煙草の名産地

なかよしこよし

煙草の名産地♪

(出典:スイカの名産地)


ちゅうことでございましてからに、本年度より『歳末年忘れ忘年葉巻』ちゅう新イベントを導入しょうかと考えたのです。

「なんやねんそれ。どうでもええけど『年忘れ忘年』って。言葉がダブついとうがナ。アンタほんまに文筆業者の端くれか?」

ほっといてんか。ワザとに決まっとうやないかあい。

とにかくやね、大晦日、迎春の準備万端整ったのち、ゆったりした気分で葉巻をくゆらせてでんナ、ケブリと共に百八つのボンノを体外に放出しょうちゅうハラなのや。

「またしょうもないこと思いつきよったなこのガキゃ」

当然のことながら、ストックの使い回しやのうて、『新春ことほぎ葉巻』と同様、特別に誂えた葉巻でないとならんねんこれが。

で、検討に検討を重ねた結果、これにしましたの。

ティアモ・ホンジュラス

『ティアモ・ワールドセレクション・コロナ・ホンジュラス』

メキシコ製。五百二十円です。

製品名に『コロナ』てついてますけど、全長114mmしかないので、ハーフコロナ、もしくはプチコロナやナ。

「値段はいちいち書いてもらわいでも分かるワ。あんたな、写真撮るおり、値札ぐらいはずしといたほうがええのと違うか?」

すまぬ。

この『ティアモ・ワールドセレクション』には、そらまあいろんな種類がございまして、どれにするか迷いました。

最後はメキシコ(『メキシコ産ネグロ・サンアンドレ』ちゅう、聞いたことないけど、さも美味しいそうな葉が使われている)と、今回購入したやつと、二つに絞られたんですけど、結果的にこのホンジュラスのやつに使われてる、ハバナシードのコロヨ(コロホと表記しとうとこもある)を試したかったので、こっちにしましたのや。

ところでね。

こっから冒頭の替え歌にハナシがリンクしてきますの。

シガーの葉っぱには、いろんな種類がおますわナ。

思いつくまま列挙してみまひょか。

・ハバナ(キューバ)
・ニカラグア
・ホンジュラス
・ドミニカ
・エクアドル
・ブラジル


なかなかワールドワイドであることよと、薄ボンヤリ考えていたのですが、地図をよう見ますと、でえんぶ南北アメリカ大陸を分けるカリブ海周辺諸国ばっかしやんけ。

めっちゃせばこい地域に集中してくさるねんデ。

おそらく気候的に、ええ煙草の葉が育つんでっしゃろけど。

ぶっちゃけ、おんなじ産地ちゅうてもええのと違うカイ?


ナチュラルチョイスさんからコメントをいただきまして、つらつらコメント返しを書いておりましたら、えろう長くなってしまいましたので、記事にして一日分稼ぐことにしましたの。

まず、不勉強にも(煙草のことべんきょしたってしょうないんですが)『アレックス』てなシガレットは吸うたことないです。

吸うたことないので、気になってウェッブでググってみました。

吸うたことはないですが、尖がったケッタイなCMは視たような記憶ありますぞ。

なあるほど。

ナチュラルチョイスさんは、こっちゃ系の青年であられたのですナア。

先日の日誌では詳しゅう書かんかったのですが、『チェリー』の復活を熱望しておりまして、それには歴とした理由がおまんの。

ワタイが三十手前のころ、一緒に仕事していた元請けシステム開発会社に所属する開発リーダーのかたが、若くして心不全でお亡くなりになりました。

いまから思えば、過労死でっせ。

ワタイなんぞ、そのかたをかなり尊敬してたモンでやっさかい、お通夜の帰り、電車の中でボロボロなびだが止まらんようになってしまいまして。はい。

そのかたが吸うてらっしゃったのが『チェリー』なんですナア。

『チェリー』の名ァを聞くと、自動的にそのかたを思い出します。

悪夢の煙草大増税で、喫煙ごくどの道へ踏み込んだワタイは、生まれて初めてシガレットの味が分かるようになりまして、我が国で流通してるめぼしい銘柄をもっぺん吸い直してみるちゅうことをやりました。

ほんでいよいよ、思い出の詰まった『チェリー』をいてみたろと考えてた矢先、東日本大震災そして廃止銘柄入りとなってしもたのや。

痛恨の失態とは、まさにこのことでっせ。

どうかどうかJTにおいて意思決定権を持たれている偉いさん。

数量/期間限定でもよろしいさかい、『チェリー』を復活させてください。

ホンマ頼んますワ。




『ジョン・コットン』のリバイバルが話題になっとるようです。

『ジョン・コットン』は、『バルカン・ソブラニー』と並ぶオリエンタル・ラタキア系の伝説の名品として名高いようや。

当然のことながら、パイプ煙草歴たった五年そこいらのワタイなんぞ、見たことも吸うたこともないけどね。

関係ないワそんなん。

海外通販サイトでも超速で売り切れになっとうし。

売り切れでのうても、買うじぇじぇこないし。

別に欲しいことないし。

「ちょっと待ってくれますか。興味ないんやったらなんで出てきたん? この話題」

そこやがナ。

我が国でもね、廃止銘柄をリバイバルさせたらオモロイのにナと考えたんです。

もちろん我が国ではパイプ煙草やのうて、シガレットになるんですけど。

まずリバイバルしてもらいたいのは、『チェリー』です。

せんの東日本大震災のおり、ひっそりと姿を消した名品や。

あとそうですナ。

『峰』『エプソン』『サムタイム』『ジャスト』

イロモノ系で、

『プロムナード』『シャンパーニュ』

なんぞは、出たら買うてみる思います。

歌や音楽、映画とまではいかんでも、シガレットにも、その当時の思い出をほのかに喚起させるチカラがおまっさかい。

自分が好んでた銘柄でなくとも、家族とか恋人とか、世話になった人とかが吸うてた銘柄なんかもあるやろ。

あんたはんは、どの銘柄に復活してもらいたいでっか?




