I君と出会ったのは今から4年程前になります。
仕事仲間の紹介で挨拶してきてくれたI君は自衛隊出身で、敬礼してくれたのが印象的でした。
底抜けに明るく、大病で3年間を病院で過ごすという壮絶な体験をしたということを後で聞かされたときは本当にビックリしたものです。

寝たきりと鬱を経験してきた彼は、ネガティブな自分と対峙し、明るく前向きに生きていくことを努めて意識してきたのだろうと思います。
成功したいという想いと夢を実現すべく毎日をがむしゃらに頑張るといった20代を過ごしていました。

その当時のI君の愛車はスバルのプレオという軽自動車でした。

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ファミレスや喫茶店でメルセデスベンツやBMWを見ては、

「いつかは僕も絶対にBMWに乗ります!」

と誰にというわけでもなくコミットメントをしていました。

1年程経ったころ、I君は赤のBMW318tiで現れました。
どのような経緯で手に入れたかは知りませんが、I君にとって初めての欧州車です。

▼BMW318ti
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BMWに乗ることが夢といっていたI君の目標があっけなく叶った瞬間でした。
年式は古く程度もいいとは言えない318tiでしたが、オーナーであるI君は、あたかも自分の夢を磨き上げるかのように常にピカピカにして、愛情を注いでいるのがわかりました。

程なくしてI君に彼女ができたと聞かされました。
BMWが彼女を運んできたわけではなく、BMWに乗り、理想に一歩でも近づいているというI君の自信や想いが、彼を魅力的な男性に成長させてくれたのだと思いました。

それから1年程経ってI君の車はBMW Z3になっていました。
やはり真赤なボディカラーで、少し冴えなかった服も彼女のセンスも手伝って格好よくなっていました。
Z3をオープンにしてカフェに彼女と乗り付ける光景はきっとスバル プレオに乗っていたときに描いていた理想にかなり近づいていたことでしょう。

▼BMW Z3
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しばらくI君と会う機会がなかったのですが、あるとき不意に
「今度お茶でもしませんか?」
という電話がかかってきました。

I君の手がけるビジネスが軌道に乗ってきたということで、かなりノリノリで話をしているうちに、

「今度は是非こーじー兄さんのとこで買いたいと思ってます」

という突然の商談が始まりました。

I君のビジネスはライフスタイルそのものを“魅せる”必要があることを話し、お金の使い方は

・消費
・浪費
・投資

があることを伝えました。
予算、ニーズ、ウォンツを2人で考えた結果出てきた車が真っ赤なポルシェボクスターでした。

「しかし、僕なんかがポルシェに乗っていいんでしょうか・・・」

と少し自信なさげなI君に

「少し背伸びすることで、理想の自分に近づけるんじゃないかな」

という言葉をかけたことを覚えています。

そんなこんなで、その日から3週間後にI君は晴れてポルシェオーナーになりました。
I君のブログには常に真赤なポルシェが登場し、その隣には彼女の存在がありました。
傍から見ると、どこから見ても“成功者”です。

▼ポルシェボクスター
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私の会社のお客様の中でもI君ほど車によってライフスタイルや人生を変えた人はいないと思います。

毎月のローンの支払は大変だったりするのかも知れませんが、ポルシェオーナーである以上は、涼しい顔しておきたいと思うものです。
そんな理想を手に入れようと思ったら、もう頑張るしかありません。
毎月の支払はI君のとって未来への“投資”そのものなのかも知れません。

そうやって努力している姿は、ある人たちから見ると滑稽なのかも知れませんが、私はその過程から得られるものは大きいのではないかと思います。

「豊かになりたい」

という理想が日本の大量の需要と将来の夢を創りあげてきました。
豊かさとは安定の上にあるというよりも、案外不安定なところに存在しているのではないだろうかと思うことがあります。
不安定な土台の上で、もっと・・・もっと・・・と上を目指す過程にこそ、ある意味での心の豊かさとか健全な努力とかが潜んでいるような気がしています。

今回はI君の物語をご紹介させていただきましたが、オーナーそれぞれの物語がそこにはあり、単なる移動の手段という領域を越える存在になっているのが欧州車の魅力の一つです。

そんな物語の一翼を担えたらこんなに嬉しいことはありません。

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