もう店頭にならんどうやないかあい。

ちゅうことで、購入してまいりました。

ほかでもない、シガレットの未来形、『KOOLエスケープ・バリ・サンセット』です。

クールエスケープ

メリケン製、十四本入り三百円。

T5mg、N0.4mgちゅうスペックです。

「あれ? 二種類出たはずやろ。なんでかたっぽだけなん?」

それはまあ、ワタイにもいろいろ事情っちゅやつがおまんねんけど、一番の理由は、せんにサンプルをいただいたおり、マイアミブリーズのほうは、なんとのうレモンライムかしらと見当がつきましたのですが、こっちはなんのフレーバーかよう分からんかったのでナ。

それを確認するために購入してまいりましたの。

これはどうやら、ブルーベリー味のようでっせ。

なんべんも申し上げるように、ここまでくると、もうすでに煙草とちゃいますナア。

ところであんた、横にレシートみたいな紙が置いてまっしゃろ。

これはね、サークルKサンクスでKOOLエスケープを購入しますと、漏れなくもらえるコーシーの引換券なのや。

三百円のシガレットに、百円のコーシーがついてきまんねやデ。

どうこの太っ腹たるや。

コーシーがもらえるうちに、せえだいエスケープ買わんなん。
のように美しい

(出典:ロートレアモン マルドロールの歌)

のかいナ?

実はなにを隠しましょう、『マックバレン・セブンシーズ・ロイヤルブレンド』のくそガキが、あんまし美味しくないのや。

なんでや?

眷属のレギュラーブレンドが、おもいのほか美味しくて、ちぃとばかしマックバレンを見直させていただいたんですが、残念ながらこれで帳消しやナ。

今にみてみい。ストックしとう『桃山Ⅱ』が不味かったが最期、生涯マックバレンブランドは買わんどぉ。

ちゅうことで、まだ五分の二ほど残っておりまして、ほかそかどないしょうか悩んでおりましたところ、ちょいと一計を思いつきましたの。

これなんですけどね。


シュールリアリズムブレンド

こりゃなんじゃろかちゅうと、『トーベンダンスク・オリエント』を混ぜてみましたのや。

あんまし、ダニッシュ(アロマ・スイート)系にオリエント葉は混ざらんでナ。

標題にありますとおり、かなりシュールリアリスティックなブレンドとなりました。

ビッツラするほど美味しくなったわけではございませんが、まあ『マックバレン・セブンシーズ・ロイヤルブレンド』単独で吸うよかましでっしゃろ。

これでなんとか、最後まで消費できるかナ。

こいだけはいうときまっけど、まっとうな愛煙家は真似せんほうがよろしいデ。


決算月JT狂い咲き新製品のふたつめをご紹介しときまひょ。

ちゃびん

『キャビン・ゴールドワイルド』

キングサイズ二十本入り四百四十円。

T8mg、N0.7mgちゅうスペックです。

これも、新発売キャムペインちゅうことで、ライターがオマケでついております。

ただ、おされなことはおされなんですが、キャスター・ゴールドシルクと違いまして、ガス注入式ではなく使い捨てのやっちゃ。

しかも、電子着火式やのうて、古きよきフリント形式じゃ。

この扱いの違いはなんなん?

味ですが、ひとことで申しますと香ばしさ爆発や。

けど、ちょっと香料使いすぎの感がおますナ。

あとくちに、バーレーのイガイガより、妙な甘みが強く残りまんの。

ちょうど、微糖と書いとうくせに、にちゃにちゃ甘い深煎り缶コーヒーみたいなもんやナ。

もそっと香料抑え目にしてほしかりましたワ、個人的には。はい。

ただね、メリケン製のアメリカンブレンド数あれど、バーレーを香ばしく処理しとう銘柄は見当たりまへん。

そういった意味で、キャビンちゅうのは個性爆発のシガレットなんや。

え?

「『アメリカンブレンド』ちゅうのが、実はいまいちよう分からん」

実はワタイも完全に分かっとうわけではのうて、中途半端な知識をしけらかすんですけど、ようは、火力乾燥のヴァージニア葉と、空気乾燥のバーレー葉を混ぜて、ちょっとフレーバー(ほとんどバニラ)をつけたやつで、シガレットのデ・ファクト・スタンダードなのや。

ラークにケントにマールボロちゅう、メリケン勢メジャー銘柄はでえんぶアメリカンブレンドです。

それぞれ、バーレー葉の喉ちんこへのキック、イガイガは多かれ少なかれ感じますが、香ばしいのはちょっとないナ。

と書いておりまして、香ばしさを感じた銘柄が、以前いっこだけあったのを思い出しましたデ。

それは、ブルガリア製の『タバキエーラ』ちゅうやつですワ。

テキはね、世にも珍しいバーレー種のみのシガレットやったのや。今から考えると。

ヴァージニア葉なしのシガレットて、想像でけまっかあんた。

しかも、ノンフレーバーやデ。

材木燃やかして吸うとうみたい。

ありえへんやろ。作ったやつ、アタマおかしいのとちがう?

