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この一週間の合宿では、日本のトップクラスのコーチが理論と実践について教えてくれました。理論に基づいたトレーニングを朝早くから夕食の後まで、座学を挟んで行いました。
 
この合宿は、知らないことばかりで、学びが多く、とにかく楽しく、目の前が開けるような感じでした。また、全国レベルの選手と身近に接することによって、特別な才能があるわけでなく、皆努力をすごくしてきた同じ人間なんだと感じました。
 
この合宿の後、どんどん成績が伸び、翌年には、リレーメンバーになり、走り幅跳びで、全国二位、翌年から始まった全日本ジュニア陸上競技会では、四位、また、やっとメンバーに入れた400メートルリレーでは全国15位と、一年前から想像できない成績を経験することができました。
私は、自分の力を感じ、自信を持ちました。そして次の年もその次の年も、全国ジュニア合宿に招待選手として参加することができました。
 
そして、この経験から次のようなことを学びました。
 
「一流のコーチに学べ」
「やろうと思えばできる」
 
そう、このことを教えてくれた浦川先生に、心より感謝しています。
厳しい練習に耐えてこそ、強くなることも学びました。
 
この同じ中学2年の時に父親が病に倒れ、高校一年生の時には亡くなるということが起こりました。私も母を助けて家事、父の看病、弟の世話をしなければならなくなりました。
 
しかし、このたった三年の陸上部で学んだことが、心の中で私を勇気づけてくれました。そして、陸上部にはいらなかったら、浦川先生にあわなかったら、全国ジュニア合宿に行かなかったら、、今の私はなかったと思うのです。
 
今は、世界で一流のDr. パウロ・マロ先生から直接インプラント治療を学んでいます。
中学の時に学んだ、「一流のコーチに学べ」は今も私の座右の銘です。
 
もう一つ、浦川先生の教え。
花園中学陸上部部訓
 
「継続は力なり」
 
人生の折り返し地点(⁉︎)を過ぎた今、故郷に帰って感じた浦川先生への感謝とその後の人生でした。
 
浦川先生は、自分にも厳しい先生で、ずっとマスターズで、短距離で頑張ってこられて、85歳の今年は、全国大会で優勝を狙っていらっしゃるそうです。昨年は全国大会で三位でったそうです。
お見それいたしました!