
百貨店の売り場はすべてこの「ゾーン」と「導線」で
形成されています。
百貨店の場合は、商品構成(MD、マーチャンダイジングと言います)
を最低でもこの「ゾーン」を構成している1本の「什器」単位で考えます。
商品の1個1個、1種類1種類ではなく、
例えば、大体1m20cmか900cm幅の棚3段の什器で、
どのくらい売り上げるか? で考えるのです。
ここまでOKですか?
もし、分かりづらかったら、コメントくださいね^^
ですから、ゾーンを構成する商品を提案するので「ゾーン提案」です。
わかりましたか?
では「単品提案」は?
おわかりですね、そうです。
1つのもしくは1種類の商品を提案するから「単品提案」です。
ここで、もう一度5種類の小売店形態を見てみましょう。
1、 百貨店
2、 GMS(大手スーパー)
3、 専門チェーン店(全国展開、大型店)
4、 一般小売店(中、小規模)
5、 ディスカウントストア
この順番にゾーンから単品へ移行します。
というか、ぶっちゃけて言えば、
もちろん例外はありますが(相当強い商品)、
百貨店のバイヤーさんは商品1個1個は、
あまり見ていないということです。
このスペースで1日いくら売り上げるか?
しか、考えていません。
ですから、百貨店のバイヤーさんと商談すると
かならず話題になるのが、「坪単価」です。
「ここの上りエスカレーター前は特別な場所だから坪単価40万。
平場(ひらば、同じ階の普通の売り場)は20万ってとこかな。
おたくの、商品大丈夫ぅー?」
って感じです。
要は、1坪の売り場でいくら売り上げるかということです。
ということは、百貨店を攻略するには、ある程度の商品の
種類のバリエーションを提示しなければ無理ということです。
商品構成上のボリュームと言っても良いかもしれません。
逆に、5番のディスカウンストアは、1種類の商品でも、
値段の提示の仕方によっては、
簡単に入ります。
卸値は相当叩かれますので、利益を度外視すればの話ですが^^
利益薄い分即現金で集金できますので、キャッシュフロー的には
有りですかね^^
さあ、あなたの商品にとって、向いている小売店の見当は
つきましたか?
【本日のまとめ】
■リアル店舗の小売店は大きく分けて次の5種類ある
1、 百貨店
2、 GMS(大手スーパー)
3、 専門チェーン店(全国展開、大型店)
4、 一般小売店(中、小規模)
5、 ディスカウントストア
■そして、この1番から5番の順番で、攻略法はゾーン提案から単品提案に変わる。
■ 百貨店の売り場はすべて「ゾーン」と「導線」から形成されている。
■百貨店の、商品構成(MD、マーチャンダイジング)は1本の「什器」単位。
売上は「1坪」単位で考える。
■ディスカウントストアは利益が薄いが多くの場合、即現金で回収できる。
【攻略1ポイントアドバイス】
5種類のいずれを狙うにしても、営業の際に一番考えなければいけないのは、実は回収です。
つまり、どの段階であなたの商品があなたのお金になるかということです。
どんなに素晴らしいところと商談になっても、あなたの体力(キャッシュフロー)を常に頭において、商売をしてください。
始めたばかりの時は特にそうです。商品は売れたのに黒字倒産なんてことだけは避けましょう。
さあ、胸を張って頑張っていきましょう^^
私はあなたを応援しています。
さあ、今日の大須賀マジック物販編第三回「小売店攻略」は
いかがでしたか?
明日を楽しみにしていてくださいね。
早いもので、今年もあと2か月ですか。
雪深い会津にとっては、これからの4か月は、
我慢の月です。
大分朝晩は冷え込むようになりましたね。
お体ご自愛くださいね。
では、また次回、お会いしましょう。