当たり前の話ですが、新車には新車の、そして中古車には中古車のメリットとデメリットがあります。

新車は誰も使用していないのですから、当然キレイですし、故障する確率も低いというメリットはありますが、高価だというデメリットがあります。また購入時点で製造されている車種にも制限があります。

中古車は誰かが使用してきたクルマですから、汚れていることもありますし、故障する確率も新車と比較すると高くなるというデメリットがあります。その代わり、新車と比較すると安価で手に入りますし、今では新車製造されていない車種でも購入することができるというメリットがあります。発表されて間もない新型車も「新古車」というカタチで購入することができる場合もあります。

「誰かが使用してきたなんてイヤ…」とか「故障する確率が高いのはイヤ…」という神経質な方は新車を買うことをオススメします。「リスクがあるからこそ中古車は安価で手に入る」ということは常に考えておかなくてはならないのかもしれません。

写真はフィアット500・1.4 16Vです。新車価格は243万円ですが、中古車市場では早くも200万円前後の価格のクルマも出てきています。

失敗しない輸入中古車選び

そもそも「機械は壊れて当たり前」という前提でお話しますと、新車でも故障はあり得ますし、中古車であればそれは尚更です。リコール問題で揺れているトヨタですが、トヨタは世界一故障率が低い自動車メーカーなのです。

その故障がどのタイミングで起こるか?というのも難しい問題です。

オークションで購入したり、下取りというカタチで入庫したりするクルマは、もちろん試乗してみますし、不具合があれば修理します。その修理代があまりに高価な場合は、もちろんその事実をお客様にお知らせした上で、その分お安く現状での販売をすることもあります。新車登録から年月の経っているクルマ(年式の古いクルマ)や走行距離が伸びているクルマは、その故障リスクも含めて価格も低く設定されているわけです。

ただ、中古車である以上、納車から間もない時期に故障することもあります。これを100%防ぐというのはなかなか困難なことです。故障することが予測可能で、それを故意に隠して販売しているのであればもちろん販売店側に非がありますが、そうでなくとも故障はあり得るのです。

「納車されてすぐに故障した。あの販売店はダメだ…」というのはあまりに悲しい判定です。

これは当社のお客様ではありませんが、知人がこんな話をしていました。「○○というお店で中古のBMWを購入したんだけど、あそこはダメね。納車して数ヶ月しか経っていないのにウインカーランプは切れるし、エンジンの警告灯は点くし…。あそこで買うのはやめておいた方がいいよ。」と。

新車での購入ならば、この知人の言い分もうなずけます。しかし中古車である以上、ウインカーランプが切れるのは当然ですし、まして数ヶ月後にエンジンの警告灯が点くことを予測することはかなり困難な話です。

新車と中古車のメリットとデメリット。それぞれをしっかり把握した上で、どちらが自分に合うのか…を見極めておくことが、失敗しない自動車購入の大きな指針となるのではないでしょうか。