投資家の方との会食。
一日に一組しか予約を受けないお店にお招きいただいた。
新鮮で濃厚な雑味のない野菜はドレッシングなしでも美味しく、出てくる料理はすべて絶品だった。
しかし、何よりもその方の話が深くて時間を忘れて静かな店の中で会話に夢中になった。
クルマも何十台かお持ちのようだけど、それに執着してる感じもなく、そんな人が
「モノなんて言ってみれば先でゴミになるわけだから、そんなものに執着するよりも人生で体験できる新しいことに挑戦するほうが断然楽しいよね。」
とか言われると、説得力があるわけだ。
その方のクルマ選びもまた面白い。
年に一回しか乗らないけど、きちんとTPOが明確で、それは“体験”に基づいている。
絶景を眺めながらチーズフォンデュを楽しむために崖を登るためだけのクルマ、フォーミュラカー並みの速度を体験するためだけのクルマ、豪華なホテルに乗りつけるときに絵になるクルマ、忍者のように街に溶け込むクルマetc
その役割がなくなったクルマはうちで売ってくれる(笑)
僕の海外に住む友人も若くしてリタイヤして毎日が“刺激的な体験”というライフスタイルを送っているが、彼が
「プライベートでも仕事と金の話しかできないのって悲しいことだよね。」
と言っていた。
「学歴なんて関係ないよ。」
と、東大出身の人が言うと説得力というか言葉に重みが出るけど、それと似たような説得力と美学があるように思う。
このお二人ともされているのが、スキューバダイビング。
それも普通のダイビングではなく世界中の神秘的な洞窟なんかを潜るという共通点があり、またビックリ。
一日24時間というのは平等に与えられているわけだけど、それをどう過ごすか?によって、人生の質そのものが変わると思う。
高い、安い、で決めるのも間違えではないけど、それだけに終始してたら、とりあえず朝昼晩食べることができての毎日で、それ以外の大切な何かをなおざりにしたまま一生を過ごすリスクすらあるのではないかと思う。
深夜までの静かな会食は、隣で大声でバカ笑いしてる人たちに会話を邪魔されることなく心地よく過ごすことができた。
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