今深い悲しみにうちししがれとうねん。

それと申しますのも、先日ご紹介した『ハーベスト・スーパースリム・オリジナル』をば、十五本程度残しておっことしてしもたからなのや。

たんまあにやらかしまんのやこれがナ。

ワタイのバヤイ、ワイシャツの胸ポッケに、アホみたいな顔してスマアホフォンとシガレットを入れることが多いんですの。

ぶっちゃけきっちきちやナ。

スマアホフォンを取り出したおりに、摩擦の原理でシガレットも一緒に出てくるんですが、指で掴んでないもんやさかい、重力の法則に従って落下するワケや。

シガレットのいれもんなんぞ軽くてやらこいさかい、地面に落ちてもなんの音もしいひんやろ。

気づかんとそのままシューと行ってまうワケや。

まあ、落としてしもたモンはしゃあない。

よしんば警察に届けても、

「はぁあ? 煙草落としたぁ。なん百カートン? なんやて。たったのしと箱。しかも吸いさし! あんたなあ、そんなん拾うても誰が交番へ届けるねん。おちょくっとんのかコラ。もうさっさといに。わしはわしで忙しいんやさかい」

ちゅうて叱られるのがオチです。

ここはあれですナ。

運よく拾得した人に吸うてもろて、気に入ってもろて、リピートしてもろたらええとせにゃならん。

それが煙草業界の発展に繋がれば報われるちゅうモンやろ。

「えらいニンゲンがでけてきたんやナ」

冗談やないデ。

そう考えんと、腹の虫が治まらへんやろ。

どうせあれやで。

「あっ。煙草落ちとうワ。お。まだぎょうさん残ってるやないか。しめしめ。落としたヤツ、とことんアホやな」

ちゅうて、我が世の春を謳歌しとうねんデ。

ああ腹立つ。ああムカつく。ああ業が煮える。

拾うたガキ、七代先まで呪われりゃええねん。
ヤバイかもしれまへん。

これなんですけど。

ハーベスト・オリジナル

『ハーベスト・スーパースリム・オリジナル』

独逸帝国製。二十本入り、三百五十円です。

せんだってあんた、同シリーズのヴァニラを酷評させていただきましたやろ。

この記事なんですけどね。

実はあの記事書いたのは、二、三本吸うてじきでして、そのあと、存外に気に入ってしもたのです。

けど酷評した手前、「やっぱ美味しいかったワ。しゃあさかい、前回の記事はウソです。をほほ」ともいえず、シランプリしてたんですナ。

喫煙ごくどの股間に関わるちゅやっちゃ。

「股間やのうて、沽券やナ」

せや。

で、ほかに出ているヴァリエイ・ションテキも買うてみたろ思うたのですが、なんと赤坂見附のプラセールはんにおきまして、とことん品切れになってしもてまして、どんより沈んだ気持ちが続く日々をおくっておったのです。

それもそのはっぢゃ。

プラセールはんにおいて、いっぱつで売り切れになったのは、先行販売分やったんですワ。

なあるほど。

なんぼなんでも、品薄になるカテゴリーの煙草とちゃうモンね。

正式な販売開始時期は十二月下旬。即ち今頃やったワケや。

先日、リビングショップあんどはんを訪れたおり、三種類(ヴァニラ、チェリー、ほんで今回買い求めたオリジナル)とも、どどーんと入荷してましたので、チェリーはまあ、そんな味かしらと勝手に決めつけ、オリジナルを連れて帰ってきましたの。

で、冒頭の如く衝撃を受けた次第なのや。

この『ハーベスト・スーパースリム・オリジナル』は美味しいです。

さすがに「煙草の味だけで勝負!」ちゅうワケにはまいらず、ほん微妙に着香着味を施してあると踏みましたが、同ヴァニラみたいなビタビタ感はなく、上品な口当たりの中に、葉巻の香ばしげな荒々しさも垣間見えるちゅう、大層素敵な喫味に仕上がっとりま。

カテゴリー的にはリトルシガーですけど、シガレットとしても、その辺のアメリカンブレンドに遅れはとりまへんデ。

「リトルシガーをシガレットと比べるのはどうなん?」

そんなことゆうけどあんた、暗黒系なんぞあんた、ぶっちゃけ葉巻を切り刻んだようなモンやのに、立派にシガレットとして流通しとるやんけ。

『ボヘーム』シリーズなんぞも、葉巻とシガレットのハイブリッドやけど、カテゴリー的にはシガレットやデ。

とにかく、かかるハイレベルな喫煙物体が、二十本入りでたったの三百五十円ちゅうのは、ちょっとマジとにかくヤバイ。


ヤバイちゃんちゃこや。