2006年 4月にオールオンフォー上下の手術をした患者様がメンテナンスで受診されました。

ずっと休まずにメンテナンスに来られていましたが、コロナの関係で受診を控えておられたとのこと。

 

当院では1年に一回、上部構造(歯の部分)を取り外し、クリーニングをしますが、外してクリーニングをすると、すっきりしたと、ニコニコされていました。

 

15年前の手術をしたのは、マロ・デンタル札幌を開業する前に開業した西28丁目の「きむら歯科」(今は息子夫婦が院長、副院長でやっています)です。

 

患者様に何年くらい経ったと思いますか?と聞いたら、6、7年かな、、とのお返事。

15年経っていることをお話すると、「その時、先生は3症例目とか言ってたんだよね。」(多分不安だったことでしょう)、現在では、568症例治療したことをお伝えしたら、大変驚かれていました。

 

2005年にパウロ・マロ先生にリスボンで出会い、そこから、このオールオンフォーに取り組み、外科も補綴(歯を入れたり、噛み合わせを正しく設定したりする)も、一人でやってきましたが、あっという間に15年という月日が経ち、このオールオンフォーの症例だけで、はや568症例、出張オペをいれると575症例になります。

 

オールオンフォーを始めてきむら歯科では、患者様が休息する部屋がないし、あまりに忙しすぎてゆっくり対応できないことから、現在の「マロ・デンタル札幌」 当時は、きむら歯科円山インプラントオフィスを開業しました。

 

帰りに、この患者様が「最初は少々不安だったけど、洋子先生に話を聞いたら、この先生は信頼できると思ったんだよね。間違ってなかったよ。オールオンフォー治療してよかった。」とのお言葉をいただいたそうです。

S様、ありがとうございます。患者様が喜んでくださることが、私の生きがいです。

 

がんばるぞー!