ようも二日間にわたって、どしゃどしゃ降りくさったモンやナ。

現在ただいま夜の十時前ですが、関東地方はやっとのことで雨がやんだ模様です。

こいだけ雨が降ると、さすがの煙草もなめらかぁに、たおやかぁになって、非常に喜ばしいんですが、とにかく鬱陶しゅうてしゃあないワ。

さて。

六月も今日で七日目となりしワケです。

ご案内の通とおり、今月はワタイにとって特別な月でございまして、月初からいきなし驚愕銘柄が飛び出すかと思いきや、なあんとあんた、ついたちから本日まで、購入した煙草とゆやあ、KENTジェットフィルター六ミリをふた箱だけやデ。

どないなっとん。

それと申しますのも、テテ親の日が十五日、ほいで、ワタイの生誕日が二十五日でやっさかい、中旬以降にならずんば、煙草特別予算が承認されやへんからなのや。

当然、毎月定まったたばこ銭はあるので、それでなんぞ買やぁええちゅうハナシなんですが、なんか悔しいやろ。

やっぱ、特別予算が降りた喜びとともに、ぶわぁっとあれこれ買いまくりたいがナ。

このへんの気持ち、おまいさんがたが、もし小市民であらせるなれば、理解でけるんとちゃいますやろか。

ただ、なんぼなんでもKENTふた箱じゃあ、喫煙ごくどとしての一分が立たんワ。

なんぞ煙草買いたい!

ちゅうことで、三分二十五秒ほど熟考しまして本日、土砂降りの中JR八王子駅から徒歩五分ほどのところにある、煙草専門店屋さん(シガレットの品揃えだけは一丁前。ただし、パイプ煙草、葉巻、シャグに関しては申し訳程度しか扱わん)を訪ね、特別予算承認の前祝として、こんなん手回してきましたの。

トレテキ

『トレジャラー・ラグジュアリー・ブラック』

大英帝国製。インターナショナルサイズ二十本入り一千円。

T8mg、N0.8mgちゅうスペックです。

残念ながら世界一ガゥジャスな、別なものいいをすりゃあ、消費者を完全に舐めとう、二千一百円のやつとちゃいま。

あんなん、百パーセント値段相応の味はしやへん思うからね。

この一千円のやつでも、かなり高級感漂う雰囲気を醸しだしとりますが、さて。味のほうはどうでっしゃろナ。

おそらく『ザ・ピース』にゃ敵わんやろけどね。

……。

しもたナ。

『ザ・ピース』にするべきやったやろか。

いやいや。

煙草だけは吸うてみな分からんし。

先入観でモノゆうのは、喫煙ごくどとして絶対に避けにゃならん、恥ずべき所業やよって。

今月度ちゅうことなんや。

さあすがに、『バーバリーコースト』一銘柄だけではさびしいし、そもそもあんた、『バーバリーコースト』は、ズシッと重たい銘柄でやっさかいね。

喉が渇いとうおり、腹が減っとうおり、はたまた夕刻になって疲れとうおりなぞは、ちょっとかんにんしとくなはれちゅやつなんですナ。

常喫銘柄に認定したモンの常時は吸えんちゅう、極めて矛盾したことになっとうワケです。

そこで、もう一銘柄開缶することにしましたの。

ま。パイプ煙草愛好家のみなさんなれば、ふたつやみっつ、同時進行はあたしまえでっしゃろ。

ここでまたぞうろ新たな銘柄を購入してきてストックを無駄に増やし、みなさんの失笑を買うちゅう手ェもあったんですが、今月はあんた、煙草特別予算がおりたときに、一気にあれやこれや購入する愉しみがおまっさかい、ここは一番、ストックを開けて我慢しょと考えたのです。

