『ベントレー・ラ・ドルチェビータ』の感想を書くべしと思うんです。

と、その前に明らかにしとかんなんのは、そもそも『ドルチェビータ』てどうゆう意味やねんちゅことですナ。

『DOLCE VITA』とは、伊太利語で、『甘い生活』ちゅことらしいです。

ちょっと待ってや。

ベントレーは独逸帝国のブランドやろ。

なんで『Süße Leben』とちゃうの?

『Süße Leben』は、独逸語で『甘い生活』ちゅう意味やデ。はっつぉんでけへんけどね。

西欧諸国では、欧米かぶれの亜細亜諸国と違うて、自国の言葉を大切にするやん。

独逸帝国製銘柄であるにも関わらず、伊太利語の名前をつけるにあたっては、かなり複雑な理由があるに相違ないデ。

やっぱしあれか。第二次世界大戦のおり、枢軸関係を結んでた名残かえ。

ま、名前のことはどうでもよろしワ。

名前を吸うわけやないしね。

問題は味でっせ味。

と、その前に明らかにしとかんなんのは、葉っぱのようすのことなんですナ。

先日の日誌で、開缶直後の状態は、『ラットレー・ハイランドタージ』によく似たリボンカットであるとの印象を受けた旨書きましたけど、いざパイプに詰めるだんになって、ヴァージニア葉が、ブロークンフレークになっとうことが発覚しましたのや。

それに気づいた瞬間、思わずワタイの顔がほころびましたわいナ。

ちゅうても、顔の繊維がほどけて、あっちゃこっちゃ皮が垂れ下がったワケちゃうねん。

嬉しくてニヤけとう状態をあらわしとうねんデ。

なあんし、ヴァージニアはフレークに限るさかいナ。

これはあんた、個人的嗜好やないさかいね。パイプ煙草道の常識やよって。

しかしながら、ワタイの顔のほころびは、瞬時にしてアロンアルファで修復されましたのや。

例の記憶が蘇ってきたんですナ。

例の記憶っちゅうのは、『ピーターソン・スイートキラーニー』のことなんです。

テキも開缶直後、いきなしヴァージニアのブロークンフレークが目に飛び込んできたので大喜びしたんでっけど、上のほうにしか入ってへんかって、非常に悲しい思いをしたんですナ。

もしこのドルテキもそうやったらどないしょかしらんと、不安になるのがにんじょやん。

そういえば、カザも似とうし。

ま。ごちゃごちゃ思い悩むまえに、まず吸うてみまひょ。

え?

「あんた、○○○(娘の名前)の宿題、チェックしたん?」

なんや嬶か。宿題のチェックてなに?

「なにゆうとんあんた。文字どおり、宿題の答えに間違いがないか、チェックするんやんかいさ」

なんでそんなことせんならんねん? だいたい、テキゃもう寝とうやろ。間違いがあったかて直されへんやん。

「あんたが直し」

アホかいナ。そんなんちょっともべんきょにならへんやないか。正々堂々、自分で考えて回答してやナ、間違うて公衆の面前で恥をかきゃこそ、進歩があるちゅうモンやないかあい。

「いちねんせのときは、そこまできびしゅうせんでええの。最近の子は心がもろいさかいナ。みなの前で恥かいたら、それがトラウマになってまうねん。○○○(娘の名前)が将来ねじくれて不良になったら、あんたのせいや!」

ンなアホナ。みてのとおり、わしゃいま、かなり忙しいねんけど。

「どうせ、しょもないブログ書いてんにゃろ。ふん。あんたがそのつもりなら、こっちゃにも考えがあるし。来月からたばこ銭なしや!」(嬶。捨てゼリフを残して、しゅーとどっかいく)

あ。ちょっと待って。なあ、これは話し合えば分かることや思うで。 もぉーし。

(つづく)




あと三服分ぐらいになってまいましたので、あたらしやつを開缶することにしましたのや。

ストックしてますのは、以下の四銘柄ですナ。

ダンヒル・ナイトキャップ
ピーターソン・ナッティカット
ベントレー・ラ・ドルチェビータ
マクレーランド・ストーブエイジド・ヴァージニア・35・リボン(長いぜ)


