スマートフォンがあれば、あらゆる仕事ができてしまう時代。



肌身離さず持っているiPhoneは防水機能を備えてからは、お風呂にまで持っていくようになってしまいました。


これで24時間の臨戦態勢でビジネスが静かにずっとON状態になっているわけです。

 

オンライン=ビジネスモード

 

であればわかりやすいですが、プッシュ型で送信されるLineなどは強制的なONモードを作り出します。

着信に至っては、つながれば即座に決断を迫られる可能性があります。



便利さを追求した結果、情報量や情報処理能力の高さをビジネスのスキルとして求められるようになってきましたね。

 

それと同時に、気が休まる“暇”がないという状況に多くの人がいると思います。

 

数千万円の売買案件を弊社に任せていただくことが先日あったのですが、その際に、そのお客様が

 

「一応、矢野さんの前に話してた営業の奴がいたから電話してみるね。」

 

と言って電話をしたけど、相手が応答せず、間髪入れずに

 

「電話つながらないから、矢野さんにお願いするよ。」

 

ということで商談としてはまとまって、ありがたいと思う反面、そのたった一本の着信を取らないことで、数千万円の商売がなくなってしまうという怖さと厳しさを感じました。

 


自分が動いて勝ち取った契約とかだと、行動と成果が結び付けやすく、自己評価もやりやすいところがありますが、多くの人はこういった機会損失に関して、意外と無頓着だったりします。

 

私はそういった厳しいお客様の層を中心にビジネスをしているので、そのあたりの感覚が過敏だし、また、そこにこだわりが無いと厳しん競争を勝ち抜くことは難しいと感じています。

 

会社を創業して17年が経ちますが、その間でやらなくなった習慣が“昼寝”です。

20代のころはよく昼寝していましたが、起業してからは電話一本の価値をお金に換算したら、取り損ねることが怖くて、ろくに寝ることができなくなりました。

また、物理的に一定の周期でLineや電話が鳴るので、そういった昼寝の時間が静かに過ごせることはないというのが実情だったりしますが。

 

先日、ちょっと疲れが溜まっていて、どうしても空き時間に寝て体力を回復させたいというタイミングがあって、思い切ってiPhoneをサイレントモードにして、1時間、目覚まし時計をセットして寝てみました。

 

時間をブロックするというような手法はビジネス本で読んだことはありますが、意外とやれなかったのですが、かなり久しぶりに上手に昼寝をコンプリートすることができました。

 

寝ている間にLineが2件程度あったのですが、急ぎの案件でもなくて、

 

機会損失 < 体力回復

 

をすることができました。

 

カタチから入るところがあるので、ちょっと良い感じの目覚まし時計を買おうかと密かに思ってます(笑)

 

スマホにアラーム機能があるのですが、そこを使ってしまうと元の木阿弥になってしまうので、あえての目覚まし時計です。

 

多忙な皆さんも、時間のブロックの奇跡を味わってみてはいかがでしょうか?

 

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