アバルトは乗ったことはありますが、弊社で取り扱いをするのは初めてになります。
見てすぐにベースのフェアット500とは違う特別感を感じられます。
この小ささにしてレーシングスピリットを存分に感じられるクルマでもあります。
まさにマニア心をくすぐる一台と言えるでしょう。
こちらのクルマはワンオーナーで新車価格は車体金額380万円、オプション等も多数あるのでおそらく乗り出し450万円程度ではないかと思います。
外装のイメージですが、一般的にマットのグレーのイメージの個体、赤の個体が多いと思いますが、こちらのクルマは白と黒のツートンカラーになります。
正面から見ると、アバルトのエンブレムが目を惹きます。
バンパー、足回りも専用のものを採用しています。
あらゆる角度から見てもさりげなくモディファイモデルであることがわかりますね。
外装は概ね傷もなく悪い部分はありませんが、左後ろに一か所ガリ傷があります。
まじまじと見ていると、本当に小さいけど存在感がありますね。
二本出しのマフラーがまたイイ感じです。
モールのメッキ部分も綺麗に保たれています。
内装でセンスを感じるところは、何と言ってもオプションで選択している茶色のレザーシートです。
本革とアルカンターラのコンビシートになっていて、スポーツシートとしてのホールド性も素晴らしいバランスです。
エンジンをかけて走り出してみると、運転している感覚はフィアット500とは別物です。
ステアリングは楕円形になっていて、フェラーリのステアリングを彷彿とさせます。
エンジンをかけるとレーシーな音が伝わってきます。
180馬力のエンジンと軽い車体は、刺激的な走りを予見させます。
メーターは真ん中にスピードが表示されるデザイン性の高いメーターで、スポーツモードになると、音が変わりメーターはチェッカーマークが点灯する演出がされています。
エアコン周りはノーマルとほぼ一緒の感じですが、シフトはボタンで操作する形状になっていて、そちらはフィアット500とは別物です。
マセラティやアストンマーチンのような操作感が特徴的ですね。
ナビは社外品のもので使い勝手はまずまずです。
リアシートはさすがに広くはないですが、大人が乗り込んでもれないことはない感じです。
ポルシェ911カレラよりは少し広い程度ですかね。
たまに後部座席に乗るぐらいなら実用性として問題ないと個人的には思います。
トランクスペースは日常の買い物に使う分には問題ないかと思います。
説明書などのブックレットにマジックテープがつけてあり、滑り止めになっています。
車の中にモノがあって動く音がするのはストレスになるので、こういった気遣いというのは嬉しいという人も多いと思いますね。
ボンネットを開けると所狭しとエンジンが詰め込まれています。
アバルトのエンブレムがついている赤のエンジンブロックが印象的です。
乗ってすぐにわかるのは足回りの硬さです。
ゴツゴツ感が伝わってきますが、ローダウンして乗り心地が悪いというものとは似て非なるものです。
日常に乗っていて、足回りがフワフワとするというのが日本車の特徴としてありますが、それとはまったく違うものです。
車の走りというのは軽さというのが重要であることに異論を唱える人はいないと思いますが、1トンない車重に180馬力のエンジンが搭載されているというのは必要十分だと感じます。
ワインディングに入ってきて、マニュアルモードで走ってみると、まったく違うクルマに変わります。
マニュアルでないのに心底楽しいと感じます。
そしてよく曲がりますね。
カーブをゴーカートのようにトレースできる感覚です。
シフトの繋がりがダイレクト感あって、スポーツ走行を存分に楽しめますね。
オンザレールという感覚です。
狭い峠道はこのクルマにはピッタリ合いますね。
あっという間のインプレッション走行でしたが、クルマ選びとは何なのかというのを考えさせらえる一台でした。
純粋なスポーツカーを選ぶというのもあるし、こういったモデルを選ぶという選択肢もあります。
日常に使いながら、人とはひと味違う乗り味と個性を楽しむというのはおしゃれでカッコいいと思いますね。
セカンドカーとしてももちろんファーストカーとして使っても実はあまり困らないのかも知れません。
弊社のお客様でポルシェ911カレラを家族の車として使っている人もいますが、意外と困ったことはないと言っておられました。
使用用途に応じて使い方がありますが、乗る人の“好き”という要素を凝縮しているような感覚が、このアバルトにはありますね。
仕様が気に入っていただければコンディションとしては気に入っていただけるのではないかと思います。
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