本日は、 FT (フェアトレード)の 認証型について2日に渡ってお話していきましょう。
コンセプトは、
認証ラベルを商品に貼って、FTを広め、発展途上国の生産者も豊かになっていきましょう。
ということです。
とまず、FTの歴史を簡単にご案内 :
1946年 アメリカのテン・サウザンド・ビレッジがプエルトリコから刺繍製品を購入して、始まった。
1960年 ヨーロッパを中心にFTショップが開店し、FT運動が始まる。
1970年 日本でも複数の市民団体がFTの活動開始
(記憶に当たらしところでは、私も大好きなスターバックスもFTに参加していたというニュースですネ)
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市民団体や協会組織などの限られたマーケット
貧困の解決には、途上国のより多くの生産者が市場と繋がることが必要
FT商品を一般のマーケットにも広め、
より多くの消費者に買ってもらうにはどうしたら良いんだろうか?
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FTラベル運動のはじまり
明確なFT基準の設定
基準を満たした商品にラベルを針消費者にわかりやすくする
企業でもFTに取り組める仕組み、一般への流通へ
1988年 オランダで初めてのラベル組織 HAVELAAR 設立
1993年 ドイツ、日本でもラベル組織 TRANS FAIR 設立
1997年 世界各国のらべる組織がまとまり FLO設立 (統一組織)
2002年 世界統一の認証ラベルが完成
2004年 FLO-CERT(認証会社)を分離
となりました。
現在の国際フェアトレードの基準の原則
経済的基準 : FT最低の保証 ・ FTプレミアムの保証 ・ 長期的な安定した取引 ・ 前払い
社会的基準 : 安定な労働基準 ・ 民主的な運営 ・ 労働者の人権 ・ 地域の社会開発プロジェクト
児童労働・強制労働の禁止
環境的基準 : 農薬・薬品の使用に関する規定 ・ 土壌・水源の管理 ・ 環境に優しい生産
有機栽培の奨励 ・ 遺伝子組み換え品(GMO)の禁止
国際フェアトレードの基準の体系
フェアトレード包括的基準 トレードの包括的基準
生産者の包括的基準 → 小規模生産者組合の場合
家族単位(人を雇用してという程でもない規模)
→ (大農園・工場など)
雇用労働者がいる場合
など、規定は細部にわたってあります。
それをすべてクリーアすることにより、認証され、FT商品と認められ、
その証明書として、FTラベルが商品に貼ることができるようになります。
認証型ラベルの流れであるフローチャートをちょっと覗いて見てください ![]()
FLO :世界統一組織である、国際フェアトレードラベル機構 (非営利組織、NPO)
Fairtrade Labelling Organizations International (FLO)
国際FT基準の設定
生産者支援
アドボカシー
FLO-CERT : (認証会社)
生産者認証
トレーダー認証
ISO・IECガイド65認定取得
原産国(オレンジ色部分)の 生産者 ← 輸入業者
輸入業者は、 フェアトレード価格とプレミアムの保証を義務づけられている
フェアトレード価格とは ?
生産コストをまかない、かつ経済的・社会的・環境的に持続可能な生産と生活をさせる価格のこと。
輸入業者は 生産者組合に対して、少なくとも最低価格を保証しなければならない。
市場価格が上昇したら、比例してFT価格は上げるが、市場価格が下がっても、FT価格は下げない
FT最低価格のコントロールは、 FLO で行っている
フェアトレード・プレミアム(奨励金)とは ?
品物の代金としてではなく、組合や地域の経済的・社会的・環境的開発のために使われるべき資金。
(別途保証金、組合・組織の強化の為の費用)
使途は、各生産者組合が民主的に決定する。
(生産者・労働者などが、話し合って、地域をよりよくする為の組合などを作る)
組合では、何年もこのプレミアム(奨励金)をためて、地域の為に使用するケースも多々あります。
例 : インド・マカイバリ茶園の場合、 プレミアム(奨励金)で茶園にロッジを建設
観光客がこの茶園の中にあるロッジに宿泊するようになり、
茶園の中にあるマーケットでお買い物などを行ったり、コンピュータースクールに
通ってみたりと、茶園地域で、外部からの経済活動が活発になり、
住民達の生活・雇用が安定してきた
FT認証生産者について
一人だけで経営している農家では、認証はとれない。
地域で組合を作って、組織を作らなければならない。
生産・流通などに関わるすべての工場・会社が、FT認証をとらなければ、
FT商品としてのラベル認証が取れなくなります。
ざーっと書いてみましたが、なんとなく、ご理解いただけますでしょうか ?
次は、もう少し、FTラベル認証について身近なお話しをしていきましょう。