「外車」、「外国車」、「輸入車」…。このブログ内でも頻繁にこれらの言葉を使っていますが、よくよく考えてみると、不思議な言葉とも言えますよね。

▼ヒュンダイ・ソナタ
失敗しない輸入中古車選び

日本では他国で生産され、日本に輸入されたクルマを、十把一絡げに「外車」、「外国車」、「輸入車」と呼んでいます。そのカテゴリーは広く、ヒュンダイ(韓国)のソナタも、ランボルギーニのムルシエラゴも、VWゴルフもすべて同じジャンルに入ってきます。

▼ランボルギーニ・ムルシエラゴ
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「輸入車」は何も特殊なものではありません。ここで主張するまでもなく、ユーザーはそれをよく理解しているからこそ、毎年25~26万台(新規登録台数)も売れているのでしょう。これは乗用車シェアで約8%になります。

日本のクルマ(もちろんすべてではありませんが…)は多くがよく似ています。どれも「トヨタ風」という感じさえします。軽自動車までがクラウンと同じようなコンセプトでつくられています。本来、軽自動車とクラウンを同じコンセプトでなんてつくれるはずもないと思うのですが、それを平然と行っています。

▼トヨタ・アイシス
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▼トヨタ・オーリス
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▼三菱・ディンゴ
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▼ホンダ・アヴァンシア
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▼日産・ティーダラティオ
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日本車と輸入車の差は何でしょうか?

ハード面から言えば、やはり輸入車より日本車の方が壊れにくいという点は否めません。ドイツ車は比較的に壊れにくいですし、イギリス車もずいぶんと壊れにくくはなってきていると思いますが…。フランス車、イタリア車、アメリカ車は、車種にもよりますが、全般的に日本車よりちょっと早く故障が出てくるように感じます。

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壊れると言っても、それはパワーウインドウが下がらなくなったり、クーラーの調子が悪くなったりと、そう重大な故障というわけではないのですが…。

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もうひとつ、輸入車が抱えている問題に、サービスの問題が挙げられます。ヤナセなど全国ネットでサービス網を持っているディーラーは良いのですが、輸入車メーカーの中にはサービス拠点が少ないところもまだまだあります。例えばポルシェのディーラーは全国に43拠点ありますが、広い北海道は札幌市内に1カ所のみ、東北地方全体でも仙台市内1カ所のみ、四国にも愛媛に1カ所のみ、ディーラーがない県はたくさんあります。岩手や青森などのユーザーは、札幌か仙台まで行かないとサービスを受けることができない…ということになります。中古で購入した場合などは、買った後のメンテナンス体制なども考慮しないといけませんよね。

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また国産車から輸入車に乗り換えたユーザーは、サービス面で違和感を覚えることもあるようです。日本のディーラーならば車検が近づいたとなると、サービスマンが飛んできます。自分で持ち込まずとも、整備工場までクルマを運んでくれ、言わなくても代車を用意してくれています。輸入車では車検で代車を貸してくれないディーラーは多いです。

しかし考えようによっては、これも普通のことですよね。冷蔵庫を修理に出したら、代わりの冷蔵庫を持ってくる家電メーカーなどありません。それが当たり前だと思えば、輸入車ディーラーのサービスに違和感を覚えることもないのかもしれません。

では輸入車の何が魅力なのでしょうか。

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それはクルマに対する考え方の違い、文化の違いがあるという点でしょうか。例えばイギリスやイタリアは階級制度が極めて強固な国ですが、イギリス車やイタリア車には、そうした背景がしっかり裏打ちされています。ジャガーやフェラーリ、ミニやフィアット・プントにはそうした匂いを強く感じます。

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輸入車と日本車とでは、その考え方の違いから生まれる、クルマを取り巻くソフトウェア、使い方などの差が、非常に大きいと思います。例えばシトロエン・C5で感心するのは、その柔らかい乗り心地、そして大きな荷室です。そこには、クルマというものは、人間が大きな荷物を積んで、快適に遠くまで行くものだという考え方がはっきりと表れています。

▼シトロエンC5のラゲッジスペース
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クルマのいいところはフランス語ができなくても、フランス車に乗れるということです。その点、クルマとはとてもよい存在の、人類のための機械とも言えます。海外旅行に行くと、その国のことがよくわかるように、輸入車に乗ると旅行以上にその国のことがよくわかります。日本でわざわざ輸入車に乗るのも、その楽しさや刺激を感じることからなのかもしれません。

▼VWポロ
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もうひとつ、私が個人的に輸入車を評価する一番の理由は、「存在感」でしょうか。これはあくまで個人的な見解ですので、反論もあるかもしれませんが、例えばヴィッツやマーチで買い物や子供の送り迎えをしている女性より、VWポロやアルファ147に乗っている女性の方が、存在感があると思います。もちろん、存在感だけではなく、安全性などでもこのクラスの輸入車にはアドバンテージがあります。

まだ輸入車を体験したことがない方は、是非とも一度体験してみて、その魅力に触れていただきたいですね。

ken





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