えらいやろ。

で。開けたのはこのテキなんですワ。

ナイトキャップ中身

『ダンヒル・ナイトキャップ』

さて葉組はと見ますれば、ヴァージニア、ラタキア、オリエント、ペリツクちゅう、いわゆるフルバルカンミクスチャーです。

購入したのは去年の八月でやっせ。

『スタンダードミクスチャー』と同時に、そうれ数量限定ちゅうことで、鳴りモン入りで発売されたワケでっけど、今日現在におきましても、両方平気で売られとうさかいね。

慌てて買うひっちょなかったナ。

さて、開缶したなれば吸うてみやないかんちゅうことで、さっそくパイプに詰めてみましたぞ。

着火後いきなしラタキアがごつーんときます。

中盤まではラタキアの味しかしまへんが、中盤を過ぎるとラタキアは後方にまわりこみ、こんどはあんた、ペリツクの刺激が前面に出てきますワ。

前半と後半では、まるで別の煙草みたいや。

『しとつぶで二度美味しい』ちゅやっちゃナ。

ほんでええっと。ヴァージニアの味は……。

しまへん。

あっはは。

さあっぱワヤや。

ちゅうことで、この睡眠帽子野郎はですナ、平素なれば主役のヴァージニアが、ラタキアとペリツクのつなぎに使われとうちゅう、まっこと稀有な銘柄なんです。

かなり美味しい煙草であることは確かなんですが、ワタイの場合、個人的には、あくまでヴァージニアが主役で、ラタキアを含め、ほかの葉が裏方にまわっとう『スタンダードミクスチャー』のほうが好っきゃし。

せや。

ええ機会なんで、ダンシルはんとこのラタキア銘柄について、優劣をつけてみまひょか。


1.スタンダードミクスチャー
ヴァージニアのフルーティーな甘みがしっかり感じられてサイコ―。
さすがはダンシル! ちゅやっちゃナ。

2.コケコッコ(アーリーモーニング)
ヴァージニアとオリエント、ほんで若干のラタキアがバランスよく配合され、じつに美味しい。またマイルドなので常時喫煙可能なんも喜ばしいデ。
ただし、軽すぎてスカみたい! ちゅうて嫌うしともいてます。

3.ナイトキャップ
ラタキア好き、ペリツク好き両方にお奨めできる、かなり不可解な逸品です。
ただし、ヴァージニアを心から愛しとうしとにはお薦めでけまへんナ。

4.965
ちょっと当たり前すぎてナァ……。

5.ロンドンミクスチャー
残念ながらべべちゃです。965の改悪版みたいな感じ。


おおけなお世話やったかしらナ。

今月度ちゅうことなんです。

先月末に、まるであんた、はかったように『アッシュトン・オールドロンドン』と、『サミュエルガーウィズ・ブラッケンフレーク』がなくなりましたので、新たなる銘柄を開缶いたしました。

ただですナ。

「どや!」ちゅうて、ごしろうでけるほどのシロモンと違いますのや。

これなんですけどね。

バーバリー8オンス

『GLピース・バーバリーコースト八オンス缶』ですナ。

今年の三月に、常喫パイプ煙草銘柄にせむと、不退転の決意でメリケン国から個人輸入したモンでっけど、いまごろになって、やっとこせ開缶しとうねんデ。

あ。そこのあなた、いま、「なぁんや。バーバリ・コステキかい」ちゅう顔しはりましたやろ。

ちあんと分かりまっしぇ。

ワタイ自身、そない思いますモン。

ま。安心しておくなはれ。

先日の日誌で申し上げたように、六月ちゅうのは、たばこ銭が、お小遣いとは別の予算から出る、すぺっさるな月でやっさかいね。

みなさんが、「あっ!」と、おのろかれるような買モンしてみせまっしぇ。

ほんで、いつ消費でけるや分からんストックが、ぎょうさん増えまんの。

いっぺん死なんと治らんナ、これは。

あっ、せや。

これだけはいうとかんとアカンかってん。

『GLピース・バーバリーコースト』は、やっぱ美味しいです。


商品名金額
スモーキングさや紙670
アル・カポネ ポケットフィルターメンソール390
ブライト・ワン×2740
グロッギー・ブルーダイキリ640
KENT1(ジェットフィルター)420
KENT6(ジェットフィルター)× 41,680
キース・シガーフレーバー620
LARK10420
※ 合 計 ※5,580


