愛犬のご縁をいただいたブリーダーの方が若くしてガンで亡くなったという知らせを受けました。


家族で妻の実家に帰る途中でその一報が入り、車内はしばらく次の言葉が出てこない静寂に包まれました。

この年末に病院から一時、退院するということで車の納車を病院にさせていただいてうちの会社まで送っていただきました。

その夜にご家族で食事に行くということで、冗談めいた顔で
「今日は家族で最後の晩餐でもしようと思って」
と話されたので、私も
「まさか冗談でしょう」
と言ったものの、別れ間際にわざわざもう一度振り返って近づいてきて両手で握手をされて別れたのが最後となってしまいました。

ご本人の病状はよくわかりませんでしたが、その時点であまり良い状態ではなかったのかもしれません。

犬を買った時にFacebookでお互いの投稿などで交流をしていて、
「娘が生まれたら矢野さんと娘さんのような仲良し親子になるのが理想なんです」と言っておられて、娘さんが生まれてからは本当に楽しく家族での日常をSNSなどでも出されていました。

年齢は私と同年代ということもあり共通の時代背景からの会話や経営者としての話も盛り上がりました。

いつか食事でも行けたらいいですねという約束が果たせぬままの別れとなりました。

ここ数年で身近な方が若くして亡くなるということがありました。

私たちは何か目標持って日々を過ごしていくことで、どうしても足りないものばかりに目がいってしまいます。

いろんな人の本や映画などを見て、人生において何が幸せなのか?何が大切なのか?を頭ではわかっていても、こういう身近な人の死に際して本当の意味で考えさせられるものです。

何か特別な思いに駆られたわけではありませんが、移動中に何か映画を見たいと思って、なんとなく選んだのは“最高の人生の見つけ方”という映画でした。


この映画は今から10年位前に確か公開された映画だったと思いますが、当時両親を連れて映画館に見に行った記憶があります。

その時は、両親はまだ健康でしたがそれでも本当に元気に過ごせる期間がそんなに長くないということをなんとなく感じるところもあり、映画を見た数年後に両親と一緒にハワイ旅行に行くことを計画しました。

その時は少し無理をして時間やお金を工面しましたが、その翌年に父親は他界しました。

突然の別れでしたが、若い頃から「儲けだしたらハワイでも連れてってあげるよ」というような不確定な未来を無理矢理でも具現化したことを本当に良かったと感じたものです。

人は良いことが3つあっても1つ悪いことがあるとその1つの悪いことに引きずられてしまいます。

そしてその3つに対して感謝することなく当たり前だと感じてしまうものです。

月並みではありますが、後悔しない日々を生きることが大切だと感じます。

未来に思いを馳せるのも良いですが、今日この瞬間の積み重ねが未来を創るのなら、今日この瞬間を大切にしていきたいものです。

お金があったら親孝行しようと思っているなら、いま出来る最大限を一歩踏み出すことのほうが、不確定の未来を口にするより数倍意味があるものだと思います。

Amazonプライムで観れるので“最高の人生の見つけ方”連休中に是非観てみてください。

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