リスボンの港にある修道院
いよいよオールオンフォーとの出会いです。
そんなこんなで、リスボンで病に倒れた母を助け、日本で一時悪化した状態から
回復した母に必要だったもの、それは健康で快適な生活でした。
健康はそこそこ取り戻し、札幌に通院で来た際には、観光に行ったりしました。
しかし一緒に食事をすると、もごもごとしてうまくかめていないことがわかるのでした。
私はインプラントを1995年より始めていました。
母のような、上には歯がない無歯顎といわれる状態のインプラントも数例行っていま
した。
しかい、母の骨の状態はCTで見ると、骨が細く通常のインプラントはできないと
言われていました。方法としては、
1 入院して足の骨を採ってきて移植する。
さらに上顎洞に骨を作る。
インプラントをして6ヶ月以上待つ。
という方法か
2 ザイゴマ(頬骨)を使って入院してインプラントを入れる。
6ヶ月待つ。
どちらにしても、病気あがりの母には難しい治療でした。
つづく