ここであんた、全然別の銘柄買うてきて開缶(または開封)したるならば、ネタとしてはかなり面白かろうと考えんでもなかったのですが、残念ながら予算がないわいさ。

ちゅうことで、十二分間ほど迷うた結果、『ベントレー・ラ・ドルチェビータ』を開缶することにしました。

中身はこないな感じです。

実装者流-ドルチェ中身

整然とリボン状にカットされて、かなり前にいただきました、『ラットレー・ハイランドタージ』に、たたずまいが似ています。

ただし、あとで全然ちゃうかったことに気づくんですけどね。

カザなんですが、サクランボ系のフルーツをば、醤油で煮しめたような、かなり不可思議なモンなんですが、たしか一回嗅いだ記憶があるんですナ。

どの銘柄やったんかしら?

思い出されへんし。

ちゅうことで、さまざまな謎を残しつつ、ハナシは次回へ続くワケやナ。

『ビーボー・ファインカット』の感想なんです。

せんの日誌では、バッサリ一刀のもとに切り捨てたワケですけど、あれはあくまでシガレットとしてどうかちゅうことでナ。

パイプ煙草としては、そないに不味くもないのです。

ローリングまたはチュービングしたおりでも、パイプ煙草的喫煙法を心がけりゃええのでね。

パイプ煙草的喫煙法とは具体的にどないなもんかちゅうと、ケブリを吸い込んで一気に肺まで送り込まんとからに、口の中で、ロレロレロレロレしたあと、ぷっはあと吐き出してしまうのやね。

普通のシガレットでも、このパイプ煙草的喫煙法を心がけることにより、味がよう分かるのや。

ワタイがなんぼ文章で書いたかて、これだけは実際に体験してもらわんと、ピンとけえへんかもしれまへんナ。

しょうみンとこ、職場の喫煙コーナーでやね、シガレットしかお吸いにならんしとに向かってやね、「煙草ちゅうのは、ホンマは甘いモンなんでっせ」とゆうたっても、きょとぉんとしたはるさかいね。

「なに吸うたはるんでっか? なんとキャスター。ジェーテー製では珍しく、バニラで着香されとりまっさかい、香りはよろしいナ」ちゅうたかて、狐につままれたよな顔しとんや。

なんのハナシでしたっけ?

そうそう、ビボテキのハナシです。

パイプに詰めて吸いますと、序盤こそヨーグルト味がつおうて、なんやよう分からん状況になっとりますが、中盤から終盤にかけては、ヴァージニアのフルーチーな甘みが前面に出てきて、なかなかに美味しいです。

火点き、火持ちもバツグンやしナ。細切れになっとうさかい当たり前ですけど。

このヴァージニア独特の甘みは、残念ながらシガレットのかっこにしてしまうと、出てけえへんのですナア。

わが国でも、パイプ煙草版を販売すりゃええのにね。


『ビーボ―・ファインカット』を開封いたしましたぞ。

中身はこんな感じです。

実装者流-ビーボ―中身


ヴァージニアメイン系シャグのようにめえまっけどあんた、カザがハンパないのや。

購入したおりに、ポーチ袋の外からクンクン嗅ぎますと、クッピーらぶねのカザがするとご報告いたしましたけど(この記事)、いざ開封してみるとあんた、らぶねレベルの牧歌的なモンと違うのや。

なんと、森永ヨーグルトキャラメルの、甘酸っぱあいカザがしまんねん。

あまりの懐かしさに、すんでのとこで落涙に及ぶとこでしたワ。

「おとちん。タバコみて、なにないてるノ。アホとちゃいます?」

と、今年小学校に上がった娘に莫迦にされるとこやったデ。

もしそないなことになったらあんた、テテ親としての威厳もくそも、さぱワヤでっせ。

ああ、あむなかった。ああビビった。

ま、ワタイのテテ親としての威厳はどうでもええとして、とりあえずチュービングしていただいてみましたのや。

結論から申し上げまひょ。

残念ながら、あんまし美味しいことおまへん。

シガレットとしてはね。

なぜなれば、キックがないねん、キックが。

のどチンコに、なあんの刺激もないのや。

あきゃせん、こんなん。

これは、あくまでパイプ煙草なんです。

パイプ煙草をどいだけ細う刻もうが、パイプ煙草であって、シガレットの素材にはならんのや。

これはやはり、小ぶりのパイプで吸うのが吉でっしゃろナ。

タバクムちゃんじゃぁー♪

「やめとけアホ! なにがタバクムちゃんやねん。二日間も更新サボりくさってからに」

そんなことゆうたかて、ストックしてる煙草も開封開缶してへんし、新しい銘柄を購入するなどの行為におよんでへんねんもん。

パイプ煙草は、珍しく、『ダンヒル。スタンダードミクスチャー』一銘柄だけでやっとうしね。

せんに開封した『グロッギー・ストレートラム』ものうなってもたし、スタンダードミクスチャーも三分の一程度になってきましたさかい、そろそろストックの開封開缶をお伝えでける思いますワ。