案の定、あっちゅう間ァに、市場から消え去りましたけど。

ま。日本では受け入れられまいて。




感想文を読んでから、いっちょ検討しょうか。

ちゅうかたが、このしろい世間にゃおられるやもしれません。

先月末に買い求めましたるピックス・シガーラウンジですけど、いよいよ吸うてみましたので、ちょっとリポウツしとこか思いましてナ。

まず、モノがどんなカッコしとるんかちゅうのをお見せいたします。

この写真をご覧ください。

PICS1

大きさの見当をつけていただくために、シガレットと一緒に並べております。

めっさ、こんまいです。

まさに、練炭のミニチュアやナ。

「こんなん、じきに燃えカスになってまうワ」と思いまっしゃろ。ところが・・・・・・。

そのとおりれんねん。

さすがに刻みみたく、一回分が二、三服で終わってまうちゅうことないんですが、やはり吸うたあと、物足りなさを感じてしまいますワ。

こころゆくまで吸おう思うたらね、一回でふたあつみっついかんなん。

コストパフォーマンスが悪すぎま。

こんなん常喫煙草に指定でけるのは、ワタイらとは縁遠い、ブゥル・ジョワテキな人だけですワ。

この事実をナ、購入を決定する参考にしとくんなはれ。

ではみなさんごきげんよう。

え?

「肝心の味についてのレポートがないですけど」

ホンマや。

まずね、着火後二、三服は、キース・ジャパンクラッシクのような、お香っぽい味と香りがします。

それがなくなりますと、ベルギー王国製刻み(厳密にいうと刻みではなく極細シャグ)『宝船』のような、油っぽい、バタ臭い味に変わり、最後まで続きます。ほんであとくちは『小粋』という、かなりケッタイな喫味でんナ。

ワタイの場合、煙管を使いましたのですが、火皿がラッパ状にしろがっているため、ミニ練炭はすわりが悪いです。


いっきょいよく息を吐きすぎると火皿の中で踊るので、外に飛び出さんか、ハラハラしますワ。

ストレスなく吸いたいなれば、専用パイプをお買い求めになられたほうがよろしいが、なんべんも言うように、常喫にしてええ価格設定やないさかいね。

煙管で十分ちゃいますかナア。

煙管を持ってらっしゃらんかたは、専用パイプの購入を検討なさってもええと思いますが、高いんでナ(並と特上がございまして、並は一千八百九十円、特上はなんと、一万二千九百六十円もします)。

形状からして、のちのち刻みを吸うおりには使いにくそうなんで、まったくの無駄金になってまうおそれあります。

『小粋煙管』(税込み八百二十円)あたりを買い求めはったらどないでっしゃろかしら。


煙草と違いますワ。

ちゅうことで、ボツボツ店頭に姿を現す予定となっとう、例のヤツのハナシなんです。

発売に先駆けて、サンプルをいただいてまいりました。

KOOL新製品

左の一本:クール ・エスケープ・バリ・サンセット・5・ボックス
右の二本:クール ・エスケープ・マイアミ・ブリーズ・5・ボックス


ですナ。多分。

「多分てどういうことやねん、多分って?」

せやかて、箱からシュッシューと抜いてきたんやモン。

そんおりは覚えてたけど、一晩寝りゃあ忘れるわナ。

けど、ボックスの色あいやみなから推測するに、多分間違いない思います。

解像度の悪い写真でもお分かりと思いまっけど、フィルターの真ん中あたりに、マークがついとうやろ。

もちろん、『プチュッと潰せばなんとかカプセル』の位置を表しとうのや。

これを見てワタイは思いました。

「もしかして、ハイブリッドかしらね?」

とナ。

ところがですな、いずれも火ィ点けたとたん、ひいひいゆわんなんほどの強烈なハッカ攻撃が、ワタイに襲いかかってまいりましたのや。

さすがはメンソールシガレットのパイオニア、KOOLブランドだけのことはおま。

パイオニアの沽券にかけて、吸うニンゲンをば、とことんひいひいゆわさな気がすまんのです。

ここでワタイの背筋がさぶうなりました。

「普通の状態で、これほどハッカハッカしとうのに、カプセル潰したらどうなんの? ベロの味蕾が、全部プチュッと弾けてまうんちゃう?」

そう考えつつ、おっかなびっくしカプセルを噛み潰しますと、なななんと。

別のフレーバーが出現しましたのや。

マイアミ・ブリーズはレモンライム。バリ・サンセットは、うーんと。よう分かりまへんでした。

最初に吸うたのがバリ・サンセットやったので、あまりにビッツラして、のんびり味を分析するしまがなかってん。

ワタイの場合、メンソールシガレット分野に深く精通しとうワケやおまへんので、すでにフレーバーカプセルが仕込まれた銘柄があるのかもしれまへんけど、とにかくおのろきましたデあんた。

そして、思わず夜空に向かって叫びましたのや。

「こ。こんなん、煙草とちゃいますわあい!」

おういシガレットよ。どこへ行こうとしたはるんでっか?