すぃんまへんナア。

この月末、担当しとうシステムのリリースやみなおましてからに、バタバタとしておりましたのや。

しかしながら、それは月の三分の一の日数しか更新せやへなんだ理由にはならんナ。

という次第でごさいまして、今月度はかかるシケた購入結果となってしまいました。

これも、システムのリリースやみなと関係ないです。

なあんし、パイプ煙草もシャグ煙草も葉巻もあんた、軒並みストックがダブついてきとうので、しょうがないワナ。

ただし。

来月(六月)は、例の月でやっさかいね。

「例の月てなんやったっけ?」

六月ちゅうのは、誕生日と父の日が同時に存在する、ま。ワタイにとりまして、黄金の月やねんしぃ。

むろん、プレゼントは煙草関係に限定させてもろてまっさかいナ。

いまにみときなはれ。

来月こそは、ムーヴ・メンテキを巻き起こしまっせあんた。

来月度のハナシはどうでもええとして、先月以前に買い求めた銘柄の中で、『キース・ジャパンクラッシック』『ナチュラル・アメリカンスピリット・ぺリックシャグ』をいてみましたけど、いずれも『今月度のベスト・インプレッション煙草』に認定するにはちと、インパクトに欠けますナ。

さて。

今月度に求めましたる銘柄をよぉくご覧いただきますと、ある異変に気づかれるのやないかと思います。

それは、『ケント・ジェットフィルター6ミリ』を四箱も買い求めとうことなのやです。

なにを隠そう、地味ィに気に入ってまんねん。

ここんとこ、ほぼ常喫銘柄と化しておりまして、これじゃああんた、一ミリ計画もへったくれもあったもんやおまへんナ。

ま。ワタイは、結局つまるところ、そゆオトコなワケです。

本日は、煙草の話題を俎上に乗せることはしないのである。

なぜなら昨夜、帰宅の京王線準特急京王八王子行きの車内において、この世のものとは到底思えぬ不可解なる事件に遭遇したのであって、皆様にも是非この事件について推理を働かせていただきたいと思ったからだ。

帰宅時ラッシュの京王線は、新宿駅始発時点から三百八十パーセントの乗車率となる。無論これは京王電鉄からの正式な発表ではなく、私個人の感覚的なものであることをお断りしておくが、ま。ぶっちゃけ立錐の余地もないちゅやっちゃなのである。

私の場合一本。状況によっては二本やり過ごして、座席に腰掛けて帰るわけだが、ふと顔を上げると、視界ゼロメートル。前に立った人物の、ズボンもしくはスカートの、おそらく性器が隠ぺいされているであろう部分しか見えないので、しかたなく顔を俯け、所在無くハンディフォンなどを弄ぶわけだ。

準特急列車は新宿を出発すると一路西進し、明大前駅、調布駅、府中駅と停車し、その都度大量の乗客をどっばぁーと吐き出していく。

府中駅に到着したおりには、七割になんなんとする乗客が降車し、一気に視界が開け、あまつさえ、ちらほらと空席が目立つようになるのである。

そこで、開けた視界の中にミニスカートの妙齢なる若い美女でも発見しようものならばあなた、私の助平係数が一気に上昇することをちょっとお知らせしておく。

いや。かかる記述では、偶発的に扇情的な衣装をまとった妙齢の若い女性を目に留めたように誤解されるかもしれぬ。

私の場合、せわしなく周囲をキョロキョロと見廻し、積極的に発見に努めることもやぶさかではない旨、告白しておこう。

しかしながら、昨夜はそれどころではなかったのだ。

乗客の七割が降車し、見通しがよくなった車内に残された驚愕の物体……。

それは……。

なんとなんと、綺麗に揃えられた女性ものの、白い厚底パンプスだったのである。

これが、おのろかずにおりゃりょか。ちゅやっちゃろ。

片方とちゃうデ。一足やデ。

それ履いてたしと、どこいったん?

裸足で、てってくてってくあるっていったワケ?

これはまさに、人間消失事件としか思えぬ。

果たしてこの事件の全貌が明らかになる日はくるのだろうか。