やっぱリキッドですナ。
しかしながら、ワタイのバヤイ、リキッドのレビューてな恐れ多いこと、イッセツ考えてまへんのや。
なぜなれば、そもそもレビューできるほど種類を吸引してないからやね。
その上、ニコチンベース液を混ぜりこちゃんちゃこしてまうさかい、リキッド本来の味なんぞ、さぁっぱ分からんのです。
かかる状況ではレビューなんぞ不可能やろ。
ただこのリキッドだけは、どうしてもみなさんにご紹介しとかんなん思いまして、こなして出張ってきた次第なんです。
それがこれですのや。
『HILIQ タバコゴールド』
30㎖で、一千四百円ぐらいやったと思います。
HILIQは、ご案内のとおり中国のリキッドメーカーでございまして、ニコリキ購入目的で多くのしとが利用する、まさに有名どころなのですが、このタバコゴールドは、プレミアムリキッドの名のもと、日本国内限定販売ですのや。
なんでそないなシステムになっとうかは、よう知りまへんけど。
日本国内限定販売ですので、当然ニコチンは混入してまへん。
実はこのリキッド、めちゃくちゃ評判が高うて、ずうっと気になってたんです。
「こほりゃ美味い。再現度バツグンや」
ちゅうてね。
そもそもワタイのバヤイ、「VAPPEのリキッドで、燃焼系煙草の味が再現できるはずないワ。その証拠に、これまで吸うてきた煙草味を謳うリキッドが煙草味やった試しあれへんよって。よしんば再現でけたとして、そのリキッドにはホンマモンのニコチンとタールが入っとうに相違ごんざりまへん」と信じてまっさかいね。
そない思いつつ、おっかなびっくしこの『タバコ・ゴルテキ』を吸引したワタイは、あまりの衝撃に、その場で二メートルほど飛び上がり、いっきょい余って、てんじょ板に激突してしまいましたのや。
ああ痛かった。
「じじじじ実装者はん、そそそそそないに、煙草味のささささ再現度が高かったんでっか? わわわわワイも買お。いやちょっと待って、その前にVAPE本体買わなどんならん!」
ちょっと落ち着きなはれ、あんた。
実は、燃焼系煙草の再現度については、ちょっとも高いことおまへん。
ヴァージニア葉の甘味とか、バーレイ葉のほろ苦さ及び喉チンポキックとか、オリエント葉の金属的酸味とか、暗黒煙草の破壊的甘味とか、イッセツあらへんが。
ところがですナ。
ここがポイントなんですけれども、
「『ハーフスワレ』としての再現度がチョー高い」
のや。
『DRUM』に代表されるところの阿蘭陀系シャグに欠かせない、ダークケンタッキーキャベンディッシュ味ですナ。
ホンマ、ビッツラしてしまいました。
当然ニコチンベース液を添加し、リアル煙草に近い形状の機種でいただかんと、ひつれいに当たる逸品とゆえまひょうな。