といったな次第で、今日はつなぎに、煙草と関係ないこと書いてみたい思いますのや。

実はワタイ、怪談が好きでナ。

本を読んだり、映像を(じぇじぇこのかからん方法で)入手して鑑賞したり、怪談語りのハナシの音源を(じぇじぇこのかからん方法で)入手して聴取したりしてますのや。

たんまあに、自分でくだらんやつを書いたりもします。

というバック・ボンテキをご理解いただいたうえで本題に入るワケですけど、かれこれ二ヶ月以上前になりますが、近所のブックオフで『怪談実話系』ちゅう短編集を、百五円也で買い求めてきたんです。

ホンマはね、そんなことしたらアカンのです。

こうめえても、モノカキのはしくれの、そのまた端っこにおる立場としてはナ。

なあんし、古本屋さんでどんだけ本が売れようが、出版社および著者にはビタ一文じぇじぇこが入ってけえへんからね。

本はちゃあんと新本屋で購入したげなアカン。

さすれば著者にも印税がこんころこんで、懐が潤うて、気分も高揚して「よおし、もっとええさくしんを書くぞ」と励みになりまっしゃろ。

とまあ、表向きはそうですけど、どないな価格で入手しようが、内容は同じなんやさかい、安けりゃ安いほうがええわナ。

不景気なご時勢やし。

とくに、ブックオフの本は綺麗なのが多いさかいね。

百五円のやつには、ちょっとくたぶれたやつもおますけど、定価の半額または三割程度で売られとうやつは、ひょっとして新本屋より美麗ちゃうかと思うのおまっさかい。

ワタイの買い求めた『怪談実話系』は、異様に美麗なんです。

栞や新刊のおしらせもはさまったままやしね。

ぺいしをペラペラめくってみても、汚れはないし。

「なんでこれがしゃくごえんなんやろ。あっ。もしかしてボンクラ店員が値札つけまつげ、つけまつげー♪ やのうて、つけ間違いよったんちゃうか。これはテキらが気づく前に買うとかんならん」と思いまして、慌ててレジへ持っていって、しゅっしゅーとじぇじぇこを支払うて自宅へ持ち帰り、満足してしばらくツンドクしとったワケや。

ほんで最近、「あっ。そうゆやあ、あんな本買うとったんやった。そろそろ読んでみたげよかしらん」と思い立ちまして、ツンドク置き場から取り出し、本格的に読み始めたワケです。

そこで、積年の疑問、『何故、かかる美麗本が百五円なのか』が明らかになったんです。

その理由はこれや。

実装者流-怪談実話系

シグネイチャが入っとうねんデ、この本。

ブックオフのばやい、著者のシグネイチャなんぞ、一銭の価値もないのや。

逆に、汚れのしとつと見做されてまいまんねん。

悲しい現実やろ。

これは、著者のしとりである、安曇潤平しぇんしぇのシグネイチャですナ。

安曇潤平しぇんしぇは、しるしとぞしる、山の怪談の名手です。みずからお語りになることもおまんにゃデ。

シグネイチャが丁寧であること、しっかり相手の名前が書いてあること(個人情報保護の観点からモザイク処理させてもろてます)、ちあんと押印してあること、そして、ブックオフに叩き売られとうことから判断して、献本でっしゃろ。

献本ちゅうのは、著者が知り合いに対して、先方が欲しがろうが欲しがろまいが、勝手に著作物を送りつける行為のことでっせ。

気に入ったしぇんしぇのサイン会にわざわざ足を運んだばやいは、まさか古本屋に叩き売ったりしやんさかい。

この本の元の持ち主にとっては、ありがた迷惑やったんやね。

可哀想な安曇しぇんしぇ。

代わりにワタイが大切にさせてもらいますワ。