自動車販売、整備の業界でもっとも使われているASPソフトがある。
とても使い切れないぐらいの機能が満載で、ユーザーからの声を反映する箇所すらないのではにいかというぐらいの完成度。
かくいううちも使いこなせずに、この数年を過ごしてきた。
スタッフも支店も増え、情報の共有やTo Doの委任などの必要性が増え、スタッフ全員でソフトの活用について取り組んでみたら、To Doのブラウザ上の表記が何故かカテゴライズ(たとえば車検とか社内業務とか修理とか)だけで、中身を見ようと思ったら一つひとつクリックしなければならないという不便さを発見した。
早速、営業とシステムを呼び、内容を伝えると
「あっ、確かにそうですね!しかし、御社のようにこのTo Doを活用してる販売店さんがそういらっしゃらないので、そのような声は初めていただきました。」
そして、その10日後にはうちが要望したとおりにカスタマイズされていた。
ここで二つの特筆すべき点がある。
一つはもちろん、そのソフトメーカーの対応の素早さと柔軟さ。
そして、もう一つはこれだけメジャーなソフトメーカーの頭のいい人たちが考えたソフトでもイチ販売店の声を反映できるだけの改善点があるということだ。
誰もがいろんなアイデアを頭の中にもっている。
居酒屋で語られるアイデアの中にもすごいビジネスモデルがあるだろうし、メルカリみたいなサイトなんて何年も前からこんなのあったらなーって思ってた人なんて無数にいると思う。
しかし、世の中に出てメジャーになることで、それらがクローズアップされるわけで、単なる一般人の頭の中にあるときは誰からも相手にされることはない。
すごいビジネスモデルを思いついた!といって奥さんに興奮気味に伝えても
「わかったからゴミ捨ててきてもらえる?」
と軽くあしらわれるわけだ。
頭の中にあるビジネスチャンスは行動に移してみると意外な展開があるかも知れない。
この瞬間に同じことを思いつく人は沢山いるだろうが、そのほとんどが奥さんに玉砕されたり、酔いが覚めると同時に消えてるあいだに、行動に移してカタチにしてしまえば、チャンスは広がるような気がする。
本当にイメージできたことは実現するらしいから、チャンスを見逃さないようにしたいものだ。
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